3月震災チャリティ販売について。

昼間は春の兆しも感じますが、夜はまだ冷えますね。


さて、今月も震災チャリティ販売を致します(^_-)-☆
今月は3/28（木）～3/31（日）の4日間です。

町内のAさんから焙煎珈琲豆が届きました。
今回もAさんによる珈琲豆の「豆」知識をどーぞ♪

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今回のお題は、「死に豆」です。これは別に死んでいるのではなくて、栄養失調気味の豆です。
糖分がないために、焙煎しても色がつきません。焙煎豆がキツネ色になったり、褐色に
なったりするのは、糖分がカラメル化したものです。
この死に豆を取り除かないと、酸っぱい雑味が入ってしまいます。

　ところでコーヒーでナチュラルというと、自然農法とかではなくて、
脱穀が乾燥式ということです。
水洗式はウォッシュドと呼ばれています。乾燥式は「まったりしたコク」、
水洗式は「すっきりしたキレ」の傾向があります。

死に豆はブラジルとモカ（イエメン、エチオピア産）に多いのですが、
これは脱穀が乾燥式のためです。中にはイリガチェフ（エチオピア）や、
ブラジル・ウォッシュドなど水洗式もあるのですが、これらの国々は
水の確保が大変なので乾燥式が主流です。
小豆でもスカスカなのは水に浮きますが、水洗式だと死に豆が浮いてしまうので
ほとんどなくなります。
自家焙煎店のモカやブラジルに死に豆は入っていないでしょうが、
大手の焙煎豆にはちゃんと？入っているので、ハンドピックをすると
ちょっと美味しく飲むことができます。



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写真はウガンダのアフリカン・ムーンですが、乾燥式なので死に豆がけっこう入っていました。
右の色の薄い方が、死に豆です。
こうやって写真をまじまじと見ると、こいつらは飲まれたくなくて死んだふりをしていたんだろうか、
そんなことはないよコーヒーとして生まれたからには飲まれるのが本望さ、
いや八つ裂きの釜ゆではだれだって嫌に決まってるよ、だけどクマに死んだふりって
効果ないくらい知ってるんじゃないの……とヘンな考えが広がっていって、私はいつのまにか
クマ化してハチミツ入りのミルクを飲んでしまうのです。

　ということで今回はアフリカン・ムーンと、マンデリン・シナールをチャリティに出品します。



ウガンダ　アフリカン・ムーン　中浅煎り　100グラム　400円

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自然乾燥式ならではのモカの香り、そして透明感のある苦味が印象的な珈琲です。
浅めの焙煎ですが、酸味はあまり感じません。桃のような風味を感じます。
複雑で精妙な味わいをお楽しみください。




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インドネシア　マンデリン　シナール　中深煎り　95グラム　600円
やはりマンデリンは、深煎りで真価を発揮します。透明感のあるすっきりした味わいで、
苦味は重くならず、アフターテイストも長く続きます。
こういう逸品にはなかなかお目にかかれないので、できれば自分で
全部飲んでしまいたい……いや、みなさんに楽しんでいただきたいです。

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以上、Aさんによるウンチクならびに、珈琲豆の説明でした。
Aさんはクマのプーさんだったのかー。納得。

上に掲載した豆のハンドピック前後の比較画像。
このように手でひとつひとつ「死に豆」をAさんが取り除いて焙煎してくださるから
美味しいのだなぁとつくづく感謝です。
（モチロン、ハンドピックのみならず、その他の総合的な技術による賜物だと思います）

さて、珈琲豆は最近は毎月とも予約完売になっています。
飲んでみたいなー、とチラっと思った方は是非ご予約ください。
（0198-41-9010　info@roots88.com twitter⇒@panya_roots）






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パンは「シナモンとレーズンの祈り」。（ホール560円/ハーフ280円）
こちらも事前にご予約もお受けします。

これらチャリティ商品の売上全額を震災支援金と致します。
今月も通販は致しません。店舗のみでの実施となりますのでご了承ください。


きっと今月は少し暖かいチャリティ販売になるでしょう。（なるでしょう！えぇ、なりますともっっ！）
と、ムチャクチャ信じこんでお待ちしております(*^。^*)