近頃、茅葺き民家そのものが珍しいのに、この茅葺き民家は竈か囲炉裏でも使っているのか?両破風板より煙が出ていて生活感が生で感じられる。
田歌、由良川左岸、山肌斜面軒を並べる上段に集落を見下ろすように建っている。
以前は物置小屋も茅葺きだったようだが銀色のトタンが懸けられている。
深い葺き下ろしの茅葺き屋根はいかにも冬場の雪の多さを、厳しい山間集落の暮らしを語っているように思えます。
撮影2015.11.19
近頃、茅葺き民家そのものが珍しいのに、この茅葺き民家は竈か囲炉裏でも使っているのか?両破風板より煙が出ていて生活感が生で感じられる。
田歌、由良川左岸、山肌斜面軒を並べる上段に集落を見下ろすように建っている。
以前は物置小屋も茅葺きだったようだが銀色のトタンが懸けられている。
深い葺き下ろしの茅葺き屋根はいかにも冬場の雪の多さを、厳しい山間集落の暮らしを語っているように思えます。
撮影2015.11.19
美山町最奥の田歌の田圃に囲まれるようにポツンと建っていた茅葺き民家。
茅葺き北山型入母屋造り、妻側に突き出した下屋を持つが他の三方は深い葺き下ろしに成っている。
道路側から見ると水田の畦が茅葺き屋根を少し隠している。
日陰側は少し苔を纏って居るが、まだまだこのままでもしばらくは持ちそう・・・
しかしこの茅葺き民家にも温もりを感じさせるものは見いだせない。
撮影2015.11.19
京北町経由で美山に入る国道162号線脇に見かけた茅葺き民家。
しかし、既に周りは荒れ果て温もりの無い茅葺き古民家
大自然の懐に身を委ねるように、ただただ立ち尽くして朽ち果てるのを待って居るかのよう・・・
まだ今なら何とか間に合いそうな気もするけどなあ??
撮影2015.11.19
由良川沿いに走る府道38号線、美山町最奥の田歌で見かけた茅葺き民家。
深い山を背に建つ数軒の小さな集落・・・・この集落ではこの家と道路を挟んでもう一軒が茅葺き屋根でした。
やっぱり北山型の入母屋造り、平入の庭先には車が3台こちらを向いて停まっています。
とにかくこれだけ鄙びた田舎だと車は足がわり、どうしても1人に1台・・・
撮影2015.11.19
桂川上流域、ひとつの源流である小塩川沿いに伸びる府道370線で見かけた大きい茅葺き民家。
杉山斜面を背に、その裾野に石垣を積み一部に白壁土塀を巡らし、何棟にも及ぶ大きな屋敷を構えている。
中央には大きな北山型入母屋茅葺き屋根の母屋、向かって右脇に白壁土蔵・・・・
大きなウマギを載せた棟終いに、朱色を使った破風板が映える。
反対妻側には農作業小屋や物置が建ち並び上級農家であることを窺わせる佇まいです。
破風板飾りの懸魚も大きく立派・・・屋根もそろそろ葺き替えどきが近づいてる様ですが多分この家なら立派に葺き替えてくれる事だろう。
撮影2015.11.19
桂川沿いに走る府道477号線、 常照皇寺近くで見かけた茅葺き民家。
元は付近の庄屋屋敷だったのだろうか??山裾の大きな敷地に大きな北山型入母屋造りの茅葺き屋根と白壁土蔵が並び建っている。
一見したところ生活感が乏しい割には良く整えられ、よく見るとどこかの団体研修施設だった・・
余りに手間と資金を贅沢に注込んで居る。
付近を見渡すと懐かしい山里野匂いがする佇まいに満たされて居る。
撮影2015.11.19
桂川上流域に沿うように走る国道477号線脇で見かけた茅葺き民家。
細い谷沿いに道路を挟んで10軒足らずの小さな集落・・・
谷沿い集落らしくどの家も石垣を積み、屋敷を構えている。
元々この集落も全ての民家が茅葺き屋根で有ったのだろう・・・現在もほとんどが覆懸け家
京都市の片隅、鄙びた山里に残された北山形入母屋造りの葺き下ろし茅葺き民家・・・山里に良く似合います。
撮影2015.11.19
前回に同じく府道38号線沿いに残っていた茅葺き民家。
建物はそう古くなくまだ昭和期に建てられたものだろうか??
