此処の棚田には田植え直後の六月初旬とついこの前の7月21日、ここでは両方の画像共にUPしておこうと思います。
奈良県御所市からR 308号線で一気に金剛山系の山を越えると、もうそこは大阪府で唯一の村、千早赤阪の鄙びた風景の広がる里山,水越トンネルを越した辺りから谷川越しに小さな棚田も見え隠れする。
千早赤阪村は、大阪府の南東部に位置し、大阪府内最高峰の金剛山や、南北朝時代の武将楠木正成の生誕地として多くの史跡など、自然と歴史に恵まれた村です。
村に入るとあちこちで棚田風景が見え隠れするようになるが、村役場近く、千早赤阪中学の裏手一帯に広がる下赤坂の棚田がとりわけその規模でも景観でもすばらしい。
この棚田への進入口は赤坂中学校の校舎を突き抜け裏手に回る事になるので,これで良いのかとちょっと妙な感じもしないではない。
裏手に回ると大きな駐車場も用意されていて一帯が展望台に成り、横手にはあの楠木正成ゆかりの「下赤阪城趾」の石碑がたたずんでいる。
上の写真は全てこのあたりです。
勿論「日本の棚田百選」にも選定されていて面積7.4ha、250枚の棚田があり、42戸の農家が耕作に従事しているようですが、比較的転作や耕作放棄も少なく懐かしい日本の景観が楽しめる。
この辺りの棚田です。
この辺りの棚田です。
他方、翻って別の耕作道からの景観もまた素晴らしく、のんびり歩いて帰途に着くのも良い。
この辺りの棚田です。
矢鱈と画像ばかりが多くなってしまったような・・・・・。
撮影2009.6.7・・2010.7.20