Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

オネショしそうになる火柱

2014-10-24 | 生活
凄い火柱が上がっていた。ルートヴィヒスハーフェンの郊外のオッパウだと聞いた。所謂工場の寝床となっている二十世紀の新開地である。よって工場は殆どないはずなのだが、その火の上がり方が違っていた。上に十メートル以上の火柱が一時間ほど上がり続けていた。

消火作業で白い水蒸気が上がり始めても、再び火柱の勢いは強くなって元通りの色になる。その色合いが綺麗な灰色であり不純物ではなくて、完全燃焼している感じなのだ。つまり燃料が燃えていると思った。

そして方向と距離感から住宅密集地であり、火元はガソリンスタンドかと思った。ガスならば止めれば終わるからである。そして、ネットを見ていると思った場所よりも後方で、直線距離にして二十キロほどある。だから火柱ももっと大きかったのである。横に並ぶBASFの工場事故でもこれほど派手なことにはならない。

流石に州知事が直行したようで、大事故だった。ガス管の工事をしていたのだろう作業員が死亡して、多くの人が怪我を追い、二十件以上が潰れ、深さ五六メートルのクレーターが残ったというのは当然であろう。

火柱の割には、被害が少なかったのはその密集度にもよるだろうが、爆発が溜まったガスが少なく規模が小さかったからだろう。それにしても元栓を占めるのに時間が掛かっていたのは理解できない。近くを通る路面電車も火が回って運行停止になったらしい。

とにかく、双眼鏡で覗いていても、恐ろしいぐらいの火柱だった。今晩、オネショしそうである。



参照:
ダイオードに右往左往する 2014-05-08 | テクニック
自由民主主義への忠誠 2008-03-14 | マスメディア批評
石油発掘場のアナ雪の歌 2014-07-30 | 音

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