海外ではかなり話題になっている今作。
確かに見始めると、その世界観に静かにはまっていく。
主人公は、IT系企業に務める青年 (ドーナル・グリーソン=アバウト・タイム)
今回の彼はタイムトラベラーではなく、フツーの青年。
会社の天才創業者 (オスカー・アイザック) の人里離れた別荘に招待される。
そこで会ったのは…
天才創業者がそこで想像していたのは、ヒト型女性ロボット(写真)
なんともミステリアスでセクシーな彼女に、主人公はのめり込んでいく。
この様子を観察する天才創業者。
さらにしゃべることのないキョウコ(ヒトか?ヒト型ロボットか?)も登場し、人間関係が複雑化。
そして遂に事件が起こる...
結論:ヒト型ロボットにまつわるSFは多いが、この作品も正統派のひとつと言えよう。
ていねいに創り込んだ、静かな世界観と様式美が強く印象に残り、一目おかざるえない作品。
早々の日本公開を望む!
あの女性型アンドロイドに僕は人間性を見ました。それが正しいとすれば、AIと人間の差はほぼないということになりますが、果たして?
彼(誰のことですか?)を見ていると、「どーなる、グリーソン?」と言いたくなる役が多いですね(笑)