プン吉 punkichi の台所★海外遠征大好きな、完全禁煙南国料理店「島結」は飛ぶ!

台所は料理するだけの場所でなくいろんなことを思う場所♪南国料理・泡盛の店「島結」からのお知らせもあるよ

AOKIさん、壮行会!

2012年05月27日 | 島結
島結カウンターズのメンバーであるAOKIさんが、現在のお仕事を辞めてアメリカ留学することになりました
転勤ではありません、自ら仕事を辞めて、人生の転機を迎えたのです

その心意気にエールを送るため、本日

「あいっ!AOKIさん留学、アメリカーね、壮行会」が開かれました

料理は島結風のナシチャンプルー(インドネシア風のごはんとおかずプレート)

タイ米とヘルシーなおかず3品、そしてAOKIさんが命名した島結メニュー「チッキンチャク」、そこにちょい辛めのさらさらしたカレーをどばっと!
AOKIさんに、もっとも島結らしいメニューを食べてもらいたかったので、イロイロ混ぜ混ぜの「チャンプルー」になりました

アメリカ、ノースカロライナ州では、きっとこういうものは気軽には食べられないでしょう!

今日は偶然来店した、島結のアイドル「いーちゃん」もAOKIさんにエールを送ってくれました
「お嫁さんになってあげる」
エーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?

これはスゴイ!
島結始まって以来の年の差カップル?
しかも遠距離恋愛?

というのは冗談ですが、AOKIさんは、純粋な少女のお眼鏡にかなうような素敵な人ということです

イイ男を異国に流出させるのは忍びないですが、仕方ありません…
AOKIさん、頑張れ!そして島結のこと忘れないですね~

将来起業するときは、島結カウンターズも雇ってください(笑)

Kスケくん、カメラマンお疲れ様でした
プリントアウト、ご面倒でもよろしくお願いいたします

屋久島に「島結」

2012年05月16日 | 島結
島結の名前の由来は前にもお話したかもしれませんが

私たちはもともと美しい海や、豊かで鮮やかな色彩が素晴らしい沖縄が大好き
そして以前バリ島でお店を経営し、生活していたこともあります
日本に戻ってから、今の片瀬江ノ島に住んでいます
加えて店主のルーツは広島県の江田島

共通点は…
「島」
なのです

島を結ぶような人生、そして心を結ぶような場所
それが「島結」になりました
この言葉は私達が作った造語で、沖縄にもともとあった言葉ではなくオリジナルなのです


さて、このたび島結に兄弟が出来ました!

レストランではありませんよぉ~

世界自然遺産の地、屋久島アウトドアガイド「島結」です

店主のいとこ夫婦が屋久島に魅せられ、そしてこの春から屋久島に移住してガイドをはじめました

詳しくは下記のサイトをご覧ください
屋久島に行きたい、屋久島ってどんなところ?
みなさんの期待にこたえるべく、ツアーガイド「ササケン」が来島をお待ちしております♪
知的イケメンですよ、いやホント!


http://www.shimayui.com/

★ロゴの3本線には、
屋久島の川や海(ブルー)
森や山(グリーン)
人の思いや思いやり(ピンク)
という意味がこめられているそうです

沖縄本土返還40年によせて

2012年05月16日 | 島結


島結のトイレの中です
お客さんが、ちょっと気分転換して自分の時間を過ごす場所です
そこに朝日新聞に掲載されていた意見広告のページを貼りました

NO!BASE (基地は要らない)
普天間基地はなくせる

と書いてあります

この間沖縄に行った時、田芋農家の宮城さんからも、読谷の漁師さんからも、基地についての話がありました
普天間の高江洲さんからは「(自分が生きているうちには)基地はなくならないよ」という言葉も…

沖縄の方々が沖縄だけに基地を押し付ける本土に怒りを感じているのはもっともなことだと思います
戦中、戦後ともに切り裂かれるような痛みを抱えながら今日まで、そしてこれからも過ごさなくてはならない
その思いを「わかっています」なんて軽々しく言うことは出来ません

この返還40年にしても、NHK以外のテレビ番組が何か報道したでしょうか?
ワイドショーでちょっとばかり取り上げただけで、芸能ネタの時間のほうが長いくらいです


日本は中央首都以外の地方は、沖縄ほどではないにせよ、いいようにされている気がします
たとえば福島などの原発がある地域
沖縄に基地があることで得る利益と同じように、原発がある地域も利益を得ています
だからいいじゃないか、そんな感じがありませんか?
でも、ひとたび事故が起これば、大変なことになるということが大震災で証明されました

