プン吉 punkichi の台所★海外遠征大好きな、完全禁煙南国料理店「島結」は飛ぶ!

台所は料理するだけの場所でなくいろんなことを思う場所♪南国料理・泡盛の店「島結」からのお知らせもあるよ

ミモレットチーズの端っこ

2017年09月03日 | こんなことありました
私も店主もチーズ好き
店主はやや臭めのチーズも食べられるくらい好きで、チーズが家になかったことがないほど

食べやすいカマンベールやブリーといった白カビ系はクセがなくて安価、良く食卓に上るチーズです
同じ白カビ系でも生乳だけでなく生クリームを使ったチーズが美味〜お気に入りですが値がはるため、普段気軽に食べることはできません

ハード系チーズではゴーダ、コンテ、ミモレット、パルミジャーノ、エメンタール(トムとジェリーに出てくるような穴あきチーズ)などなどお買い得になった時にはまとめ買いして冷凍しています

最近はまっているのが羊の乳から作るペコリーノロマーノ、塩を擦り込みながら熟成させるのでしょっぱいのですが独特の甘みと香りが素晴らしいのです
サラダや薄味の料理に塩の代わりにちょっとふりかけます

というわけで縄跳びしたってウォーキングしたって痩せるわけがない!

数週間前の休日のこと、夕方から飲み始めた私たちはそれなりに食べて飲んで、ヘロヘロになりながらも楽しい2人飲みをしていたわけです
ウトウトしていると、なにやらいい匂いが漂ってくる〜

「ほれ〜」

店主が差し出したのは串に刺さったミモレットチーズの端っこ
外側の硬いところを冷凍保存していたものを焼いてくれたのです
そのままだと硬いけれど、軽く火であぶるとちょうど良い柔らかさにとろけ、脂がにじんできます

「うま〜い」

目が覚める美味しさ
ひとしきり飲んだ後、酔いが回って就寝

翌日目覚めたベッドの中で、!?
気がついたことが…
あの串はどこから出してきたのかということ
串の置き場所など知っているはずがない
まさか…まさか…

流し台の前に掃除に使う割り箸や竹串を立てたコップが置いてあるんですよ
主にガスコンロ掃除に使っているのが竹串
店主に質問

「昨日のチーズ美味しかったねえ、ところであの竹串はどっから出してきたの?」

予想は的中でした
まあ、焼いてあったからよしとするか…
新しい竹串の場所は説明したけど覚えているかな?

ハクソーリッジ、観てきました

2017年07月04日 | こんなことありました
沖縄の激戦地、前田高地が舞台のオーストラリア映画を観てきました

浦添の前田高地、崖の上がハクソーリッジです

この映画はマッドマックスでおなじみのメル・ギブソン監督の作品、彼はオーストラリア人なので当時も今もアメリカの同盟国の人間です
ですから立ち位置はもちろんアメリカ軍、武器を持つ事をせず、激戦地で多くの兵士を助けた衛生兵が主人公

これからこの映画を観ようと思っている方に、描写が凄惨であることをお伝えしておきます
戦争映画のリアルを追求しているのでしょう、とても恐ろしいです
血みどろでショッキングな場面の続出
鑑賞中、後半はもうずっと力が入りっぱなし、心臓もドキドキしっぱなし

米軍側からの作りではありますが、日本軍を悪に描いているわけではありあせん
どちらも同じようにおびただしい数の命が秒単位で消えていきます

私が驚いたのは米軍兵士は個人の意見がそれなりに尊重されていて、命が軽んじられていないという事(人種差別はあったと思いますが)
日本軍は個人の意見が尊重されるなどありえなかったはずです
命もお国のために捧げるのです
だから米軍は別物の感覚を持った日本軍が全く理解できず、恐れたのでしょう

浦添のハクソーリッジ、那覇新都心のシュガーローフなど
激戦は沖縄の地を破壊しつくしたのです

映画は日本ではあまり良い興業とはならないかもしれません
でも沖縄で起こったことは映画よりももっと酷かったのではないか、悲惨な戦争は起こしてはいけない
そういう思いを持ってもらうためにも観ていただきたい映画だと思いました

