先日、7/9(金)は13:00から臨時休業をします、という記事をUPした。
理由は近くの八幡小学校の2年生が「わが町を探検しよう」という授業で
√sに来ることになったから。
当日、臨時休業の時間帯を考慮してご来店くださった皆様、ありがとうございました。
13名の2年生が先生と父兄さんに引率されて暑い中、歩いて来てくれた。
先生からは短時間で1問1答形式での対応を依頼されていた。
この狭くて暑くて危険な(?)厨房の中に小学生を入れるわけにはいかないので、
私はレジのカウンターのところに立ち、生徒と向き合って1問1答の形をとることにした。
しかし13名だからね・・。スシ詰めだった・・。
↑こんな感じで。(画像は父兄の方に撮影を頼みました、ありがとうございます!)
びっくりしたなあ、今の小学生はこんな形でメモをとるんだなあ。
ちょっとした芸術家に見えるよね。
オバちゃんは「ジャポニカ学習帳」愛用の時代なので、新鮮だった・・・。
みんな一つずつ質問を用意していて、当然の如く、「パンの作り方を教えてください」
という質問が出ることはわかっていた。
少しでも楽しんで欲しいなあと思い、工程を説明するために材料を用意。
↑の画像は左から小麦粉、塩、レーズン、そしてパンに欠かせない大事な酵母。
真中に麦があるのは「小麦粉っていうのは麦からできてるんだよ~」っていう事も伝えたくて。
酵母を育てる際の原点である、オーガニックのレーズンもみんなに味見をしてもらう。
レーズンなんかキライ、って言われると思っていたのに、みんな「甘い~」って食べて
くれた。
レーズン酵母を育てる方法と酵母の役割の話をし、発酵前のパン生地と発酵後のパン
生地を比べて見てもらう。(あ、画像撮り忘れた・・・)
2つのパン生地の大きな違いにびっくりしている様子がとっても可愛らしい。
そして、「おススメのパンはどのパンですか?」の質問に即、「食パンです」と
答える私。
小学生なのだから甘みがわかりやすい「いちじくの白黒ツイン」とか、別の答えも
あるだろうに、融通の利かない私は「当店のイチオシは食パン」を崩さずに小学生
相手に食パンを必死に語る(笑)。
・・というか、語っても大した話はできないのでその場で食パンを試食してもらう。↓
↑全員に食パンをよ~く噛んでもらった。
ウマイと思ってくれた子がいたかどうかはわからない。
「固い」「うわっ、マズイ」「いつも食べてる食パンと違う」とか、たぶん、心の中で
いろんなことを感じたと思う。
ま、ウマイと思ってくれなくていいと思う。あ、ウソです、本当はウマイと思って欲しい(笑)。
でも、そんな事より、「粉・塩・酵母・水」だけのシンプルなパンはこういう味が
するんだあ・・。へえ・・と思ってもらえばいい。
そもそも味覚なんてそれぞれ違って当然だし、生まれてまだ8年程度の人生しか
送っていないのに、砂糖もバターも入らないパンの小麦の甘みを感じれるほうが
稀である。
ただ、こういうパンを食べて何を感じるのかを大事にしてくれればいいと思う。
考えてみると石鳥谷町にはパン屋はうちの店以外に今のところ存在しない。
せっかく町に出来たパン屋にアンパンもクリームパンもないこと、みんなはどう
感じたのかな。
でも、今はうちみたいなパン屋があってもいいと思っている。
たぶん、みんなのお小遣いじゃ、ハーフサイズを1個買うのも難しいかもしれない。
そういう時は100円を持って友達と3~4人で来ればいいよ。
そして、みんなで相談して1個のパンを買う。
自分は黒ごまのパンが食べたいのに、他のメンバーが胡桃がイイって言うから
胡桃のパンになる時もあるよね。
でも、次回は黒ごまのパンをみんなで買えばいい。
みんなで相談して買ったパンをスライスしてもらって、一人1枚のパンを
食べながらみんなで帰る。
スライス1枚でも、どっしりしたパンはお腹いっぱいになると思うよ。
そして「1つのものをみんなで分かち合う」ということで心もいっぱいに
なるんじゃないかな。
そんなふうに「みんなで相談して決める」とか「時には仲間に譲る」とか
「嬉しさはみんなで分かち合う」というような場面に√sのパンも一緒に居させて
もらえたら嬉しいなあ。
まだまだそういう場面には√sのパンは登場しそうにないのだけど、
そういうパン屋になるのが一つの夢かな。
みんなのキラキラした笑顔に会えて、オバちゃんも楽しかったよ。
本当にありがとう。
いつの日か、みんなで1個のパンを買いに来てくれたら本当に嬉しいです。
理由は近くの八幡小学校の2年生が「わが町を探検しよう」という授業で
√sに来ることになったから。
当日、臨時休業の時間帯を考慮してご来店くださった皆様、ありがとうございました。
13名の2年生が先生と父兄さんに引率されて暑い中、歩いて来てくれた。
先生からは短時間で1問1答形式での対応を依頼されていた。
この狭くて暑くて危険な(?)厨房の中に小学生を入れるわけにはいかないので、
私はレジのカウンターのところに立ち、生徒と向き合って1問1答の形をとることにした。
しかし13名だからね・・。スシ詰めだった・・。
↑こんな感じで。(画像は父兄の方に撮影を頼みました、ありがとうございます!)
