プン吉 punkichi の台所★海外遠征大好きな、完全禁煙南国料理店「島結」は飛ぶ!

台所は料理するだけの場所でなくいろんなことを思う場所♪南国料理・泡盛の店「島結」からのお知らせもあるよ

沖縄産のフルーツトマト

2016年03月30日 | 島結
沖縄とトマト、ピンとこないかもしれません
確かにひと昔前の沖縄のトマト、正直言って美味しくなかったです

雨季のトマトは水っぽいんです

これはバリ島の話
バリ島でレストランの厨房を任されている時に、キッチンヘッドのクトゥさんが言いました

乾季になるともっと甘くなります

本当にその通り
そもそもトマトを生食しないので、季節に合わせて栽培法を工夫するとか品種改良するとかしないんですよね

トマトは水やりしすぎると水っぽくて旨味が少なくなり、かといって水を減らしすぎると甘みはあっても食感が損なわれます
昔の沖縄トマトはどうもこのどちらかに偏っていたように記憶しています
でも最近は違います!
沖縄のトマトが美味しい季節は雨が少ない冬から春
生産者の方々が丹精込めて育てた美味しいトマトがあります
日本で唯一暖房を使わずにトマト栽培できるのは沖縄だけ

皮が薄くてジューシーなフルーツトマトが入荷中!


こんな写真じゃ美味しさは伝わらない!
exバージンオリーブオイルとゲランドの塩でシンプルトマトサラダ
食べなきゃわからない美味しさですよ~

台湾、茶園に雪が降る~梨山茶

2016年03月25日 | 
先日の高雄の旅で、素晴らしいお茶に出会いました

お気に入りの鴨肉飯のお店に行く途中気になっていたお茶屋さんがありまして、勇気を出して入ってみました

「榕湶製茶」

多分小売というよりは卸売り?
のようでしたが、旅行者の私たちを快く迎えてくれました

「茶~?」
としか言えない私たちですが、テキパキとした男性がすぐにお茶を淹れ始めました



いい香りが漂います
急須は使わずに蓋椀という専用の道具で鮮やか~
美しい所作です



この方は台湾の高冷地、梨山で茶園を経営していて、かつ製茶工場も持っているそうです
高冷地で栽培することで茶葉は厚く育ち、甘味も香りも強くなるとのこと
冬茶を3種類飲ませていただきましだが、どれも初めての味わい
今まで飲んだ事がある台湾のお茶は半発酵茶でクリアな水色なのですが、ここで飲ませていただいたものは発酵の浅い日本の緑茶に近い美しい緑色をしていました

若い女性がカタコトの日本語とスマホを使って、無農薬で丁寧に育てていることや製茶方法など説明してくださり助かりました
台湾においては一番冷え込む場所らしいのですが、今年は雪が降ってとても驚いたそうです
沖縄でも霰が降りましたが、なんと雪が積もったそうなんです



お茶を淹れてくれた男性が、携帯の写真を見せてくれました



確かにすごい!
神奈川でもこれだけ降ったら大変です

梨山で採れる烏龍茶は2000mの高地で、収穫量が少ない稀少なお茶
特に左側の福寿梨山は非常に稀少なのだと後で知りました
花のような素晴らしい香り、舌の付け根がいつまでも甘く、新緑のような水色
大変素晴らしいものを小売してくださり、本当にありがたかったです



通訳してくれた女性、とってもとっても可愛い方だったのですが、写真がこれしかない!
残念~



榕湶製茶
高雄に旅する機会がある方、お茶を買うならここです!
そして可愛い女性もいます(笑)



島結、春の味~アーサとホタルイカのオリーブオイル炒め

2016年03月25日 | 島結
寒の戻り、寒いですが桜も咲いて春はもうそこに来ています

沖縄の春の味覚といえば春アーサ(アオサ)



黄緑色の柔らかな海藻にはミネラルがたっぷり!
そう言えば台湾の小琉球の岩場にもアーサがいっぱい生えていて、地元の人が採ってました

そして内地の春の味はホタルイカ!



プリプリ~
濃厚なワタは甘くてふわふわです



小さな体にも骨はしっかりあります
食べられますが、下ごしらえとして取ってしまいましょうね~
目玉も取り去れば口当たりが良くなります

これをオリーブオイルでさっと炒めれば、美味しいおつまみに!
旬の食べ物は体に良いものが詰まった自然の恵です

おかしな日本語シリーズ!高雄編

2016年03月18日 | 
今日は近所に新しいお寿司居酒屋ができてオープニングセール中につき、島結はヒマヒマ~
なので前回の高雄旅について書いてみます

旅といえばこのシリーズですね~
高雄でも発見しました!