今日はアメリカの独立記念日でした
今後のアメリカの良心を期待し、また日本が戦争をしない国であり続ける事祈る日としたいです







セツ先生との再会

2017年05月31日 | こんなことありました
ようやく長沢節先生の回顧展に行くことができました

セツ先生の大きな写真、学校の写真、美しい線で描かれたデッサンの数々、展示されている先生のキャップや靴の中に見覚えのあるものがいくつもありました
時間が巻き戻されていく感覚、若かった私はまだ幼稚で、あの場所がどんなに素晴らしいところだったか気がつかなかった
オシャレで都会的なアーティストや学生達に気後れしていた田舎モノの私は、友達こそできたものの存分にセツの授業を楽しんでいたとは言い難かったのです
今、セツ(セツモードセミナー)に戻れたらどんなに素晴らしいことか

大正生まれのセツ先生は、太平洋戦争という苦難の時代を乗り越え、自由で革新的なアートの世界を表現してきた方でした
現在の校舎は私が生まれた年に建築されたのだそうです

紹介されている先生のエッセイを読むと、現代に普通に通じる事柄も多く、とにかく洒落た方だったのがよくわかります
芸術に対してだけでなく、生きていく上でのこだわりが美学に溢れています
だから沢山の人に尊敬され、愛され、今も心に残る存在であり続けているのです
在籍中は知らなかったセツ先生のことを知り、すぎた時を懐かしく思い、そして久しぶりにスケッチブックに向かって鉛筆を走らせたくなりました



ポストカードを買いました



セツ先生のサインをカフェアートにしたカプチーノは弥生美術館横のカフェで飲めます





異物混入!?

2017年05月21日 | こんなことありました
数日前のこと、ティータイムに初めて買ってみた新商品のポテチを食べていたところ…

口の中に硬いものがあることに気がつきました
硬い芋?
んん〜?

吐き出すと、それは金属の塊

えー!これが噂の異物混入ってやつ?まったく危ない!

その大手食品メーカーのフリーダイヤルに電話したところ、時間外につき云々かんぬんということで報告できずイライラ〜

しかしこれは一体何なんだとよく見ると歯の詰め物の様
ひどい!そんなものを揚げちゃったんかいな?
でもここでハッと…
うがいをして、よーく見たら私の左の奥歯の詰め物がない!
ポテチがそこに詰まってて、詰め物になってたのではじめは気がつかなかったんです

ポテチで金属の詰め物が取れるなんてオドロキですが、緩んでいたりすると粘った食物で取れることもあるんだそうです
急いで歯医者に行き治療してもらい詰め物は元どおりになりました

時間外で電話が繋がらなくて本当に良かった…
よく確認、再度確認、苦情の電話わその後にいたしましょう

以上、アホな私の早とちりのお話でした

セツ・モードセミナー閉校に寄せて

2017年04月25日 | こんなことありました
私が在籍し、卒業したアートスクール「セツ・モードセミナー」が、今期の卒業式を終え、閉校したというニュースがラジオで流れました

ええ〜!
そうだったの?

ビックリして連絡がとれるセツ仲間に知らせたところ、彼女達も知らなかったようで一様に「寂しいねえ〜」と…

セツ・モードセミナーは長沢節校長が主宰する、デッサンが中心の授業で数時間を過ごす
長沢節先生は会津若松市で生まれた方で、その美的センスははかりしれない

当時のセツは、先着順で入校する謎の学校(笑)
実家のある村に才能ある芸術家の孫がいて、その人のススメで私はセツに願書を出しました
その人もセツの卒業生です

ちょいとおしゃれを気取ってた田舎者の私は、セツで頭をブン殴れるくらいのショックを受けます
都会の人のセンスの良さ、校風の西洋かぶれ具合、授業の斬新さ
全てが私を打ちのめしました
そのオシャレで自分の現実と掛け離れた雰囲気が私を萎縮させたのは間違いありません
授業の中で良い作品に与えられるA
私は一回も貰えませんでした

大原での自転車による事故により82歳でセツ先生は亡くなりました
お別れの会は喪服禁止!セツ先生らしいですね

セツの芸術はアウトサイダーであるべきだと
それが叶わなくなったのが閉校の理由の一つだそうです
私はずっとアウトサイダーの人生を歩いてきました

地元を離れているだけでもアウトサイダー
バリでの人生もアウトサイダー
神奈川での起業もアウトサイダー
沖縄料理もアウトサイダー

Aはもらえなかった私ですが今もずっとアウトサイダーです
アウトサイダーであれ!
それだけは守っていますので、今ならAをもらえるでしょうか?