これほど大きなことではなくても、地方というのは中央の政治に翻弄されながら今日を生きているのだと私は思います

大阪の橋下市長はそのあたりを正したいのだと思います
もちろん、彼の行動には極端すぎる部分もあって素直にGOGO!とは言いかねますが、中央で政治を行っている人だけが好き勝手に日本を動かしていけると思うなよ!ということなのではないでしょうか

政治色が強い「島結ブログ」になるのは本意ではないのですが、今の沖縄の現状を思うと、本土の地方も同じように自分の生まれた場所や住んでいる地域のことをもう一度見直す時ではないでしょうか?

自民党だ民主党だともめて、何も先に進まない
政治家ってなんでしょうかね?
仲間割れしてるだけ

米軍基地が沖縄に与えている影響を考えれば、くだらない内輪揉めなどいしているヒマはないはずです

トイレの中から問題提起
ちょっと失礼かもしれませんが、この小さな空間は日本そのもの
狭いところだから今を、自分を、見つめられます

沖縄の基地問題をどう考えるかは皆さんの自由です
でもそれが沖縄だけではなく、みなさんが生まれた自分の故郷のことだと思って考えていって欲しいと思います

ラクサ完売!

2012年05月14日 | カレー
週末の3日間、カレーラクサを食べにきていただきありがとうございました!

実は土曜日にほぼ完売になり、日曜日はちょっと仕込みなおしをしたという嬉しい状況でした
今回のラクサには桜海老のダシが使われています

海老の殻や頭にある味噌を使うとコクが出ますが、今回はあえて季節の桜海老を使おうと思いました
小さい海老でも、砕いてタップリ使うことでラクサ独特のざらっと感や、強い海老の香りを出すことが出来て、お客様にも

「これはすごく美味しい!」

と嬉しい言葉を頂きました!

沖縄が誇る珍味「豆腐よう」の漬け汁が、すべての味を上手にまとめてくれた気がします
これは万能調味料です
今はやりの塩麹と成分は似ていますね
泡盛が入っているから、ちょっと甘みとアルコールが強く感じるかも?ですが

ご家庭でお土産に「豆腐よう」を買ったら、その汁は捨てないでください
私のおススメは鶏肉や魚を漬け込むこと
2日くらい漬け込んで、そのままグリルで焼けば、旨味タップリ、ジューシーな焼き鳥や焼き魚ができあがります

ドレッシングにも使えるし、麻婆豆腐やホイコーローなどの中華風煮込みや炒め物にも旨味アップの調味料として力を発揮します

言っておきますが「豆腐よう」の会社から賄賂はもらっていませんよ(笑)



小銭入れ

2012年05月12日 | 島結
20年以上使っていた小銭入れに寿命が来ました
どこへ行っても気に入ったものがない
ブランド品には興味ないし…
というわけで

革製品を作っている「Atelier Nuage:coto coto http://www.ateliernuage.com/」のモモちゃんにオーダーして小銭入れを作ってもらうことにしました

そして今日、完成品を手に入れることが出来ました!



最高!!!!!

いくつかのパターンのなかから2個買いました
1個は店主用なのですが、両方私の物にしてしまおうと…(ムフフ)

ストラップがついているのがいいですね
バッグの中で行方不明にならないし、キーケースや小物入れとしても使えそう

そしてイチバン素敵なのはこのラベル



沖縄の模様、ミンサー模様です
八重山が発祥といわれている四角が五つと四角が四つ模様を交互に配して
「いつ(五つ)の世(四つ)までも末永く」
という思いがこめられている模様

以前、モモちゃんに石垣島のお土産にこの模様のスタンプをプレゼントしたのですが
こんな素敵な形で、それを生かしてくれていること、本当に嬉しかったです

モモちゃん、どうもありがとうございました☆☆☆

モモちゃんの仕事、興味がある方はここへ!
http://www.ateliernuage.com/

シンガポールラクサ

2012年05月12日 | カレー
予告ブログ書かないまま、いきなり今日から

シンガポール風カレーラクサ

やってま~す♪

5月11日(金)
5月12日(土)
5月13日(日)