まずはこのワインオープナー



微妙に意味がわかるようなわからないような言葉が、過去形?完了形?で終わってます
「便利でした」
ということなので良しとしましょう
「の」が好きですね~


次は排水口にセットする不織布の袋です



これも手強いですが、商品を見れば意味はわかります
でも キャビネット は完全に間違ってますね
こちらは「わ」が好きですね


しゃもじ!



抗菌だし、完全に幸せということなのでこれもこれで良し!
「の」が好きですね~
外国の人は「の」や「わ」、「ね」などのくるっとした文字が可愛らしく見えて好きなんだそうです
なるほど…でも商品とは関係ないと思うんですけど…


これは私のツボにハマりました



一目瞭然、「ツ」がちょっと大きいけどなんかすごくイサギヨイ!
意外と高かったので購入には至らず…


番外編



西洋人のお兄さんのセクシーポーズの嵐!
日本のものはもっと無表情ですよね
特にポーズも特徴ないように思うのですが



かなりお悩みのご様子、しかもTシャツインです!

海外で時間を見つけてスーパーに行ってみてくださいね
ローカル度が高い方が楽しいですよ

高雄なら「愛國超市」がオススメ
バリ島ならスミニャックの「ビンタン」、デンパサールの「ティアラデワタ」あたりでしょうか
食品だけでなくちょっとした生活雑貨を扱っているお店には掘り出し物(いろんな意味で)アリです!

3.11からはや5年 、そして「チェルノブイリの祈り」「福島の祈り」

2016年03月13日 | ぼやき
ぼやきと言うにはちょっと重いテーマなのですが…
昨日の仕込み中、ラジオを聞きながら手を止め黙祷
あの日のことは忘れられないし、忘れません

最近読み始めた本があります

「チェルノブイリの祈り」

1986年、ソビエト連邦だったウクライナで原子力発電所の事故が発生
この時何が起こったのか?
巻き込まれた人々、また事故後のチェルノブイリに住み続ける人の証言集です
訳された言葉ではありますが、語り言葉は胸に響きます


つい最近の朝日新聞、福島県須賀川市で農業を営む樽川和也さんが方言そのまま、自分の言葉で語る記事を読み、ああこれは「福島の祈り」だと思いました
東京電力福島第一原発の事故が発生、田畑も高濃度の放射能で汚染されてしまいます
野菜の出荷停止命令が出されショックを受けた父親は自ら死を選んでしまい、樽川さんの苦悩がはじまります
訴えを起こし、東京電力とは和解しますが焼香には来ず、一枚のファックスが送られてきただけだったそうです
ドキュメンタリー映画「大地を受け継ぐ」にも出演し、自らの思いを語っています

私達は自分の意思で決められることと決められないことがあります
大惨事が起きた今でさえ、原子力発電所再稼働と言ったとても重要な問題に個人の意見など全く反映されません

農業一筋、真面目にやってきたのに、生きていく事とはかくも過酷か、そう思った樽川さんの父親は命を絶ってしまったのでしょう

3.11のすぐあと、計画停電が行われていた頃にテレビ番組で堀江貴文氏と片山さつき氏が
いくらでもどんどん電気が使えるのが先進国なんだ
と言っていましたが、果たしてそうでしょうか?
その代償は誰が背負うの?

「チェルノブイリの祈り」
発電所の火事だと言われ出動していった消防士達がまず犠牲になります
何も知らされないまま、この消防士達の治療看護にあたった病院の医師や看護士も後にみな亡くなってしまいます
事故直後何も知らず中に入った人は行方が分からないままで、固くコンクリートで固められた発電所内に今も眠っているのだそうです

津波は自然災害ですが、原子力発電所事故は違います
そもそも地震大国の日本語には向かない発電方法です
遠い国で昔起こった事が、日本でも起こってしまいました
これからも起きる可能性は非常に高いと思います

ここ数年海外に旅して感じる事ですが、先進国の奢りがその後に続く国々へと続いていくと思いませんか?
消費し続けてこそ国が潤い、国民が幸せになる
物作りをされている方は消費して欲しいと思う事でしょう
でも本当はただ消費して欲しいのではなく、大切にして欲しい、美味しく食べて欲しいというのが本音ではないですか?
過度な消費には感謝も尊敬も愛着もなくなってしまうのです
私自身も思うところがあり、反省したり熟慮したりする毎日ではありますが…

本当に大切な事とは、みんなが心安らかに暮らしていく事ですよね
理想であっても、個人個人の思いが反映され、議論される社会でなければいけないと思っています




バリ島に続き、高雄でも散髪してみた~

2016年03月12日 | 
旅のお約束、店主散髪ターイム!

