「アーティスト」がそうとう面白かったので、その監督・主演男優・主演女優の3人がそろい踏みしている今作をさっそく拝見。
その一言感想は以下。
この人たちって、そもそも「パロディ」に生きている方達なのね!
007っぽさは画面の隅々から漂ってくる。
<ジャン・デュジャルダン(写真 左)に、ショーン・コネリー的なチャームがあるなあと感じていただけに!
期待していた通り、銃を構える様子(写真)から何から、まるで生き写しのようで笑えた。
ただしプロットはまるでダメダメ。
アクションシーンがほとんどないのは予算的に仕方ないにしても、もっと工夫できたのでは?
ここが「アーティスト」との大きな違い。
現代に「サイレント」映画を改めて提示するために仕掛けた、アクターの細かい「演技」や、演出上のいろいろな「仕掛け」の積み重ね etc...
そのような知恵がここには全く欠如している。
結論:無理に観る必要はなし
OSS117にはこのカイロ編の他にも、リオ編、東京編(!)他があるらしいが、私的には全てパス!
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ポスターはちょっとレトロな感じといい、007意識というかパロディーっぽさ全開ですね。
>そもそも「パロディ」に生きている方達
そうなんだ~。でもやっぱり見てみたい!
ジャン・デュジャルダン、「アーティスト」でなかなかセクシーだと思ったのですが、昔のコネリーと確かにちょっと似てますね。
本作はお求めになったのですか?レンタルでしょうか?
購入、てえいうのは慎重にしないと(笑)
そうであれば、お勧めとも言えます。
007初期、特にロシアより..のような雰囲気が臭ってくるんです。
空港あたりとか、ホテルのシーンとかで。
それを楽しむ、というのはアリかなと。