化粧瓦の下屋に北山型入母屋造りの茅葺き屋根を載せて居る。
屋根は良く手入れされ生活感がこれほど漲る茅葺き民家もまた珍しい。
撮影2015.11.19
府道38号線、広河原の一番南寄り、杓子屋町にある萱葺き民家。
惟喬親王のお手植えと伝えられている「カキツバタ」の花を1100年間も守り通した子孫「杜若家」の茅葺き民家。
それ程の格式高い建物には見えず・・・北山形入母屋造りの葺き下ろし茅葺き屋根・・・一部下屋は改造され、庇が設けられたりしている。
家の前庭には杜若池を構え、中央に惟喬親王が勧請されたと言う弁財天が祀られ、今もその季節になると1100年も守られ続けた「カキツバタ」の花が咲くという
撮影2015.11.19
府道38号線、広河原で見かけた茅葺き民家。
この地を訪れたのは去年11月の下旬、木枯らし1号が北山の山里を通り抜ける頃・・・
北山型入母屋造りの茅葺き民家、棧瓦葺き庇に木枠を造り付け雪囲いの準備をしている。
京都市もこのあたりまで山奥に入ってくると北国並みの冬支度が居るものなんだと感心してしまう。
このあたり、民家は極端に少なかった。
撮影2015.11.19
先日の茅葺き民家に並び建つもう一軒・・・
やっぱり家の前には北山友禅菊畑・・・もう一軒横並びに見える「覆い懸家」も、暫く以前は同じように茅葺き屋根だったはず。
この地域では稲架木は毎年建て替えることのない経年稲架木・・・やっぱりそれだけ頑丈そう。
隣家と同じく茅葺き入母屋造り、大きな屋敷に別棟の農作業小屋。
下屋は改造されて居るのだろう??結構イレギュラーな棧瓦葺きに成っている
撮影2015.11.19
北山友禅菊が咲く茅葺き民家として「知人ぞ知る」茅葺き民家が二軒並んで日本の原風景を残しています。
勿論そのことは以前から知ってはいたが、その時期に合わせず、まだいくらかでも残っているかと思ったが、無残にも後の祭り・・・
他の人達の画像を見てると確かに心打たれる日には違い無いけど・・・薄紫の花は無くても充分に僕を満足させてくれる茅葺き民家には違いない。
ちょっと変わった破風飾りを付け、破風板に懸魚を設けているのが嬉しい。
旧い家なのだろう四脚門まで続く道には辻の地蔵堂があり、背後にもう一軒野茅葺き民家が・・・
屋根はもう随分痩せこけているがこの風情いつまで持ち応えてくれるのだろう??
いつまでもと願わずには居られない。
撮影2015.11.19
国道367号線、通称鯖街道より安曇川を渡り滋賀県道、府道110号線を経由して久多の中心部だと思われるところで立派な茅葺き民家を見付けた。
恐らくは普段あまり人も訪れることもないはるか山奥の山間僻地・・・三々五々こうした懐かしい佇まいに出会える山里。
入母屋茅葺き屋根の大きな建物・・・脇には役目を終えたであろう・・・絵に描いたような土蔵が物憂げに立ち尽くす。
この民家は民宿を営んでいるようだが・・・僕が訪れた秋の終わり・・・それでも2台の車が停まっていた。
柱や木部は滋賀に近いからかベンガラ仕用・・・しかし屋根は痩せこけ既にアバラも見える状態・・・よく見ると玄関先も荒れている。
もう民宿の役目も終えて朽ちるのを待って居るのだろうか??
撮影2015.11.19
美山で「かやぶきの里」として唯一観光地化している北村集落。
ここにはもう何度となく足を運んで居るので今回はちょっと遠目に撮影しただけ・・・
僕が最初にこの地をおとづれたのは、もう10年以上昔の事・・・
当時は古民家ブームjの先駆けだったろうか・・・集落内を歩いてもチラホラ、僕のようなもの好きが歩いていたりしたが、今のように観光バスで団体様が押し寄せてくる事はなかった。
その分一気に観光地化してしまって何となく茅葺き家屋の展示場みたいな感じ・・・
こうして遠望すると古き良き日本原風景って感じが強くするけど・・・
どこかに故意に「美しく残された感」がしない訳じゃない・・・
ありのまま放っておけばこれだけ多くの茅葺き民家が残った訳じゃないだろうから・・・
撮影2015.11.11
府道38号線かやぶきの里、北集落の隣集落に一軒だけ残って居た茅葺き民家。
下家は完全に改造されたのか??はたまた全く新しく建築された下家に茅葺き屋根を載せたのだろうか??
新しさと古い伝統的な茅葺き屋根が、妙に違和感なく落ち着いて山里の景観に溶け込んでいる。
しかし何かがちょっと違うなあと言う感は否めない。
撮影2015.11.11