ホテルのすぐ横の、昔ながらの理髪店のドアを開けると理容師のお姉さんがニコニコと出迎えてくれました

すぐに椅子に座らされて、あっという間にバリカン始動!



ああ、そんなに一気にいく!?
店主はキノコに変身



ハサミを持つ手に迷いなし
ただ、しいささか店主の座高が高すぎるようで、今履いている高いヒールのサンダルをもってしても苦しそう



ハサミが止まって襟足の処理
ええええええ‼Σ(・□・;)

詳しくは後ほど…

髪を洗い流してもらって散髪終了



さて、えええええの理由



襟足、めっちゃ短くされてる!(◎_◎;)
しかも微妙にナナメ~
実はもみあげも完全に無くされていました



おでこ生え際の剃りも何やらヘロヘロと曲がってます
座高が高すぎてやりにくかったのかもしれません

代金は300元
千円くらいかな?
順番待ちしていたおじいちゃんが日本語で
ここあたりでは一番安い
と言っておりました
おばちゃんがとても朗らかだったので良しとしましょう
頭洗うのもちゃんとお湯だったそうです

前回のバリの理容師さんが、妙にこだわる神経質な方だっただけにちょっとびっくりではありましたが、私のことではないのでOKです(笑)


台湾スペシャル!魯肉飯!

2016年03月11日 | 島結
今日から台湾スペシャル!

台湾B級グルメの定番、魯肉飯(ルーロー飯)登場!
豚肉を醤油とスパイス、香味野菜と一緒に煮込んでご飯にかけたもの
お店によって肉の形は様々、右のを見てください
この店はどどーんと角煮状態でした
こうしてお弁当のように持って帰ることもできます



島結は叩いたひき肉状で仕込みました
台湾醤油で真っ黒な煮卵も一個つけましょうね~



そしてもう一品、ヤリイカの台湾黒豆醤油炒め



黒豆醤油は台湾の名産です



この会社のものは古式製法で無添加、これを買うために高雄に行ったようなものです
ちょうど会社のトラックを見かけて写真をパチリ!
瓶貯蔵のこの醤油はコクがあってちょっぴり甘く香り豊か、イカの美味しさを引き立てます
生姜とにんにくが効いた炒め物、泡盛にぴったり!



はい、召し上がれ~
ちょっと寒いからこそ漢方が効いた台湾料理を食べに来てね~♪

小琉球は琉球だらけ

2016年03月09日 | 
高速艇の中の様子



おお~座席シートに注目!免税店もあるとは、ますます沖縄らしいじゃないですか



うねりを受けながらバンバン上下動を繰り返し、悲鳴が上がる中30分ほどで到着!

船を降りると貸しバイク屋のおばちゃんにつかまり、あれよあれよと言う間にそのままバイクに乗せられてしまいました(笑)



あ!
ここは間違いなく沖縄ですよ~
琉球って書いてある!




ここも



ここも



この市場も



この消防隊だって



ほら、ちょっと派手だけど守礼の門みたいだし



ちょっとシュールな表情だけど、これもシーサーってことで



亀甲墓もある!



やはりちょいと派手



はい、ヒージャー(山羊)もお散歩



ちなみにこの跡にはヒージャーさんの落し物が点々と点々とどこまでも続くのです

なんだか沖縄めいてきました



アーサ採りのおばちゃんもいます



この透明度!
アンビリーバボ~



店主も珍獣に変化



この美しい海は遠くまで続いているのです



沖縄のようだから小琉球なのではなく、昔は台湾と沖縄が全部一緒に琉球と呼ばれていたそうなのです
で、沖縄が琉球になり、台湾にここだけが琉球と呼ばれていた名残の地として小琉球と呼ばれているとのこと

しかしこの透明度はかなりのものです
次回は小琉球に滞在して、もっと海を楽しみたいなあと思いました



小さな沖縄?小琉球

2016年03月09日 | 
飛びます飛びます!
台湾高雄!なぜかといえばそれはここに行くため



この美しい透明な海
知ってる、知ってる、沖縄~
ではなくて、小琉球です

高雄市の中心部からメータータクシーで50分



日本のメーターと違って上の方についています
カシャカシャ上がって700元





高雄の東港から高速艇で30分



出発前に見つけた椰子ジューススタンド
お姉さんが鎌のような道具でガシガシ!ものの数秒で掻き切ってくれました



ウマー!

椰子ジュースは南国ならどこでもありますが、どこにも同じ味はありません
土地の水分やミネラルが違うし、その椰子の熟れ具合でも違うからです

高雄の椰子は小型だすが甘くて癖のない味
いわゆる椰子臭が嫌いな人でも飲めるのでは?

さあ、いよいよ出発!
海は本当に綺麗なのか?