プン吉 punkichi の台所★海外遠征大好きな、完全禁煙南国料理店「島結」は飛ぶ!

台所は料理するだけの場所でなくいろんなことを思う場所♪南国料理・泡盛の店「島結」からのお知らせもあるよ

今週末は薬膳カレー

2017年09月25日 | カレー
2017/9/25

夏も終わり、涼しい風が吹いてきましたね
秋が始まろうとしています…ちょっと寂しいのは私だけかなあ?
久しぶりのスペシャルカレーのお知らせです

今週
9/29日(金)
9/30日(土)
10/1日(日)
の3日間は『薬膳チキンカレー』です!
朝晩涼しくゆっくり眠れる気候になりましたが、夏の疲れがたまっている時期でもあります
「十全湯」という気を補い疲労回復に効果抜群の漢方スープをベースに、カレーのスパイスを加えた体に優しいチキンカレーが皆さんの体調を整えます
ご飯も雑穀を多めに入れて健康を後押し!
ぜひ食べにいらしてくださいね


台湾、花蓮の老舗漢方薬局で買ってきたスープ専用漢方ですよ~
白いTシャツの後姿が私です

★ご予約メール、お電話0466654041、お待ちしてます。

アルゼンチンのウチナー青年

2017年09月21日 | 島結
カウンターに座って、フーチャンプルーとソーキそばをオーダーした男性

言葉のイントネーションが沖縄っぽいかなと思っていたら、ご両親が沖縄出身とのこと
いろいろ話しているうちにアルゼンチン出身の日系人でいらっしゃる

とっても日本語が上手なのは、ご両親が日本語で会話をしているからで、バイリンガル!
2ヶ国語操れるとは羨ましいですよね

アルゼンチンといえば…
首都はブエノスアイレス、パタゴニアの自然、スペイン語を話す、メッシ選手、マラドーナ選手、ワインが美味しい、肉も美味しい、日系人が多い、あとはアルゼンチンタンゴ!
ああ、こんなことしか知らない、情けないです

世界地図を見るとアルゼンチンはとても大きい国なんですね



彼との会話の中で知ったこと
アルゼンチンは世界でいちばん牛肉を消費する国
狂牛病のせいで現在はアルゼンチンビーフは日本には輸出されていない
南米の国ならパスポートがなくても身分証明書のような写真入りのカードで出入国できる
海産物も豊富で、鯛も食べ飽きるほど釣ることができる

アルゼンチン、行ってみたくなりました
アルゼンチン牛も食べてみたいなぁ〜

そうだ!
普天間のブエノチキン
アルゼンチン料理でした!
やっぱり美味しいに決まってる
長距離フライトに耐えられるうちに行かなきゃいけないねえ〜

あともうひとつ
南半球にあるアルゼンチンの地図は日本と天地が逆になってる?
と質問したら
それって、オーストラリアだけでしょ〜
と笑ってました




オーストラリアで売っている地図はこんなふう
南極が天です

沖縄のおばあちゃんの家に行った時の写真を見せてくれました
青い空、エメラルド色の海、おばあちゃんの米寿祝いの宴会の旗、親戚の集まりも楽しそうでした
ウチナンチューは移民した人が世界中にいて、世界ウチナンチュー大会なるものを毎年沖縄で開催しています
時間にルーズ等ゆるいイメージのウチナンチューですが、異国の地で口にはできないほどの努力して人生を切り開き、沖縄文化をその地でつないでいるのです
某国営放送のルーツを探る旅、そんな番組に触れたような日でした



沖縄 チビチリガマ

2017年09月16日 | ぼやき
読谷村にある自然洞窟「チビチリガマ」が荒らされるという事件がおこり、誰がこんな事をするのかと胸が痛む思いでニュースを見ていました

沖縄戦で米軍兵士から逃れ隠れていた住民80人以上が「集団自決」に追い込まれた悲惨な洞窟「チビチリガマ」、25年くらい前、初めて沖縄を訪れた際に、高齢のタクシー運転手さんが連れて行ってくれました

