花見にならない花たち、折れた杉。

　　朝は、6時、7時とも、気象台の観測した気温は、1.4℃であって、さらに
　　風もあるから、この時期としてはかなり寒い。雨も降っていた。
　　朝からがっくりの感じで、しかし午後になって、気温も少し上がり
　　雨の降らない時間がある。

　　TVを観ていると、朝のNHK-TVのニュースでも、花見の話題が出ているので
　　なるほど世の中変わったわいと思った。
　　上野のお山などは、もう満開なのだろうか。
　　花見というと、まずは場所取りだが、それに加えて、アルコールは
　　ほとんどの場合、必ずあるだろう。

　　私は酒飲みである。先に書いておく。だが、
　　学生のころも、また会社に勤めたときも、その他のときも
　　その酒を強要されるというか、無理に飲めと言われたことは
　　幸いか、ない！！！。かなり昔の話しだけど。

　　まー飲めないことはない！というのがわかると、
　　人は大体、自然と飲兵衛（ノンベエ）になるもので、言われなくても飲む。
　　しかし、そうゆう環境にいたので、当然他の誰かに酒を強要したこと
　　などない。

　　学校にいれば、下級生が入ってくる。しかし、そうゆう人の中に
　　自分より年上の人がいたり、またすでに酒豪というのもいて、傑作！である。
　　社会人の世界でも、どうゆうわけか、というか飲めるので
　　飲む、と言われると、当然のようにありがたく飲んだ。
　　それよりも、先輩となると「おごらないといけない」、となり
　　あいつ、つまり私のこと、はいくらでも飲むので、これでは財布が
　　持たない、などとも思われたのかも知れない。

　　今の人は飲まないという。いいことではないか。
　　それでも、いろいろ酒を強要されるということはあるらしい。
　　信じられないし、馬鹿げている。

　　上野のお山で、花見で酒飲んでというのは、何度も書いていて、
　　思うことはただ一つ、大量のビールと日本酒が消費されたあとは
　　どうゆうことが起こるか、ということで、わかる人はわかる。

　　さて今に戻って、
　　いかにも寒々しいが、雨も降らないので、仕方なく歩いてきた。
　　サクラの枝が折れて落ちてもいて、あるところの杉は折れて倒れていた。
　　やっぱり、4月3日の、爆弾低気圧はすごかった。




　　その一。今ごろ、ここのうちのアオキの花が咲いた。




　　その二。遠めにはきれいに見える、白梅。




　　その三。4月でレンギョウがようやくこの程度の花になる。あまりにも
　　遅すぎ。




　　その四。ヒサカキ。ずいぶんと小さい。しかし特有の匂い、あるいは臭い。
　　ここのいえにもある。昔の匂いと同じで、私はさほど嫌いではない。




　　その五。真紅の梅。




　　その六。




　　その七。これはその五の拡大。いい色の梅だけど、ちょっと位置が悪い。
　　大風の影響は少なそうだが。




　　その八。ユキヤナギ。チラチラと白い花を咲かせるものもある。これは
　　それもまだ。




　　その九。桜の蕾。




　　その十。今日の空。いかにも寒そうである。




　　その十一。桜の木の枝も折れている。真ん中のギザギザのところ。




　　折れた杉。

　
　　今は晴れているが、このお天気は続かないだろう。
　　まったくいやになってしまう。

ハクモクレン未だ咲かず。

　　お天気は、雪。
　　真冬と同じ雪が降っている。

　　真っ白で、これも溶ければただの水だが。
　　ここは北極か、という感じ。
　　呆れて言葉が出ない。
　　もちろん今ごろ雪が降ってもおかしくはないが。
　　ここに書けない事情の影響が大きく、
　　それゆえ『違和感』を感じられる方も多いかも知れない。
　
　　しかしどこのご家庭にも、そうゆう難問はあるだろうからねー。

　　4月2日、ウグイスの鳴き声を聞いた。
　　同じ日、ぼんやりと外を見ていると、ツバメが飛んでいた。
　　4月4日も、ツバメが飛んでいるのを見た。

　　ツバメも、もう一度南の島に帰ることを考えているかなー。

　　ハクモクレン、咲いていない。
　　未だ咲かない、ハクモクレン。

　　明日はもっと冷える予報。
　　このトンネル、どこまで続く。




　　その一。もう少し何だけど。




　　その二。




　　その三。


　　もう6時43分だ。