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Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

制作再演への期待

2025-06-20 | 文化一般
休日前日は朝の内に走った。晴天でも気温が摂氏20度に至らなかったからだ。午後には涼しく走れる余地はなかった。なぜならば17時には道が閉鎖されて、自宅軟禁状態になるからだ。

祝日明けの金曜日には再び道が開き、17時迄は出入りが出来る。やはり早朝20度以下で走れそうである。序に安い燃料を20リットル入れたい。それで土曜日に劇場へと車を走らせ17時過ぎに入庫して、そこで日曜翌朝7時前に出庫して帰宅する。

今回はベットがあるので、精々お土産をどうするかぐらいである。食事のネタを持って行こう。ワインは何があるか概ね分かっているので心配はいらない。

土曜日は交通閉鎖されるのは15時であり、劇場に入るのは18時30分過ぎなので、14時過ぎに出かける準備をすれば問題がないだろう。

お勉強は幾らかはしているが、まだ金曜日に時間が欲しい。ドビュシーもオネゲルも違った意味で容易ではない。前者はアバド指揮演奏録音では聴きとれなかったり、そこまで振れていなかったものが小澤指揮で聴くとよく分かった。結構難しいので今回座付き楽団でエンゲルがどこまでの指揮が出来るのかとても楽しみになってきた。2017年の新制作の初日はこちらの地元でも活躍していたスーストロ―指揮だったようで、今回どれほどブラッシュアップ可能だろうか。

後者の難しさは、台詞と音楽との組み合わせで、オラトリオ形式となっているところに舞台の演技をつけてどれほどマネージメントされるかであろう。

演出はフランクフルトでアスミク•グリゴーリアン主役で観た「マノンレスコー」のオリエ監督らで、どうも舞台装置も似ている。舞台を初演の1938年に合わせてあって、当時の事情が知れる。現在最も正統的な舞台化である。抑々ジャンヌダルク自体が1920年になって聖人になっているので、ナチの支配を受けるフランスにとっては重要な存在だったのだろう。

よく分からないのはネットにある無料楽譜からはプロローグが落ちていて、それが初演版のようで、改訂版で付け加えられている様である。演奏上の収まり良さだけなのだろうかどうかはまだよく分からない。

ドビュッシ―「選ばれし乙女」もオラトリオであり、両作制作で劇場化ということでは、音楽劇場作品になっている様だ。

新聞を見ると新たに小さなライマンの若書きオペラが上演されて、先の「ランヴィジーブル」の大成功に続いて好評だったようだ。それも楽団も褒めてあるので、先での経験が活かされていたならばとても幸運なことではなかったのだろうか。今回の再演も中々難しいところのある制作作品なので、それなりに話題になってくれると喜ばしい。少なくともマルヴィッツが初日を振って不評だったコスキー演出「サロメ」はエンゲル指揮で全然悪くはなかった。



参照:
積み重なる文化的功労 2025-06-11 | 文化一般
身体的運動で見出せる死 2025-03-30 | 文学・思想

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