「お姉さんは沖縄戦の事は知っているでしょう、でもガマの事は知らないでしょう?
チビチリガマって所、1度は行っおいたほうがいいから」

ガマで亡くなった方の遺族方々が建立した「平和の像」が、ガマの入り口にありました
像は壊れていました

チビチリガマの中で起こった事
中にあるものは当時の遺品である事
右翼思想の人に入り口の像が壊された事
などを私に語ってくれました

ガマの入り口に手前に促され中を覗くと割れた陶器や瓶類、金物などの生活用品が散乱していて、その生々しさに涙が出ました

戦争経験者に間違いないタクシー運転手さん、2度と戦争はおこしてはいけないということを内地から来た私に伝えたかったのでしょうね
十分伝わりました

今回のガマ荒らしをした少年4人の言い分は「肝試しだった」と…
沖縄の人がこんなことをするなんて、いったい沖縄はどうなってしまったのでしょう
私よりも沖縄の人がもっともっと心を痛めているに違いないですよね
自分たちは息子娘孫たちに何を教えてきたのだろうと…

「心霊スポットに行こうと思った」
「肝試しだった」

情けない…
どういうところが心霊スポットと言っているか知らないけど、沖縄全体が心霊スポットと言っても過言ではないほどの事が起こったわけで、だから未だに米軍基地があり日本政府との軋轢があり、6月23日には慰霊の日があること知っているでしょうが〜

こんな所で人生を終えた人々の思いを、肝だめしなどという言葉で荒らすなど考えられない場所
荒らした場所の掃除、千羽鶴等の修復などを泊りがけでガマでやるという刑を与えるのが相当と思います


「チビチリガマ」
と比べられるガマがもう一つ読谷にあります
「シムクガマ」
こちらは米軍の投降に応じ、ガマの中にいた住民全員が集団自決せずに助かった場所です
ガマの中に入ることはできませんが、入口付近から中をの覗くことはできます
機会があれば訪れて心の声を聞いてみてください



伊江島ラム酒 サンタマリア

2017年09月15日 | 島結
ちゅら海水族館をひとまわりして、外に出て美しい海岸へ
目の前にビッグサンダーマウンテンのようなトンガリ(城山:グスクヤマ)のある島が見えます
それが伊江島

伊江牛、伊江鴨、にんじん、百合の花、しまらっきょうの産地としてのどかな離島
300年以上島人々の生活を支えてきた伊江島産サトウキビを100パーセント使って仕込まれたラム酒があります


美しい透明ボトルです

伊江島サンタマリア
オーク樽でじっくりと熟成させたふくよかな香りの 「サンタマリア・ゴールド」
甘くコクがありながらも爽やかなサトウキビの香りは飲むデザート「 サンタマリア・シルバー」

島結にも泡盛以外の強酒が仲間入り
最後の一杯は伊江島のラム酒をオススメします
上質の国産ラムをお探しの方、ぜひお試しください!


紅茶の産地ダージリンが大変なことになっている!?

2017年09月07日 | ぼやき
紅茶に詳しくない人でもダージリン紅茶という名は知っていることと思います
そのダージリン紅茶の産地であるインド東部ダージリン地方の茶園でストライキが起こり、茶園は閉鎖、ストに伴う暴動などで死傷者が出る騒ぎになっているのだそうです。

ダージリン紅茶は薄い水色と素晴らしい香りで、世界三大紅茶の一つと言われている茶葉
ネパールのイラム地方と国境を接していて、ネパール側ではイラム茶が高級紅茶として有名です
どちらも一級品は英国王室やお金持ちの方々に買われ、庶民が楽しむことはないそうです
とは言え日本に輸入されている紅茶のランクは高品質なものであることは間違いなく、だからストレートティとして香りを楽しめるのです

