愛しきものたち

石仏、民家街並み、勧請縄、棚田景観、寺社、旧跡などが中心です。

名張市 滝之原墓地参道の石仏

2014年11月20日 | 石仏:三重

この地域では良く見かけるローカル色豊かな石仏さん。

名張市東部、桔梗が丘団地と鈴蘭台団地に挟まれ、すっかり取り残されたように昔日の景観をよく残す滝の原・・・

そんな地区の中央部、龍性院裏山にある墓地参道に地域の特徴豊かな石仏二体がたって居る。

二体共に良く似た大きさの舟形自然石表面を平に整え方形を彫り沈め中に石仏を彫りだしている。

向かって右側には阿弥陀と地蔵の双体仏・・・・簡略化、変形化がが可能な限り進んで極端にデフォルメされて居るのが面白い。

傍らの五輪塔と合掌地蔵のコラボ石仏??

まるで素人彫り、幼児が描いた絵のような印象が残ります。

名張地域では良く見かける像容ですが・・・一時期のただ一人の仕事なのだろうか??

あまりに強すぎる個性です。

撮影2012.6.24