プン吉 punkichi の台所★海外遠征大好きな、完全禁煙南国料理店「島結」は飛ぶ!

台所は料理するだけの場所でなくいろんなことを思う場所♪南国料理・泡盛の店「島結」からのお知らせもあるよ

やんばるの庭

2008年06月30日 | 島結
沖縄の

やんばる

へ行ってまいりました

やんばるとは

沖縄本島名護市以北、やんばるくいななど絶滅危惧種に指定されている希少な動物が生息している「やんばるの森」は、大宜味村の塩屋湾と東村の平良湾を結んだライン以北となるそうです


私の料理の師匠のお姉さまのお家は、沖縄の伝統的家屋で周囲が南国の花や植物に囲まれておりました


掌にすっぽりと収まってしまう小さな



ヤマモモ

中国の陶磁器や絵画に出てくるようなかわいらしい姿
子供のころにはこれをおやつがわりに食べたのだそうです


葉っぱが桃と似ている



マンゴー

花が咲いたらビニール袋をかけると、実が成るんだそうです



ジュースしか見たことがない



グァバ

こんなものまでお家に実が成るなんて!?


月桃も私の背よりも高く成長していて驚き!
花はもう咲き終わっていて、丸い実ができてました

お家が

南国フルーツ楽園

なんか羨ましい…


でもちょっと怖かった事が

私、かたつむりが大の苦手
雨が上がった直後だったので、やつらがそこかしこにうようよ~

あ・あ・ああああああ~

悲鳴こそ上げませんでしたが(というか恐怖で声は出ない)
元気な奴らの姿に私は元気を無くしそうに…

いや、振り向けばやんばるの元気な女性達の笑顔
これでもう大丈夫!


美しい自然、のんびりと流れる時間、何かに守られているような気さえしてくる
実際かたつむりは綺麗な場所でなければ住めないのですから
(嫌いなものの生態は意外と知っている:敵を知らねば)

長寿の村

うん、頷けます

あれ!?
そういえば孫悟空の話で、不老長寿の実は桃のような形のフルーツだったような!
やはり…



沖縄 憩いの場所

2008年06月22日 | 島結
沖縄食材などの仕入れのため、23日(月)から26日(木)まで休業いたします

ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします

27日、28日以降の週末は、普段メニューにない料理や泡盛も登場いたしますので、この機会にぜひご来店ください!

何が入荷するかはお楽しみ♪


沖縄への旅で必ず立ち寄り続けているお店があります
この店に初めて入ったのは多分15年以上前

当時この店の名は

中国茶屋


市場街の休憩どころとして旅行雑誌にも紹介されているのだけれど、そういうのとはまったく関係なく

一人旅のときも、友人との旅のときも、そして結婚してからも

沖縄に行ったら、絶対に顔を出すと決めている
憩いの場所





現在は

台湾茶屋

と改名されたこの店の店主さんも、その奥様も、私と旦那の顔をちゃんと覚えていてくれて、いつ訪ねても、ついこの間会ったかのようにしてくれる…

旅行者には嬉しいんですよ、こういうのが!

台湾産の美味しいお茶を飲めるのはもちろん、氷までコーヒーだから薄くならないアイスコーヒーが最高!おかわりしたくなっちゃう
ぶ厚いトーストは、ご近所のおばあたちのちょっとしたおやつ代わりになってるみたいです

市場のご近所さんたちがかわるがわるやってきて、コーヒーでちょこっと休憩したり、これから自分の店でお友達と飲むためのコーヒーをテイクアウト

ここになくてはならない場所なんですね

私もそう思ってます

20代、30代、そして40代の私が、その時々の色々な思いを抱きながらこの店の席に座ってきたから…

沖縄のおばあたちの仕事の話、家族の話、ヤマトの人々やアメリカに関する気持ち、そんなものを聞かせてもらいながら、過ごした時間はとても大切な時間

さて、今回の旅でも台湾茶屋に立ち寄って、世間話などしたいものです


粗ろ過

2008年06月13日 | 島結


宮古島、多良川の粗ろ過泡盛、沖縄限定販売
荒獅子

獅子と言う名のとおり、力強く躍動するような味わいと香りを持っています

ストレートで飲むとやや柑橘系の香りもあるように思いますが、やはり香ばしさが際立ち甘みも華やか!
氷を入れたり水割りにすると、初めに感じたような強烈さはなくなりますが、炊き立てのご飯のような香りと旨味が広がります
その名のごとく獅子が背中を伸ばしているように、ずっ~と口の中に続く甘みが素晴らしい


これこそ粗ろ過!

