パン屋√s(ルーツ)。

一人で営んでる「パン屋√s(ルーツ)」の日々。

パン焼いたり、つぶやいたり、パン焼いたり。

『にっち』にて『ロシアの小さな絵本展』開催中です。

2016-02-28 | お知らせ。
今朝は久しぶりに白い景色。
冬も底力を底力を出したような朝でした。

さて、月イチでお邪魔してる行商先の雑貨店『にっち』では、素敵な企画展を
絶賛開催中です。

『ロシアの小さな絵本展』。
開催期間は2/24(水)~3/7(月)(火曜定休)です。




↑↑
素敵なDM。
店にも置いてますので是非、お持ちください。




そして、以下はにっちさんからの「ココが見どころ!!」のポイントです。↓↓

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ロシアの原書絵本は、古書、新本を合わせ、57冊。
翻訳絵本は、50冊ほど展示しています。

旧ソ連時代の絵本は、なかなか見る機会が少ないので、
ぜひ、手にとって見ていただけたらと思います。

1928年の絵本に「おろかな子ねずみ」というマルシャークが書いたお話があるのですが、
(なかなか眠らない子ねずみに、お母さんねずみが手をやいて、
次々に、いろいろなお母さん、カモ、ブタ、カエル、馬、ネコなどに
子守りを頼む話なのですが・・・)
そのアニメ(1940年制作)も(コンピュータで)見てもらうことができます。

音楽が、有名な作曲家のショスタコーヴィチで、
これがなかなか楽しいのです。

それから、3月5日(土)のお話の会にも、ぜひ皆さんに来ていただけたら、
と思います。
白樺の樹皮をつかったロシアの伝統工芸品、ベレスタの職人さんのお話や、
ロシアのアーチストのお話など、ロシア(ノボシビルスク)に住んでいた新田祐子さんから
楽しいお話が聞けます。
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ということで、「にっち」らしさ満載の企画展開催中です。

上のメッセージやDMにもあるように、3/5(土)はロシアに住んでいた
新田さんのお話会も。
リアルなロシアの様子が聴けるなんて興味深いですね。

そして、「おろかな子ねずみ」のアニメも楽しそう。音楽も聴いてみたい。

皆様、ぜひぜひお出かけくださいね。


当店の次回のにっちでの行商は3/14(月)です。
企画展同様、これまた是非、いらしてください。

お待ちしています。



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季節酵母パン『甘酒酵母の直球あんぱん』販売終了致しました。ご利用を有難うございました。

2016-02-14 | お知らせ。
今日はバレンタイン・デーですね。
女子の皆様、ほんっとにお疲れ様ですー。

世間のバレンタイン熱とは裏腹にあまりにも気楽な自分。笑。
そのうち、チョコ入りのパンを販売するようになったら買ってください~。
(ぜぇぇっったいにそんな日は来ないだろうと思われる)

さて、季節酵母パン『甘酒酵母の直球あんぱん』は自家栽培の小豆がなくなりましたので
販売終了致します。
たっくさんのご利用を本当にありがとうございましたーー!!



↑↑
パン生地は甘酒酵母で発酵させてるので、少しオーブントースターで温めると
甘酒の香りが漂い、そこがまた一層旨いのですよ、イケるのです。






↑↑
パン生地には自家製甘酒酵母の他にも、自家製麹と、その自家製麹でつくった
甘酒も少し入れてました。すべては香りづけのために。
麹・甘酒軍団の総動員でしたー。
お買い上げ頂いた皆様にも、軍団の団結パワーが直球で香りよく届いていたらいいなと思います。




↑↑
そして真打登場。
自家栽培小豆を焚いたあんこ。
今年は十勝大納言と丹波大納言の2種でした。
どっちも大きいけど、丹波大納言はほんっとにめちゃめちゃ大きい。
「今年の小豆、去年より大きいですよね?」と、感動してしまうツッコミを入れてくださった
お客様もおいででした。
いやもう、そういうツッコミ、ほんっとに感動しますよね。。。。
五感フル稼働で召し上がってくださってるんだなぁと、しみじみ嬉しいです。

ということで、甘酒香る硬めのパン生地に、甘さ控えめのあんこの
ゴールデンコンビを今年も無事に販売させて頂き、本当に有難うございました。

季節酵母パンは販売時期が短いので、酵母の扱いにやっと慣れてきたかも・・・と思う頃に終わってしまう、
ニクイ奴です。
また来年、販売することができたら今年よりももっと美味しく焼きたいと思いつつ、そう簡単には
問屋が卸さない難しさがまた、魅力的だったりします。

では暫くは季節酵母パンは『伊予柑の手仕事』のみとなりますが、伊予柑が激烈にイイ仕事してますので、是非ご利用ください。
お待ちしています。






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月イチ行商『にっちの日』、終了しました。ご来店有難うございました。

