鄙びた山間寒村にしては大きな境内を持つ立派な神社、東笠取清瀧宮(せいりゅうぐう)の紹介です。
東笠取は宇治市の東部、大津市と境を接する岩間山西側山裾にあり、宇治市街からは隔絶された様な鄙びた山間集落。
そんな東笠取から西笠取に抜ける林道の峠付近に清瀧宮参道があり朱塗の鳥居が建って居る。
境内はそこそこの広さがあり、参道を突当ってひだり奥に石垣積みで一段高い本殿、本殿正面には拝殿、右手には社務所。
僕は拝殿だと思っているのだが神楽殿と呼ぶ人も居てどうなんだかと思ったり・・・これが神楽殿だとしたら拝殿は無い。
笠取の地は往時、西国第十一番上醍醐寺領であり、上醍醐寺の「清瀧宮」を勧請したらしい。
小さな集落がこの神社を維持して行くのは大変だろう思う・・・・こんなところは一杯あるけど。
撮影2015.8.11