今年の春は寒かった。
で、桜も遅咲きだった。
桜がやっと咲き、すぐに散り(泣)、桜の葉が出たので摘み取って桜酵母を起こす。

↑八重桜の若葉と花弁。
若いほうが元気のいい酵母が起きるかなと思い、若葉を摘んだ。
↓摘んだ若葉と花弁を仕込んで待つこと数日。
綺麗だのう、おぬし・・・。


↑数日後に酵母が起きる。これができた桜の酵母液。
(南部鉄瓶の手拭いは友人からの開店祝い。こういう素敵な手拭い、どうやって見つけるんだろう?)
花びらもひとひら舞ったりして。綺麗な桜色・・・自然ってスゴイ。
が、ここからが問題なのだ。
ナント、肝心の「桜の葉の香り」がしないではないか・・・。
本当は桜の葉の香りがする、桜餅のような香りを期待していたのだ。
以前、桜で酵母を起こしたときには桜餅のような香りがして、桜餅のような香りのパンが
焼けたのに・・・。
なんで?どうして?
酵母液自体はシュワシュワと元気いいものの、味は「草の炭酸水」(←って、なんじゃそりゃ)のようで、
桜餅風味は皆無である。
これじゃあ、パンに入れてもワカラン。
数回、酵母を起こし直すも同様の結果だった。
・・・・見事に撃沈である。
・・・ということで桜酵母パンのリリース、今年は見送りです。
そもそももう季節じゃないし。
今年の桜、遅かったねえ。それより何より香りがしないことが問題なのです。
自然界のもので起こす酵母は1年に一度しか実験できないのがイタイ。
しかも桜は期間が圧倒的に短い。ほんっと、「イタイ」。
来年はどうなんだろう・・。
わ~ん、来年もトライするぞぉ~!
何年かかっても粘ってやるぞぉ~!
悔しいっす。・・と思いながらも桜酵母でパンを焼いた。

左は桜酵母のみのパン。右は桜の葉の塩漬けをプラスして焼いたパン。
旨いよ。旨い。そりゃそうだ。大事に育てた酵母と岩手の粉だもの。
でも、桜の葉の香りはしない。(左のパンは)
右のパンは桜の葉の塩漬けの助けがあって、目指すものに近い味になっている。
近いけど、酵母自体に香りがないという事実は私にとって重い。
・・・・季節の酵母パン、「桜酵母パン」は今年は断念です。
密かに待ってくださっていた方々、申し訳ありません。
しかしながら、これからの季節、まだまだいろいろなモノが実りますので
季節を伝えるパンを出せるよう頑張ります。
う~ん、最近、めっきり「失敗ブログ」になってきた・・・。
スンマセン・・・。
で、桜も遅咲きだった。
桜がやっと咲き、すぐに散り(泣)、桜の葉が出たので摘み取って桜酵母を起こす。

↑八重桜の若葉と花弁。
若いほうが元気のいい酵母が起きるかなと思い、若葉を摘んだ。
↓摘んだ若葉と花弁を仕込んで待つこと数日。
綺麗だのう、おぬし・・・。


↑数日後に酵母が起きる。これができた桜の酵母液。
(南部鉄瓶の手拭いは友人からの開店祝い。こういう素敵な手拭い、どうやって見つけるんだろう?)
花びらもひとひら舞ったりして。綺麗な桜色・・・自然ってスゴイ。
が、ここからが問題なのだ。
ナント、肝心の「桜の葉の香り」がしないではないか・・・。
本当は桜の葉の香りがする、桜餅のような香りを期待していたのだ。
以前、桜で酵母を起こしたときには桜餅のような香りがして、桜餅のような香りのパンが
焼けたのに・・・。
なんで?どうして?
酵母液自体はシュワシュワと元気いいものの、味は「草の炭酸水」(←って、なんじゃそりゃ)のようで、
桜餅風味は皆無である。
これじゃあ、パンに入れてもワカラン。
数回、酵母を起こし直すも同様の結果だった。
・・・・見事に撃沈である。
・・・ということで桜酵母パンのリリース、今年は見送りです。
そもそももう季節じゃないし。
今年の桜、遅かったねえ。それより何より香りがしないことが問題なのです。
自然界のもので起こす酵母は1年に一度しか実験できないのがイタイ。
しかも桜は期間が圧倒的に短い。ほんっと、「イタイ」。
来年はどうなんだろう・・。
わ~ん、来年もトライするぞぉ~!
何年かかっても粘ってやるぞぉ~!
悔しいっす。・・と思いながらも桜酵母でパンを焼いた。

左は桜酵母のみのパン。右は桜の葉の塩漬けをプラスして焼いたパン。
旨いよ。旨い。そりゃそうだ。大事に育てた酵母と岩手の粉だもの。
でも、桜の葉の香りはしない。(左のパンは)
右のパンは桜の葉の塩漬けの助けがあって、目指すものに近い味になっている。
近いけど、酵母自体に香りがないという事実は私にとって重い。
・・・・季節の酵母パン、「桜酵母パン」は今年は断念です。
密かに待ってくださっていた方々、申し訳ありません。
しかしながら、これからの季節、まだまだいろいろなモノが実りますので
季節を伝えるパンを出せるよう頑張ります。
う~ん、最近、めっきり「失敗ブログ」になってきた・・・。
スンマセン・・・。