2016-02-09 | お知らせ。
2月なのですか?ほんとに?
という暖かい冬ですね。

昨日も朝は雪が降ったものの、気温高めでした。
そんな中、東和町の雑貨店『にっち』へ行商に伺いました。

ご来店頂いた皆様、ほんっとにありがとうございました。

がしかし、昨日は『甘酒酵母の直球あんぱん』が大失敗でして。
・・・やってもうた~・・・。
ご予約頂いていた皆様、本当に申し訳ありませんでした。

さて、昨日は企画展『羊いっぱい展」の最終日で、素敵な羊に関する作品たちが
展示されてました。




↑↑
木工作家さん「crando」さんの作品。
木のぬくもりで羊のかわいらしさをよく表してますよね。
目鼻をつけずとも(いや、目鼻がないからいいのかも)本当に愛らしい。
思わず触りたくなる作品。



↑↑
切り絵作家さん「かみきりむし」さんの作品。
これ、すっごくちっさいんです。細かいーーー。どうやってこんなに小さいものを
切り抜いていくんでしょか。。。。



↑↑
羊毛作家さん「はらっぱ羊」の実紀さんが飼っている子羊の「くるるん」。
すっごく可愛いんですよ、ほんっとに。
今はもう、子羊じゃないみたいけど、子羊だったころのくるるんのパネルがたっくさん。
「くるるん」のパネルを見てるだけで本当に静かな気持ちになれます。



↑↑
実紀さんは羊を2頭飼っていて、羊の毛刈りをご自身でなさいます。
これは「くるるん」の母親羊(←名は「ひめっち」)の羊毛。



↑↑
実紀さんはその羊毛を手で紡いで糸にしていき、



↑↑
その糸でこのような帽子を編んだり。「指」を使って編むのだそうです。
「ハンモックみたいに編むのよー」とサラっと仰るけど、
私にはちょっと想像つきません。。。。

羊飼って、毛を刈って、紡いで、染めて、編む。
いつも羊と一緒。
やはり、作品にも羊への愛情が溢れ出ていて、なんとも温かい気持ちになります。

うーん、人が魂を込めたものって本当に美しいし、見ていると静かな気持ちになりますね。


ということで今年の「羊いっぱい展」は昨日で終了しましたが、『にっち』では次の
企画展の準備も着々と進んでいるようですので、また後日、お知らせ致しますね。


次回の当店の行商は3/14(月)です。

ご都合のつく方はお越しください。

そして、明後日2/11(木)は祝日ですが、当店は通常営業致します。

さてと。
今度は甘酒酵母にドヤされないよう、気をつけて皆様をお待ちしています。







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寒くても賑やか。

2016-02-02 | あんなこと、こんなこと、そんなこと。
遂に2月ですねー。
早いっ。

さて、暖冬とは言うものの、さすがに冬らしい寒い日が続いておりますが、
冬の酵母たちは賑やかな顔ぶれです。



↑↑
左から伊予柑酵母(『伊予柑の手仕事』用)、りんご酵母(『自家製酵母の気まぐれスコーン』用)、
甘酒酵母(『甘酒酵母の直球あんぱん』用)、レーズン酵母(定番メニュー用)。

賑やかどすぇ。
見た目も華やか。更には「ぷしゅ。ぽしゅ。」という呟きも奏でていて
じっとしてまへん。

酵母たちはそれぞれパンやスコーンに使用されて、少なくなっていくので
その状況を見つつ、随時追加で培養したり、温度をあげたりして
発酵を促進させ、きちんと活躍してくれるように酵母たちを育てるのが私の仕事です。

とかエラそうな事言ってますが。

ホントはすべて私が酵母たちにコントロールされてます。

酵母の機嫌によって追加の培養をどうするのか、どのくらいの温かさに
してあげるかとか、ぜーんぶ、すべては酵母次第で私のすべきことが
決まってきます。

私のすることや、その加減が間違っていたり、気に入らないとなると、途端に
態度に出す恐ろしいヤツらです。パンが膨らまないとか、不味いということに
相成ります。

そう、彼らは常に正しい。
彼らにとって美味しいパンになる条件とは決まっています。
その条件を満たさない限り、美味しいパンになってくれることはあり得ません。

つまり、このヒトたちが空気を読んでくれることは一切ありません。

いつも私のほうが「空気読めよ!!」と怒られているのですなー。笑。

毎日、そんな酵母の機嫌を伺いつつ、毎日違うパンの表情を見るのが
飽きません。
季節の変化とともに様子が変わっていく生き物たちには
まだまだ追いつけず、情けないなーと思う事もしばしば。

いつになっても追いつけないと頭でわかっていながらも
やはりその背中を追いかけずにいられない、不思議な生き物たちです。

ということで今は4種の酵母たちにコントロールされながら
日々、一喜一憂の冬の陣なのです。

さて、今月の東和町『にっち』での行商は2/8(月)です。ご都合がつく方はお越しください。

手厳しい酵母たちに叱られつつお待ちしています。笑。
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