で、なぜ暴動が起こったかというと
もともとダージリン地方には国境を接しているのだから、そういう理由からもネパール系住民が多く住んでいて、かなり前から西ベンガル州から独立した州を求めていたのです
これを認めたくない西ベンガル州政府は、今までネパール語や英語で教育をしてきたダージリンの人々に対しベンガル語での教育を強制しました
茶園で働く人々を含むダージリン地方の人々の怒りがストに発展し、紅茶の生産はストップ
記録が残っている40年で初めてダージリン紅茶の取り引きがゼロになったそうです

若い頃は紅茶に興味があり、ティーコーディネーターの資格を取得するため仕事帰りにティースクールに通ったことがあります
紅茶の淹れ方はもちろん、茶葉の特徴、水の硬度で紅茶の味や香りが全く違うことなど、たくさんのことを学びました
なかでも茶の産地での茶摘み作業に従事する方々、多くは女性ですがこの作業がものすごく苛酷で、その苦労の上に私達が美味しい紅茶を口にできるというのが印象深かったです

話を戻しますが、ダージリンはもともとネパールだっという話をネパールの方から聞いたことがあります
ネパールを統一したゴルカ王国のものでしたが、英国とのグルカ戦争(ゴルカのことです)に敗れ、ダージリンが奪われてしまったと…だからダージリン茶はネパール紅茶なんだと…

この問題は単なる賃金上げろ〜と言ったストライキではなくて民族問題なので、そうそう簡単に収まるとは思えません
日本にいるとこういう問題には疎くなってしまいますが、かつてはアイヌや沖縄の人々を迫害し、土地を併合したという現実もありますよね

そもそも最高級のお茶はインド人もネパール人も口にできないってのもどういうもんでしょう
じゃあイギリスが悪いのかっていうと、それもまた違うような気もするし…
明日の朝は久しぶりに紅茶を淹れてみようと思います





ミモレットチーズの端っこ

2017年09月03日 | こんなことありました
私も店主もチーズ好き
店主はやや臭めのチーズも食べられるくらい好きで、チーズが家になかったことがないほど

食べやすいカマンベールやブリーといった白カビ系はクセがなくて安価、良く食卓に上るチーズです
同じ白カビ系でも生乳だけでなく生クリームを使ったチーズが美味〜お気に入りですが値がはるため、普段気軽に食べることはできません

ハード系チーズではゴーダ、コンテ、ミモレット、パルミジャーノ、エメンタール(トムとジェリーに出てくるような穴あきチーズ)などなどお買い得になった時にはまとめ買いして冷凍しています

最近はまっているのが羊の乳から作るペコリーノロマーノ、塩を擦り込みながら熟成させるのでしょっぱいのですが独特の甘みと香りが素晴らしいのです
サラダや薄味の料理に塩の代わりにちょっとふりかけます

というわけで縄跳びしたってウォーキングしたって痩せるわけがない!

数週間前の休日のこと、夕方から飲み始めた私たちはそれなりに食べて飲んで、ヘロヘロになりながらも楽しい2人飲みをしていたわけです
ウトウトしていると、なにやらいい匂いが漂ってくる〜

「ほれ〜」

店主が差し出したのは串に刺さったミモレットチーズの端っこ
外側の硬いところを冷凍保存していたものを焼いてくれたのです
そのままだと硬いけれど、軽く火であぶるとちょうど良い柔らかさにとろけ、脂がにじんできます

「うま〜い」

目が覚める美味しさ
ひとしきり飲んだ後、酔いが回って就寝

翌日目覚めたベッドの中で、!?
気がついたことが…
あの串はどこから出してきたのかということ
串の置き場所など知っているはずがない
まさか…まさか…

流し台の前に掃除に使う割り箸や竹串を立てたコップが置いてあるんですよ
主にガスコンロ掃除に使っているのが竹串
店主に質問

「昨日のチーズ美味しかったねえ、ところであの竹串はどっから出してきたの?」

予想は的中でした
まあ、焼いてあったからよしとするか…
新しい竹串の場所は説明したけど覚えているかな?