光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

モンシロチョウが、貴重に思える

2010-04-27 19:01:21 | 虫、その他
  珍しく、止まっているモンシロチョウというのを、ふと見つけた。見つけたというより、自然
と目に入って、なかなかピンと来ないものだが、そのタンポポにモンシロチョウは、止まっていて、
蜜を吸っているようだった。ちょうど、タンポポがある、その横を通っていたのだけど、逃げる
気配はないようで、馬鹿みたいと思われる方もおられるだろうが、少し早足になって、持つものを持
ってきた。チョウの多少の習性というか、よくは知らないが、これは喰い付いている、というような
ときが、チョウにはある。そうなると、なかなか花から、飛び立とうとはしない。それが狙い目。

  雨になったのがいつかわからないが、気が付くと雨で、風は早めに弱くなって、でも雨が来たの
は、しばらくしてからだ。余分だけど、今頃、夕方も過ぎて、という時刻、空に太陽が雲の隙間か
ら、一部顔を出しているようで、明暗のある、曇り空がある。また、もうすぐ日も沈みそうだが、
明るさはあって、でもライトもつけている。
  雨で、斜めの雨だと最近は、用があってもなかっても、なんだかさっさ返ってくる、というか、
箱の中に戻りたくもなるが、このところ運動不足も度を越して、運動も出来ないような状況だから、
今日は、それこそふとその気になって、少しだけ遠回りをすることにした。外を歩いている途中も
そう思う。でも習慣で、それは1年前くらいからで、2年前は違った。それで、またもうさっさと帰
る、という道に入ってしまって、気が付いて、気を取り直すというか。雨の様子も落ち着き始め
る感じがあって、いつも歩く道?を、目玉を大きく見開いて歩くことにした。格別変化はないが、それ
まで、咲いてない、そうゆう花々は、ふと芽を出していることに気が付く。それとか、この冬は、ど
こでも大変な雪になったのだけど、その後遺症と思える、例えば樋の水を下に導く、そうゆうパイプ
が途中ではずれてというようなものも見る。ここのいえの
  あるところの、そうゆう樋の水を下へとつなぐ、そうゆうパイプがちょうど接続のところで外れ
て、一体にどうゆう工事をしているのか、といいたいものだけど、でもこの冬は天気が大荒れのとき
があって、それこそパイプも外れるものか、と思った。もっとも、この樋は、たしか丸4年くらい
前に新しくしたもので、なぜそれが破損するのか、わからない。
 
  コデマリの花、はユキヤナギと間違えそうで、でももうそうゆうことはないだろうと思う。コブ
シの花は見ないうちに、緑の葉っぱが出てしまったというのは、これはその道を歩いていない
証拠だ。あーやっぱり、そうゆうものがある。頭の中に、雨のチューリップというのがあった。それ
でチューリップが咲いている、というところ、少し大きめの、ここに出しているところへ。
  雨で、閉じるチューリップは少なく、つまり開いたままで、ここのチューリップは、もう一番の
見栄えのする時期は過ぎてしまったとか、思った。でも道々、傘をさして雨を気にしつつ遠くか
ら、あるいは段々と近寄って見る、そうゆう雨のチューリップは、これもまた格別なものがある。ただ
ただ、自分の目で見るしかないからだな。よく言われることかも知れない。その雨の、もうそろそろ
チューリップの花も開いたままになるというものを見て、そうは時間も延ばせず、でも最後にハナミズ
キの、明るい緑と白い花も見て、この2、3日の花の生育の変化も大きいものがある、こともよくわかっ
た。

  今頃、ことしの参議院選挙の、こともあるのだろうか。大きな音量で、やけに静かな道を政党
の宣伝カーが通り抜けてゆく。まったく、興ざめのひとときを味わうが、これに文句をいってもど
うにもならないか。
  大きな音、あるいは、気に触る音というのがあって、これが苦手。それゆえ、よくここにもいる、
雉という鳥が大きな音をさせて逃げるというのも大変びっくり仰天する。それと違う、宣伝カーの音で
はあるが、どっちも嫌いで、これからは後者が多くなりそうで、憂鬱。

  それで、モンシロチョウである。チョウは蜜に集中していると逃げないと思う。で、このチョウは、
戻ってきたとき、そこにいて気配を感じて逃げた。あーやっぱり逃げられた、と思うが、チョウは
戻ってくる可能性もある。このモンシロチョウが、どのくらいタンポポにそれまでいたかわから
ないが、そのチョウは戻ってきた。飛んでは止まってを繰り返して、最後は遠くへとゆく。でも、非常
に優雅な飛び方ででもあって、チョウでいうと優等生だなとか、勝手に思ったりもする。




  一度飛び上がって、戻ってくるのを待って、で、最初のときの様子。
  小さく出しているが、ファイルのイメージ。これはミニカメ。




  それこそ、忍者のように、音もたてず、姿も見えず近付かないといけ
  ないが、すぐまた逃げられる。飛び上がる。
  逃げて、戻るのを待つ。繰り返し。




  反対向いて、戻ってきた。目がようやくわかる。チョウは目が写らないと。



  
  じわじわ近寄るが。




  四度目かも知れない。翅を少し拡げている。




  少しずつ距離を詰める。目玉はねー。




  もう少し上からというところ。これで、おしまい。モンシロチョウは、
  はるか彼方へと飛んでいきました。
  きれいな、優雅な飛び方をするチョウで、羽化してあまり時間がたって
  いないのか、という気もした。それにしても、ことしはチョウは少ない。



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2 コメント

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Unknown (subaru)
2010-04-27 20:13:02
こんばんは!!

蝶々キレイ!!

目の中まで見えます。

羽の様子もはっきりわかりますね。

すごーーい!!
返信する
チョウは、目と翅 (Borrelly)
2010-04-28 06:52:16
SUBARUさん、おはようございます。

すごい雨が降っていますが、そちらも雨でしょうか。

雨は雨でいいのですが、ちょっと降り
過ぎな感じもします。

チョウチョがようやく出てきました。

チョウを見ると、目付きが変わるようで、
おっかないところでもあります。
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