今日はじめてラクサを食べる常連さん、みんなとっても気にいってくれて、私もほっとしました!
初めてのメニューを出す時はいつもドキドキです
特に日本のものではない料理のときは本当に緊張します



ラクサはマレーシアやシンガポールではとても有名な麺料理です
中華人が混血したマレー人、「ババ・ニョニャ」の代表的な料理で、中華麺や米の麺にシーフードのカレーをかけたような感じです

今回のカレーラクサ以外に、酸味が利いたアサムラクサという魚の入ったラクサもありますが、今回は多くの人がなじみやすいカレーラクサにしました

旅の味とでも言いましょうか、皆さんご存知のように私は旅が大好き
日本で食べ歩きはあまりしないですが、海外で美味しいものを見つけて、戻ってから再現し日本人(島結のお客様)の口に合うようにちょっとだけアレンジしたりもします
今回のラクサには、豆腐ようの汁(豆腐ようが漬かっているピンク色の麹のソース)を入れてみました
これが大正解!
シンガポールと沖縄の味がつながりました♪

時間を使って手に入れる世界の素晴らしい料理の味、簡単にレシピを教えてもらえるわけはないですから、通って食べながら想像して…なかなか大変です
が、とても楽しい作業
大抵は手に入らない食材があるので、代用品を探したりしますが、やっぱりちゃんと揃ったうえで自分なりのアレンジをし、それが美味しいと誉めて頂いたときは本当に嬉しいものです

今日は沢山のお客様に満足していただけで、幸せでした!

みなさん、ありがとうございます!
これからも頑張って沖縄の、世界の(島系が中心ですけど)美味しいものを皆さんに届けます♪

シーフードのカレーラクサ、海老のダシが利いてます
甲殻類アレルギーのない方、本当に美味しいです
食べに来てくださいね!


中味汁

2012年05月10日 | 島結
中味汁

沖縄のお祝い事には欠かせない、豚モツで作る「お吸い物」です
今は沖縄そば屋さんで「中味そば」なんていうのもありますが、実は首里城でも食されていた伝統的な宮廷料理なのです

モツ、というとコリコリした食感、むっちりとした脂を想像すると思いますが、中味汁は全然違います
沖縄そばのだしのような澄んだお汁と驚くほど柔らかく煮込まれたモツ
なんという洗練された味わいなんでしょう!
こんなに上品なモツ料理他にはないのでは?と思います
おろし生姜を添えて、風邪なんか吹っ飛んじゃいますよ!!




島結4年の営業で、お初のメニューとなります
明日から登場です♪
お楽しみに~

宮森三線隊といーちゃん

2012年05月05日 | 島結
今日は久しぶりに宮森音楽研究所の三線隊が島結に登場!
軽めの曲から、古典まで沢山奏でていただきました
ありがとうござます!

最近沖縄舞踊を本格的にはじめたいーちゃんも偶然来店していまして、ここにコラボが~ぁ!



三線隊の奏でる音色に合わせて、いーちゃんが舞踊を披露します
小学生になったいーちゃん、踊る姿も堂々としていてちょっと大人びて見えました

石垣などでは伝統芸能に重きを置いて、その伝承に努めていますが沖縄本島ではそうはいかないようです
子供の頃に習っても、それを伝承するところまでいける師匠にはたどりつけないというのが現状のようです
イーちゃん!内地から琉球舞踊の先生となるのは夢じゃないさぁ!


さて~ついに春だけのイチゴソースアイスクリームが完売!
明日からは
「初夏のマンゴーソース」
です!



マンゴーの果肉をできるだけ形が残るように仕上げました
アイスクリームにトッピング!
おたのしみに~♪


とある映画で考える沖縄の本土復帰

2012年05月03日 | 島結
沖縄、梅雨入りしましたね~
去年は2週間ほどで梅雨が明けてしまった記憶が…今年はどうでしょう?

