前から何度かアップで書いてきたが、ここ数年のSF、なかなかレベル高い!と考えている。
そこで GW を活用して、それを整理しベスト10を選出してみよう! という企画(笑)
過去5年間でアップしただけでもSFは約30本あり、それを無理やりランキングにしてみた。
1行目はタイトルとブログのアップ時のサブタイトル、2行目は今回のコメントとなります。
1.インターステラー Interstellar ノーランが切り開く 2001年宇宙の旅の先。SFもやっと21世紀を迎えた!(2014-11-22アップ)
宇宙に想いを馳せる、というSFの大事な機能を正統的に綴る傑作(写真 = 公開時のNYタイムスの絶賛記事をPOP化したもの)
"Do not go gentle into that good night,
Old age should burn and rave at close of day,
Rage, rage against the dying of the light."
2.パシフィック・リム Pacific Rim この夏激押しのロボットアクション!(2013-08-06アップ)
何度見ても、日本の特撮モノへのレスペクトに溢れており、涙が出る(笑)
3.エクス・マキナ Ex Machina 静かな世界観で圧倒する、こちらもSF豊作年の傑作(2015-09-08アップ)
これがあったからこの企画もあるのかも?な、日本公開直前の一本!(6月11日~)
4.ミスター・ノーバディ Mr.Nobody 洪水のようなイマジネーションに感服!(2011-05-03アップ)
人生の「運命の多相性・選択性」を一貫して表現する点で、高く評価したい。
5.ホーリー・モーターズ Holy Motors きっちり2時間ぶっ飛んでいて、最後まで全く飽きさせない!(2013-04-23アップ)
これがSFか?という声もあるだろうが、近未来の映画界を俯瞰する点で、SFとみなす(笑)
6.インサイドヘッド Inside Out SFが豊作な今年、新たに登場した巨星(2015-07-26アップ)
WOWOWの放送も迫った今、とりあえずランクインさせておこう(笑)
7.オデッセイ The Martian シビアなはずの「サバイバルSF」が妙にポジティブ =実は「音楽」映画? (2016-02-02アップ)(アップ)
全然長さを感じさせない点、1位作品とは真逆の 彼本来の味を出した主演男優に免じ、同監督のプロメテウスをぶっ飛ばし 見事ランクイン(笑)
8.ゼロ・グラビティ gravity 地球周回軌道での大アクシデント(2013-11-19アップ)
入れないわけにはいかないだろう、的エントリー(笑) ラストは良かった。日本タイトルは最悪
9.メランコリア Melancholia ウェディング姿の花嫁の超不機嫌 & 不可解行動のワケは(2012-02-11アップ)
鬱のラース・フォン・トリアーがSFを撮るとこうなる。悔しいが、幻想的シーンが忘れられない…
10.ミッドナイト・イン・パリ Midnight In Paris 好調ウディ・アレンが再現する1920年代のパリ(2012-02-23アップ)
ラストはタイムスリップもので。これほどタイムスリップを自然にやってのけるヒトは、アレン以外にないぞう!
以下、残念ながらランクの漏れた補欠作品 × 10
こうみるに、いかにこの5年の SF が充実していたかが改めて実感いただけるのでは?
・ジュラシック・ワールド Jurassic World この夏、大本命の今作=ジェットコースター・ムービー!(015-06-29アップ)
・コングレス未来学会議 The Congress この映画のネタは超最新=オードリー・ヘップバーンのフルCG!(2015-06-17アップ)
・ジュピター JUPITER ASCENDING 当ブログ的には 十分に満足した、実に SFらしい SF!(2015-04-26アップ)
・スター・ウォーズ/フォースの覚醒 Star Wars:The Force Awakens 流石J.J.エイブラハムズ!と唸る(2015-12-19アップ)
・猿の惑星:新世紀 ライジング Dawn of the Planet of the Apes 131分に渡りダレること皆無。満足度高し!(2014-09-22アップ)
・猿の惑星:創世記 Rise of the Planet of the Apes 人類の滅亡 ≒ 化学×Greed×グローバル社会(2011-10-20アップ)
・オール・ユー・ニード・イズ・キル 鑑賞直後に「もう1回続けて観てもいいかも」って凄い久々!(2014-07-09アップ)
・クラウドアトラス Cloud Atlas 「変化」をもたらすのはどの時代でも、正しい方向に向う「意志」 (2013-03-14アップ)
・ルーパー LOOPER 未来を書き換えるのにも、方法論はいろいろある。なんたって未来なんだから(笑)(2013-01-14アップ)
・プロメテウス Prometheus 人類の源流探しでもありつつ、 リドリーのエイリアン源流への旅(2012-08-08アップ)
ベストは5作品だけなのに、補欠は全部観たことがあるという…なんか複雑な心境です。(笑)
面白かったもの、つまらなかったもの、いろんな印象を覚えている中で、『パシフィック・リム』だけは内容よりも、鑑賞後に前を歩いていたカップルの女が菊池凜子のことをボロクソに言っていた言葉が今でも忘れられません。(^^;)
3位はこれから公開ですが、残りはDVD化されていますので
よろしかったらご覧くださいませ!
ただしあくまでも「極私的」なランキングで、かなり遊んで
ますので、その点はご了承くださいまし。