パン屋√s(ルーツ)。

一人で営んでる「パン屋√s(ルーツ)」の日々。

パン焼いたり、つぶやいたり、パン焼いたり。

続・沖縄ってる。

2013-03-10 | あんなこと、こんなこと、そんなこと。
冬に逆戻り。冬めがけてまっしぐらの石鳥谷です。
あーあ。春が遠のく・・・。

ところで、3月震災チャリティ販売焙煎珈琲豆は予約で完売しました。
ご予約くださった皆様、ありがとうございます~(*^。^*)

さて、春が遠のいてる石鳥谷町ですが、今週は「沖縄ってる。」の続きをやってました。




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沖縄産の「さんぴん茶」。お客さんからのお土産です。
ジャスミン茶のことを沖縄では「さんぴん茶」と言うそうです。
これで酵母を起こしを開始。



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さんぴん茶の茶葉で起き始めた酵母。2週間くらいかかって、やっとプチプチ・シュワっと。
泡が出て動いてきた。嬉しーっ。
通常、酵母菌は「糖分」を餌にして増殖していくのだけど、茶葉自体には増殖に必要なほどの「糖分」が
含まれていないような気がするので、すこーしずつ砂糖を酵母のエサとして
あげていきます。多すぎてもダメなので、すこーしずつ。
で、酵母が元気になるように育てていく。ココです、ココが一番楽しいッス。




↑↑
で、この「さんぴん茶」酵母で焼いたパン。
少しだけハチミツも入れて食べやすくしたつもりです。



↑↑
うっすらと緑色なのは、茶葉を粉に挽いてパン生地に練り込んでいるからです。
酵母だけだとちょっと香りが弱いので、お茶の香りを感じれるようにお茶の粉も入れてみました。

結果、噛み締めるとさんぴん茶(ジャスミン茶)の香りがふわ~っと漂い、
お茶を飲んでるよーな、食べてるよーなフシギな味わい。


店に置いてお客さんにも試食してもらいました。
手を伸ばしてくださった皆さん、ありがとうございましたーっ。

しっかし、お茶でパンが発酵するってなんとも不思議だなぁ。

ま、お茶だけじゃなくて、レーズンだろうが伊予柑だろうが、桃だろうが、大体のものは
酵母の育て方によってパンになっていく事の不思議さが魅力的すぎますね。

またちょっと面白いものがあったら酵母を育ててみたいなぁ。
その節はまたお付き合いをどうぞ宜しくお願いします(*^。^*)





コメント
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