Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

クラウドに上げるデータ

2019-09-12 | ワイン
クラウドにデータを上げた。公共性のあるものをデポしておこうと思った。公開する訳ではないが、個人情報的なものでない限りとてもいい使い方だと気が付いた。独テレコムの無料で付いて来るものは25GBしかないので限られる。二回線合わせても50GBにしかならない。それでも再入手が難しく、貴重な録音録画を上げておこう。音楽データとしては40時間、映像とすれば10時間にも満たないが、既にペトレンコ指揮の幾つかの演奏記録は歴史的になっていると認識した。

先ず外せないのはルツェルンでの演奏記録からで、次に貴重なブレゲンツでの「千人の交響曲」だろうか。コンサートでは、DWが収録しているであろうボンでの公演、ベルリンでのオープニング二回ぐらいが貴重だろうか。オペラは、初日の録音はなかなか見つからないが、録画の方は「マクベス夫人」と「ヴァルキューレ」を除くと音質は別にしてある程度のものはネットでも見つかる。

月曜日のコンサートの批評が老舗新聞ノイエズルヒャー新聞に出ている。アブラームセンに関しては歌手のハニンガンの歌唱の秀逸について、メシアンに関しては流れるような指揮について、なんともみすぼらしい批評である。色々と感想があるのだろうが公に書くほどの準備をしていなかったという事だろう。独語圏の一二を争う高級新聞の文化欄がこの程度だから知れている。だからあの指揮と管弦楽で通ってしまうのだ。想定通りだ。

結局火曜日の早朝に就寝して、火曜日一日は疲れて、眠かった。水曜日になって初めて森を走れた。洗濯屋にシャツを二枚出した。来年まで着ないシャツである。夜も寒くなって来たので、寝間着もそろそろ長袖が必要になる。

新聞の文化欄に短報があった。フランクフルトのアルテオパーの支配人が来年秋シーズンから変わるようだ。今までいたステファン・パウリ―はヴィーンの楽友協会の支配人になり後任マルクス・ファインはフランクフルト出身で、以前ベルリナーフィルハーモニカーの芸術アドヴァイザーだったというから、これでまたフィルハーモニカーとの関係が出来た。ペトレンコを隔年でぐらいは呼べるのではなかろうか。地理的に、ギリギリバーデン・バーデンの地域独占権を逃れられると思う。移動時間一時間半ぐらいだから一部しか訪問客は重ならない。丁度ここワイン街道が中間ぐらいだからである。どちらもそれほど近くはないが、遠くはない、個人的にはとても都合がよい。

金曜日に取ってきたリースリングを何日かに分けて愉しんだ。新しいセグメントで独高級ワイン協会のクラス別けではPCにあたる。GCのヘレンベルクの上部の斜面である。だから酸もある。現在はまだ格付け申請中なので、ニーダーベルクを名乗れずにNBと記載されている。初年度の貴重な製品である。どうも春に試飲して気に入ったようで半ダースも予約してあって、驚いた。試飲しておらず購入してから再び試飲した。まだまだ若いが、青スレートの構築性と果実風味がハルガンツなどよりも上品で価格だけの価値がある。



参照:
次元が異なる名演奏 2019-08-18 | マスメディア批評
宇宙の力の葛藤 2019-05-20 | 音
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