この棚田の在る毛原地区は京都府の北部、現在では福知山市の一部と成っているが、あの酒呑童子で有名な旧大江町の大江山の南裾に広がる棚田です。
大江町の中心より県道9号線で北進すること約20分、毛原は10戸余りのドン突き集落、これ以上奥に集落はありません。
棚田は高低差約100メートルの斜面にその数約600枚と云われていますがとてもそこまでは無いような気がします。
残念ながら此処も高齢化のためか耕作放棄田や畑作に転作された棚田もあちこちで見られます。
NET で検索すると萱葺き屋根の民家が点在してると言う事ですが今ではたった一軒のみに成ってしまったようです。
静かな静かな物音一つ聞こえない鄙びた里山、京都では丹後半島、袖志の棚田についで2箇所目の「棚田100選」に選ばれています。
タンポポと早苗のコラボレーション、しかしこんな山奥の地でも西洋タンポポ・・・・・。
集落辻の化粧地蔵さん、近畿の一部地域では良く見かけるものです。
撮影2010.5.29