Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

満足度が高いこと

2020-10-05 | 文化一般
10月のマーラー第九公演は11月に延期になった。しかし担当の文化相がヴァケ―ションから戻って来るまで発表とはならないのだろうか。プレスによると11月27日から29日へと其の侭五週間先へと先送りしている。楽団支配人によると、再び現行の入場者制限250人から半数容認へと戻されるのは早くとも10月中旬になるので延期にしたとある。

11月末の日程をキリル・ペトレンコが承知したところまでは分かる、しかし万が一250人で開催することになればブレゲンツでとまで言及しているのは不可解。人数制限という事はコッホ研究所の危険地域認定が外れていないという事だろう。その状況でもペトレンコが承知するとは思えない。認定が外れれば増員は直ぐに可能だろう。

そもそも250人ならばなぜフェルトキルヒでは駄目なのか?容量からすればブレゲンツが大きいので安全なのだが、合わせて1000人しか入れられない。これを四回のコンサートに別けることは全く難しくはない。そもそも250人で売るとなると、其の侭ティケットを先送りは出来ないが、指揮者さえ参加可能ならば開催は可能となる。

12月末のジルフェスタ―コンツェルトまでには四週間近い期間があって、その間に対処は可能かもしれないが、危険地域に公式に訪れるという事があるようには思わない。

来年のミュンヘンでの宿泊を調整した。既に予約していたところよりもいいものが見つかるようになった。市内で二泊で190ユーロだったのだが、より中心部に近く且つ緑の多いところで95ユーロで三ツ星ホテルが見つかった。案の定、駐車料金は一日15ユーロ徴収される。そして古いのをキャンセルして調べると、より旧市街に近いところに116ユーロでアパートメントが見つかった。こちらは有料駐車しても一日7ユーロなので、二日で16ユーロ安くなる。つまり差額は5ユーロとなる。それどころか近所の道端でも停めれると書いてある。評価の数字は4違うので大分満足度が高いようだ。

歩いては旧市街までは遠いが、地下鉄駅へも400Mなので歩け、車よりも早く移動可能かもしれない。なによりもアパートメントで調理器具が付いている。早速ダブルブッキングにしておいた。但しこちらはキャンセルは一月前までで様子を窺わなければいけない。ミュンヘンに本当に出かけれるのかどうかは今後の状況次第だ。

年末までにワクチンも試されるようなので、それで無毒化されれば、一挙に解放へと近づく。その状況も考えて準備もしておかないと良い宿も見つからない。金の掛からないことは小まめに対処しておくしかない。

引き続きペトレンコ指揮SACD*ボックスを鳴らしている。これだけPCオーディオお休みにするのは珍しい。「悲愴」は曲も曲なので殆ど流していなかったが、今回は同作曲家の五番もベートーヴェンも勿論シュミットとステファンも幾らでも鳴らせる。大きな相違は適度な刺激はあっても快適な音響になっていることだろう。要するにバランスがとても良い。装丁のその手触り感と立体感そのものなのだ。インゼルディスク、即ち無人島で一人で過ごすときに持参するべきディスクである。ネット環境の無いヒマラヤでもサヴァンナでもジャングルでも全ての映像も観れる。まさにこれは必携である。
Kirill Petrenko und die Berliner Philharmoniker: Beginn einer Partnerschaft



訂正:SACDと思っていたのはあまりに良過ぎるハイレゾマスターCDだった。

参照:
とても高い芸術的な価値 2020-10-02 | 音
千人収容の夢物語 2020-09-27 | 雑感

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