「南光」の粗ろ過や、ろ過を抑えていることで有名な「松藤」にも、米の持つアミノ酸の旨味が感じられます
しっかりとした泡盛が好きな人にはたまらないタイプの泡盛のひとつだと思います


最近よく見かける「無ろ過」や「粗ろ過」というタイプは、正式には

簡易ろ過

といって、雑菌や泡盛造りの工程でできる不純物を除去するためのろ過は行われています

この簡易ろ過タイプだと原料の米の油分が残っていて、

旨味のある古酒作りに最適

なのだそうです

酒造所では、甕の中の泡盛の表面に浮いてきた油を涼しい季節に除去します
そのままにしておくと、油分が酸化して中の泡盛がダメになってしまわないように、手をかけて長期熟成の古酒泡盛が作られているのです

自宅で古酒を育てるのも楽しみだけれど、定期的なメンテナンスを怠らないようにしないとだめということですね~
面倒くさがりの私は、そのまま瓶で置いとけばいいや!
なんて思ったりして…

餅屋は餅屋、酒造りは酒造所!

これからも美味しい泡盛、よろしくお願いいたします

★「荒獅子」はたまたま入荷した1本ですので、メニューには載せていませんがカウンターにありますので、声をかけてください!

島結 http://members2.jcom.home.ne.jp/shimayui/

沖縄そばに玉子焼き

2008年06月09日 | 島結
今日はもずく入りの

薄焼き卵

を焼きました

これはお店で出すとかそういう事でなく、自分用にです


沖縄そばには、昔から薄焼き卵を載せる習慣があったとか
油をタップリ敷いたフライパンで香ばしく焼いた薄焼き卵がのっている沖縄そば、美味しいです

那覇の若狭にある

若狭パーラー

のそばもそうですね

ここは強めの豚スープに薄焼き卵、そしてふーちばー(ヨモギ葉)、赤肉の豚肉の組み合わせがかなり美味しい


お店がしまいの頃、カウンターに座った数人のお客様に、その薄焼き卵をのせておそばを出しました

わあ、なんか具沢山な感じ

喜んでもらえると嬉しいものですね

玉子焼きはおふくろの味と言います
そんな気持ちがよぎるのでしょうか?

もずくに次ぐトッピングの定番にしたら?って話もありますがそれはまた次回考えるという事で…



泡盛のデータベース?

2008年06月08日 | 島結
泡盛にはどれくらいの銘柄があるか?

沖縄タイムスの記事によると

500から1000種類程度

だということ

沖縄県の酒造連合会では、これを味わいごとに

データベース化

しようと動き始めたそうです

ボトルの裏に、酒造所独自の表現で「フルーティ」とか「軽い」などという表現が書いてあることが多いけれど、第三者が客観的に感じた結果を表示するほうが、消費者が自分で選びやすくなるからだとか

将来的には、味わいの元になる成分の科学的分析までに及ぶらしい…

銘柄、貯蔵年数、度数、基本的情報に加えて味わいも登録して

専用のホームページを作成

これにより全国から検索が可能になり、泡盛の消費拡大を期待できるうえに、飲んだ消費者からコメントを書いてもらうことで更に消費拡大!

もちろんそれだけでなく、これを参考に酒造所の品質改善にも大いに役立つことになることがとても重要なんだそうです

確かに泡盛は、本土にとっては新参者のお酒

何を飲んだら良いのかまったくわかりません!

というお客様も結構います

島結には泡盛マイスターのコメントつきのリストがあるけれど、初心者の方はそれだけでは不安なようです

そういうときには遠慮なく

「試飲させてください!」

とお申し出くださいね

たぶんデータベースよりもわかりやすいです(笑)

でも泡盛データベース、結構楽しみです
連合会は沖縄時間で動くと思うので、間違いなくしばらく先になるのでしょうが気長に待ちましょう!



地方新聞

2008年06月03日 | 島結
故郷の長野で新聞と言えば

信濃毎日新聞

子供のころは他の新聞があることを知らなかったくらい、県内一番人気の地元紙

以前記者をしていた知人から

「長野で事件がおきたら、信濃毎日新聞の記者が優先だから他社の記者はやりにくいんだよなあ」

ときかされたことがある

どこの県にも地元紙があり、その地方ではなくてはならない大切な紙面なのでは?


さあて、沖縄にもあります

「沖縄タイムス」「琉球新報」


沖縄からの荷物にパッキン代わりに詰め込まれ、島ラッキョウやパパイヤが包まれて、大切な役割を果たしながら私の手に届くこの地元紙を

読むのがすごく楽しい!

くしゃくしゃに丸められた新聞を、両手でひらたく伸ばすときに目立つ記事を探す…

野菜や魚の価格情報欄などは、沖縄独特の呼び名が並んでいて興味深いし、こちらではなかなか報道されない伝統芸能情報や環境情報なども満載

もやしのヒゲ取り、島らっきょうの下ごしらえの時などに下に敷いて、読みながら作業をすると手が止まってしまうくらい

琉球語の解説をするコーナー、沖縄の新製品情報、そして沖縄の歴史に至るまで…

ずっと仕込みしていたいよ~(読み続けたいよ~)

情報は一ヶ月ほど遅れたものでも、沖縄の話題を知るには十分で、ウチナーのお客様や沖縄ファンのお客様との会話も弾みます!

インターネットなどでも情報入手は可能だけれど、紙面上の活字になった情報を読むほうが頭の中に入ってくるような気が…昭和生まれだからかな~(汗)