今日、jacomo'sのユカちゃんと映画の話になり、リヴァー・フェニックス主演としてはとてもマイナーな映画が2人とも大好きだったということが判明!
「DOGFIGHIT(日本未公開)」

派手なハリウッド映画が好かれていた時代の作品なので日本では未公開、でも本当に素晴らしい作品なのです
不細工な女の子を連れてきて、その不細工さを競うという悪趣味な遊びが「DOGFIGHIT」なのですが、それを開催するのがアメリカ海兵隊の若い兵隊達…
この映画のなかで「明日沖縄に向かう」という台詞があります

そうなんです、1963年、沖縄経由でベトナムに出征する海兵隊員たちのストーリーなんです
主演のリヴァー・フェニックスとリリ・テイラーが素晴らしい上に、音楽がまた素敵
青春映画って言葉はもう死語かもしれないのですが、この映画は単なる甘い恋愛の話ではなくて反戦映画でもあるように思うのです

戦争に行けば命を落とさないという保証はない、そういう気持ちで生きていくしかない兵士の心を静かに描いていて好感が持てます

まもなく沖縄は本土復帰40周年を迎えます(1972年(昭和47年)5月15日に返還されました)
悲しい経験をした沖縄が、今度はベトナム戦争に兵士を送り出す拠点として存在してしていました
ベトナム戦争が終結し、その必要がなくなって本土に還されたのです
とはいえ基地は未だにあり続け、今でも沖縄から沢山の兵士達が戦地に送り込まれている事実は変わらないわけです

先日も沖縄に滞在しましたが、沖縄から基地がなくなるのは私が生きてるうちは無理かな?
そんな気がしました、だってあまりにも広大なアメリカが、沖縄を覆っているのですから

映画の話に戻ります
この映画は日本では未公開だった故かDVDにもなっていないのでビデオを探すしかない…日本で観るのはちょっと大変かもしれないですが、見つけたらぜひ観ていただきたいです

沖縄の米軍基地のその先、ほんの小さなストーリーなのですがその地味なつくりが、最後に大きく胸を打つのは、女性監督ならではの視点のなせる業なのかもしれません


田芋畑

2012年05月01日 | 島結
先日の沖縄滞在時、いつも美味しい田芋を出荷してくださる

金武町、宮城さんの「ひかり農産」

に行って来ました

金武町は沖縄県の真ん中近く、みなさんが良く知っている恩納村がある西海岸とは反対側の東海岸側になります
島結のお客様にはもうおなじみの田芋が名産で、水の綺麗なところ
宜野湾の大山地区も田芋の産地として有名ですが、実は金武町が年間約260t生産する県内最大の産地なのです

田芋畑は海岸の手前まで広大に広がっています
近くにはマングローブ林もあり、自然の美しさを十分に堪能することができます


これが田芋です
その名の通り田んぼの中で育っています

田芋の作付けは稲作と交互に行われますので、田芋の隣には稲の田んぼがあり、まるでパッチワークのようです

宮城さんの事務所には作業所があり、田芋を洗って、茹で、保存するところまでやっています


これが田芋を茹でる大きな釜!
昔からの方法、薪で茹でればパチパチと音がするだけなので、朝早くから作業をしてもご近所迷惑にならないのだそうです


作業所に泡盛のビンを発見!
金武だけに金武酒造の「龍」と「龍ゴールド」でした
そう、宮城さんの田芋は金武酒造で醸造された田芋焼酎「金の誉」にも使われているのです
田芋の茹で汁が発酵することに気がついた宮城さん、
「絶対に酒が出来ると思ったんだ~」と…流石酒飲みのアイデアはスゴイ!


さて、宮城さんおすすめの田芋料理のお店、その名も「田芋」に連れて行っていただきました
■琉球島料理 田芋
phone 098-964-6444
沖縄県国頭郡恩納村仲泊2081-1
完全禁煙・片道25km以内まで無料送迎有り



ここは島結特派員いーちゃんもおススメでもあるんです

実はここのお店がご縁で、いーちゃんは宮城さんの田芋畑に農業体験することになり、そしていーちゃんからの紹介で島結が田芋を入手することが出来るようになったのです
これは縁、まさに島結の「結」ですよね


田芋定食 田芋尽くしで大満足です


この田芋のスコーン、田芋のもっちり感がすごく美味しい!季節のジャムがついています
今回はマンゴーバターでした

宮城さんには初めてお会いしましたが、とても優しい笑顔の素敵な方でした
アイデア豊富で、エネルギーをいっぱい分けていただきました
いろいろ心配してくださりとてもありがたかったです!

島結の田芋、顔が見える美味しくて安全な食材です
素揚げで天然塩が田芋本来の味を楽しめますが、これからは違った田芋料理にも挑戦したくなりました♪