光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

梅に嘆かれても困るので。

2012-04-04 15:39:23 | 植物・花(春)
  梅は4月。
  4月になって、梅はあちこちで、それでもボチボチ、でも開花。

  小野小町のように嘆かれても困るので、あれ、
  ちと違うか、小野小町は、花を嘆いているのでもなく、
  自分の美貌が「ときがうつりて」衰えたのを嘆いているのでもなく、
  こんな私をチヤホヤしてくれない、あるいはしてくれなかった
  世間様を嘆いている、と解するのがいいのか。
  それはさておき、

  まーどんなにか美しい人だったのでしょうね。
  何しろ、この詩がいい。


  それで、先に送信したのもあれば、さっきからこれも急いで
  簡単調整したものまで。
  いずれも、4月2日のもの。




  その一。




  その二。




  その三。




  その四。ここまでが朝に出す予定だったもの。




  その五。場所が変わって、ここの花の蕾も何度か出した。




  その六。




  その七。




  その八。


  白梅の後ろに、紅梅もあって、



  その九。




  その十。

  楽しみにしていた、梅だが、恐らくきのうのオバケ台風、爆弾低気圧、モンスタ・ホニャララ
  云々で、もう散った花びらが無残。


  

天の女神の共演、金星とすばる星団

2012-04-04 14:16:02 | 星空・天体・宇宙
  ものすごいというか、酷すぎる「春の大嵐」のことはさておいて、

  そんなものがやって来るとは、「ゆめ」思わなかった4月2日、の宵の空。
  金星とすばる、プレアレス星団が一つになった、あるいは、プレアデス星団に
  金星が加わったともいえると思う、というまことに美しい出来事があった。
  これは4月5日、くらいまでは続きそうで、

  詳しい解説は、国立天文台の新しくなった、こちらのホームページの
  「ほしぞら情報 2012年4月」をご覧になられるのがいいと思う。

  4月2日は、雲がかなりあって、あまりきれいな画像ではないが、
  その様子を撮ってみた。

  肉眼だと、光度差があり過ぎてわかりづらいのではないか。
  8×30、あるいは7×35くらいの双眼鏡で、この現象を眺めるのが一番
  だと思う。

  星空を眺めるに、ちょうどいい大きさの双眼鏡がこの二つで、
  7×50だとちょっと重いかも知れない。
  7×35、あるいは8×30は、鳥など見るのにもよく、また風景にも
  適している。ちょっと遠い、立山連峰なども、このクラスの双眼鏡は
  ものすごい迫力ある、山の様子を見せてくれる。


  さてそのあまりパッとしない、天の女神の共演はどうか。
  4月2日。



  その一。金星が明るい。地平近くの明るい星は多分、木星。
  これでは、すばる星団はわからない。




  その二。エイ、ヤ!。ちょっと露光を長くした。雲も白くなるが
  六つの点状の星が見えなくもない。




  その三。これだと、金星もかなりぼやけるが、それなりに明るさが感じ
  られて、またプレアデス星団の星星も、なんとか。
  




  その四。地上の景色も入れて、なおかつ少し拡大。

  この程度である。このカメラ、キヤノンのG12 だけど、露光は15秒までしか長く
  出来ない。でも、15秒だと、プレアデスの星星も、ちょっと長くなってしまう。
  5秒から10秒というのがちょうどいいところかな。

  いくらでも露光を長く出来るものであれば、固定撮影でもそれはそれで
  素晴らしい画像が出来ると思うが。