愛しきものたち

石仏、民家街並み、勧請縄、棚田景観、寺社、旧跡などが中心です。

京都宇治市、笠取(かさとり)の棚田

2010年09月07日 | 棚田景観

笠取は宇治市東方の山中、滋賀県との県境に接していて最近でこそ京滋バイパスが通じインターチェンジも有り便利には成っていますが、それまでは山深く辺境の小さな鄙びた集落でした。


特に東笠取は西国三十三ヶ所 霊場で名高い岩間寺の山懐に在って、戸数約10戸ばかしの棚田に囲まれた小さな集落です。


僕の住まいから東笠取には宇治田原経由、県境を越え大津市大石に入り京滋バイパス、南郷IC付近から石山内畑町を抜けまた京都府へと戻り東笠取の集落へと入る。


それはもう完全な生活道路で余所者は怪訝な目で見られてしまいそう??。




岩間寺の山裾に有る棚田




岩間寺への参詣道の通る棚田は耕作放棄田が目立つ。





棚田中段に有る称名寺付近から・・・




真夏の畦刈りは収穫の前準備かな??



 見上げて見ると棚田の最奥に民家が一軒




上の棚田の対面に有る棚田。




ここでも棚田の最奥に民家が一軒



 東笠取から西笠取へは西方へうねうね続く山道を一山越えて車で約10分弱、峠を越え西笠取へと入る寸前、奥出にも小さいながら棚田が有る。


 





ここでも最奥に民家が一軒、それぞれに立派な民家。




西笠取で見た民家、どうも人の生活している様子がなさそう・・・。


撮影2010.8.7