びっくりしたなあ、今の小学生はこんな形でメモをとるんだなあ。
ちょっとした芸術家に見えるよね。
オバちゃんは「ジャポニカ学習帳」愛用の時代なので、新鮮だった・・・。
みんな一つずつ質問を用意していて、当然の如く、「パンの作り方を教えてください」
という質問が出ることはわかっていた。
少しでも楽しんで欲しいなあと思い、工程を説明するために材料を用意。
↑の画像は左から小麦粉、塩、レーズン、そしてパンに欠かせない大事な酵母。
真中に麦があるのは「小麦粉っていうのは麦からできてるんだよ~」っていう事も伝えたくて。
酵母を育てる際の原点である、オーガニックのレーズンもみんなに味見をしてもらう。
レーズンなんかキライ、って言われると思っていたのに、みんな「甘い~」って食べて
くれた。
レーズン酵母を育てる方法と酵母の役割の話をし、発酵前のパン生地と発酵後のパン
生地を比べて見てもらう。(あ、画像撮り忘れた・・・)
2つのパン生地の大きな違いにびっくりしている様子がとっても可愛らしい。
そして、「おススメのパンはどのパンですか?」の質問に即、「食パンです」と
答える私。
小学生なのだから甘みがわかりやすい「いちじくの白黒ツイン」とか、別の答えも
あるだろうに、融通の利かない私は「当店のイチオシは食パン」を崩さずに小学生
相手に食パンを必死に語る(笑)。
・・というか、語っても大した話はできないのでその場で食パンを試食してもらう。↓
↑全員に食パンをよ~く噛んでもらった。
ウマイと思ってくれた子がいたかどうかはわからない。
「固い」「うわっ、マズイ」「いつも食べてる食パンと違う」とか、たぶん、心の中で
いろんなことを感じたと思う。
ま、ウマイと思ってくれなくていいと思う。あ、ウソです、本当はウマイと思って欲しい(笑)。
でも、そんな事より、「粉・塩・酵母・水」だけのシンプルなパンはこういう味が
するんだあ・・。へえ・・と思ってもらえばいい。
そもそも味覚なんてそれぞれ違って当然だし、生まれてまだ8年程度の人生しか
送っていないのに、砂糖もバターも入らないパンの小麦の甘みを感じれるほうが
稀である。
ただ、こういうパンを食べて何を感じるのかを大事にしてくれればいいと思う。
考えてみると石鳥谷町にはパン屋はうちの店以外に今のところ存在しない。
せっかく町に出来たパン屋にアンパンもクリームパンもないこと、みんなはどう
感じたのかな。
でも、今はうちみたいなパン屋があってもいいと思っている。
たぶん、みんなのお小遣いじゃ、ハーフサイズを1個買うのも難しいかもしれない。
そういう時は100円を持って友達と3~4人で来ればいいよ。
そして、みんなで相談して1個のパンを買う。
自分は黒ごまのパンが食べたいのに、他のメンバーが胡桃がイイって言うから
胡桃のパンになる時もあるよね。
でも、次回は黒ごまのパンをみんなで買えばいい。
みんなで相談して買ったパンをスライスしてもらって、一人1枚のパンを
食べながらみんなで帰る。
スライス1枚でも、どっしりしたパンはお腹いっぱいになると思うよ。
そして「1つのものをみんなで分かち合う」ということで心もいっぱいに
なるんじゃないかな。
そんなふうに「みんなで相談して決める」とか「時には仲間に譲る」とか
「嬉しさはみんなで分かち合う」というような場面に√sのパンも一緒に居させて
もらえたら嬉しいなあ。
まだまだそういう場面には√sのパンは登場しそうにないのだけど、
そういうパン屋になるのが一つの夢かな。
みんなのキラキラした笑顔に会えて、オバちゃんも楽しかったよ。
本当にありがとう。
いつの日か、みんなで1個のパンを買いに来てくれたら本当に嬉しいです。