プン吉 punkichi の台所★海外遠征大好きな、完全禁煙南国料理店「島結」は飛ぶ!

台所は料理するだけの場所でなくいろんなことを思う場所♪南国料理・泡盛の店「島結」からのお知らせもあるよ

夏も終わりですが、ゴーヤーちゃんぷるーを作るコツ

2008年09月15日 | 島結
「島結」は沖縄引越しのため閉店いたしました。
新しいブログはこちら→ https://shimayui.net/

ゴーヤーチャンプルーについての記事は→ 島結定番「ゴーヤーチャンプルー」を美味しく作るコツ

どうぞご覧ください。


ここのお店のゴーヤー、苦くないですね

とお客様が言う

でもこれは個体差で、たまたま苦くなかっただけ…
だってゴーヤーは「苦瓜」ですから

でも苦みの少ないゴーヤーを選ぶコツはあります

1.イボイボが大きめでふっくらした形
2.薄い黄緑に近い色
3.張りがあり、肉厚、水分タップリの若いもの

(以上私の独断と経験に基づいて)

この反対の

いぼが小粒で、細身、濃い緑色で、触ると張りがなく果肉が薄い

というのが苦みが強いということになります

要するに若くて新しいものが苦味が少ないという事で、人間も若いうちはアクがないというのに似てますね(苦笑)


実は一番大切なのは豆腐です

沖縄の島豆腐は固いので、炒めても豆腐は崩れずぐちゃぐちゃにはなりませんが、私達が手に入れることが出来る、普通の木綿豆腐は柔らかいので、ゴーヤーちゃんぷるーのつもりがべちゃっとした炒り豆腐のような仕上がりになりがち

木綿豆腐に天然塩を振って(海水を使って作る島豆腐には、旨味のある塩味があります)ペーパータオルにくるみ、重石をして 3時間くらい水切りする ことで豆腐の豆の味がシッカリしてきます

でも、時間がないときは厚揚げや焼豆腐を使ってもOK


"ちゃんぷるーの素"などは使わずに塩、胡椒、鰹節、薄口醤油だけで味付けします
鰹節のアミノ酸が苦味を中和し、最後に卵でとじることで更に苦味が抑えられます
肉の代わりにスパムを入れる場合の塩分や豆腐の下味を考慮して味付けは控えめにして、仕上げに醤油をフライパンの縁から垂らして香ばしく!

味噌を使った中華風のちゃんぷるーを作る方もいるようですね
これも味噌の旨味成分で苦味が抑えられるようです


もうゴーヤーの季節は終わりですが、ゴーヤーの代わりの季節の野菜を入れて作る
旬のオリジナルちゃんぷるーもおすすめです

これからの季節ならキノコ、ほうれん草、小松菜や春菊もいいですね
春には菜の花やアスパラガスなどもおいしい♪

豆腐の水分をちゃんと除いておけば、野菜から出る水分は気になりません

なんちゃって島豆腐

が、家庭のちゃんぷるーをぐっと美味しくします!

ドラゴンフルーツ!

2008年09月05日 | 島結
沖縄のフルーツと言って、一番最初に思い出すのはなんでしょう?
パイナップル、島バナナ、マンゴー、パパイヤ、グァバ、たんかん、アセロラ…
梅雨明けから9月までは美味しい南国フルーツが食べられるシーズン!

ドラゴンフルーツ

(レッドタピヤ)はサボテンの仲間で、見た目こそ多肉植物そのものなのですが、夜になると開花する美しい花と、鮮やかな牡丹のようなピンクの果実はとても美しい

見た目とは反対に、その味はとてもすっきり、あっさりしています
果実の糖度は13度以上あるのですが、甘い果実に慣れた現代人には「甘くないなあ」と感じるかもしれません
でも控えめな甘さと、みずみずしい口当たりは他のどのフルーツとも違う

上品で優雅な大人のフルーツ

という感じがします
東南アジア諸国から入ってきたドラゴンフルーツですが、クオリティの高さでは沖縄のものが一番



ピンクの外皮の中は白と赤があります!


ビタミンB群、カロテン、カルシウム、ミネラル分、繊維質もたっぷりのドラゴンフルーツ、沖縄旅行に行かれたらぜひ食べてみてください!

今の季節なら、普通のおうちの庭先にドラゴンフルーツの実った棚を見ることが出来ます
南部にドライブしたときに、ドラゴンフルーツを栽培しているフルーツ園も沢山見つけました

ピンクの果実が、沖縄の青い空にキリッと映える様子は、南国の美しい女性の鮮やかな笑顔のようです