セツ先生は缶コーヒーが嫌いでした
利便性だけを追求するものや、本質が伴わない模倣品を「醜い!」と評してました
思えばずっとエコでナチュラルな人だったんです

若く都会に憧れただけの私には理解できなかったのです
おばさんになり、それなりに人生を重ねた今ならセツ先生とお話しできるんですが…

今日の私はセツ・モードセミナーの階段、デッサンをした教室、カフェ、テラス、良い仲間や先生達とともにあると感じられます
学び舎というとちょっとちがうかな?
フランス語で表現するのは難しいですが

a la Setsu

アラ・セツ
セツ風の…

セツ・モードセミナー風

懐かしく、ありがたく、憧れます

さようなら セツ!


停電

2017年02月20日 | こんなことありました
20日、風が強くまさに台風並み!
夕方に四大陸フィギュアの録画を見ていたらいきなりの停電に見舞われました

辺りが暗くなってきても復旧する兆しがないのでキャンドルに点灯


2時間ほど停電が続きましたが、こういう予想外の時にこそ我が家の危機管理能力が問われるのです
マンションなので、長時間の停電に備えバスタブに貯水
次はケトル、鍋二個にも水を貯めました
飲料水は買い置きがあるのでOK

問題は命綱の携帯の充電ですね
ノートパソコンからUSBで充電できるようにいつでもパソコンは100パーセント充電しておくのが望ましいと、今更ながら再確認
スイッチオンの行為って体に染み付いたものなんですね
キャンドル探そうと廊下に出て廊下のスイッチ押してしまいました
で、懐中電灯持ってでトイレに行き、無意識でトイレのスイッチ押してるんです
勿論電気はつかないので、なにやってんだろ〜って

地震が起き、長い避難避難生活もあるとしたら今の備えじゃ全くダメだと気がつくことが沢山、今日の停電を不便だとか言ってないで自分の不備を改める事にした次第です

風は止んできました
明日はいい天気だといいなあ

「この世界の片隅に」観てきました

2017年01月25日 | こんなことありました
かねてから評判のアニメ映画
「この世界の片隅に」を観てきました

この映画はクラウドファンディングで作られ、公開された反戦映画です
広島、呉で暮らす「すずさん」という女性の普通の毎日がどんどん戦争と共に変化していきます
最終的には広島に原爆が落ち日本は戦争に負けてしまいます
兵隊として戦った軍人は当然いるのです、戦闘シーンではなく日常の暮らしのなかで戦っていた普通の人々を描いていました

「夕凪の街、桜の国」を描いたこうの史代さんの漫画が原作です
広島の江田島は、店主の祖父の家があったところ
なのでこの映画は観ておかなくちゃいけない気がしていました
はじまりのシーン、瀬戸内海の海の色がまんま表現されていてびっくり、柔らかな線で描かれる登場人物達が可愛らしいので、ストーリーの重さを感じさせないかもしれません
でも戦争はダメだよ、としっかり呼びかけて来ます
すずさんの失くした右腕は、原爆で殺された名も無き母親の千切れた右腕とシンクロします
あの時代、誰もがどこかで近しい人を失い、傷つき、でも人前で涙を流すことさえ出来なかった…
そんな時代がまた少しずつ忍び寄ってくるかもしれません
誰も気がつかないうちに…

それを忘れないで!
毎日ちゃんと世の中を見ていなきゃダメだよ!
そういうことを言いたい映画だと私は思いました



お時間があればぜひ映画館へ
画面がとても美しい映画ですよ

国際交流なお正月でした

2017年01月07日 | こんなことありました
お正月、インドネシアから来日中のエルナさんに日本らしい新年を体験していただきました



ミニミニのお正月フード
カマボコや自家製の鶏ハム、牛タタキ、子持ち昆布
アンティークの酒器を使って日本酒でカンパイ!
プチトマトは前回来日の時にエルナさんが気に入っていたので用意しました
ゆく年くる年、お坊さんとゴーンという鐘の音…新年の瞬間、周囲のあまりの静けさに

「日本のニューイヤーってこんな感じですか?」

少々がっかりしたようです(笑)
厳かが日本の新年ですからね〜
気に入ったのは我が家のホットカーペットのようでした


翌2日、三線弾きのキヨト夫妻が急遽都合をつけて三線と琴を披露してくださるということでご自宅にお邪魔しました



めでたい時にはこの曲

かぎゃで風
This song は、for celebration よ〜
会話はほとんどルー大柴さん風



そして三線体験
本物のヘビ皮にちょっとひいてましたが、音色の美しさはお気に召したようです
沖縄音楽の曲調がインドネシアと似ていると言ってましたね
このあとすき焼き体験も!

「和牛美味しいです」

そりゃそうだ〜♪
日本の正月正しい過ごし方は、酒を飲み、美味しいもの食べ、自宅でのんびりだらだらするんだよ〜
実践していただきました



この人はコーシローさん、キヨトさんちの猫を追いかけ自分も猫になっているようですね
かまいすぎて指噛まれたそうです

エルナさんの新年が良い年になるといいなあ
彼女が日本を去ったら、暖かかった気温がグンと下がり冷えてきました
南国女性、暖かさも一緒に持って行っちゃった〜?


ハドソン川の奇跡

2016年10月04日 | こんなことありました
トム・ハンクス主演、クリント・イーストウッド監督の映画

ハドソン川の奇跡

観てきました

私は飛行機が大嫌い
ちょっと揺れるだけで恐怖を感じます

よく海外に行くのに?と言われますが、乗らなきゃ行けないから我慢しているだけです
9.11のあの日、私は飛行機に乗っていて、何も知らずに目的地に到着、ホテルであの映像を見ました
同じ時間に飛行機に乗っていた人達が、あのような状況になったことに強いショックを受けて、それ以来飛行機に乗ることへの恐怖感がいつもの心のどこかにあるのです

ハドソン川の奇跡は7年前の実話で、日本でもニュースとして大々的に報道されました
奇跡の着水を成功させたサレンバーガー機長は英雄、そこで日本での報道はおしまいでしたが、この映画はそのあとの機長と副操縦士の苦悩の時間を描いています
ハドソン川に着水することを選んだ機長が、一転して乗客を危険にさらしたと糾弾されます
悪夢に苦しめられ、自分の判断を何回も再確認する機長の眉間のシワが印象的です
この映画を観終わって

島結のカウンターに時々座るキャップ(51)が、どんどん機械化する新しい航空機に対して
航空機が電子制御されることで安全になっているのは確かだけれど、それだけではなく自分達が長年経験してきた操縦技術もとても重要だと思っている

と言っていたのを思い出しました
確かに機械は故障部分、高度、障害物など的確に知らせてくれますが、起きたことへの対処を選択するのは人間、この映画はまさにそれを描いています
初めてのケース、マニュアルの万策尽きた時、機長は冷静でした

映画館のシートが、機内のシートに感じました
冷房が寒いと思っていたのに、バードストライクのシーンあたりからいつもの手汗が…途中で汗ビッショリ
私も完全に乗客の1人となり、そして生還できました
サレンバーガー機長、ありがとう!
そして島結のキャップもありがとう!
私たちの知らないところで、一瞬で正しい判断をし危険を回避しているベテランがいてこその空の安全なのですy

あ〜でもやっぱり飛行機コワイなぁ〜
衝撃に備えて
なんて言われたら、そこで気を失いそうです



機長役のトム・ハンクス、やっぱりいいですね〜
副操縦士役のアーロン・エッカートもすごく良かった
二人の男がしっかり役割分担し、奇跡に導いていました
とても緊張し疲れる映画の最後に副操縦士が言う一言、いいですよ〜
ふっと肩の力が抜けます
あと、エンドロールも最後まで見たほうがいいです
航空機好きの方、必見です!



台風一過、あれれ?

2016年08月22日 | こんなことありました
台風9号、去りました〜

18時、富士山が見えてきました



昼間の風雨が嘘のように綺麗ですが、川は濁流、茶色い水が流れています

そして、マンションのバルコニーが!!!!!



お隣さんと開放的な関係になってしまいました〜ぁ
修理までなんと2カ月か3カ月かかるとか…
お隣さんはとても良い人なのでうちは気にしませんが、お隣さんがどう思うかはわかりませんので、騒がないようにいたします