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日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



 

先日2年ぶりに復活、ggg(銀座グラフィック・ギャラリー) の ADC賞 展を紹介した。

ADC賞 by 東京アートディレクターズクラブ

 

あちらは会員作品展だったが、今度は一般作品展へ。

 

 

 

 

 

その中でも当ブログが優れたと感じたのが、写真。

 

これぞ グラフィック の力。

 

 

・トヨタ自動車「GR YARIS」のポスター

 

 

モノクロだから出せる迫力!

グラフィック とはこういうものだと言わんばかりの力作。

 

コピーも  BORN FROM WRC   GR YARIS  と超シンプルだが1発で伝わる(汗)

 

強烈な印象を残した映像作品「Shadows as Athletes」同様、そうとうのインパクト!

 

 

 

 

 

昨日まで車シリーズだったから繋がりが丁度よい(笑)

たまたまとはいえ。

 

 

 

 

日本のアートディレクション展2020-2021 は、以下の2箇所で 11月末まで。

 

一般作品:クリエイションギャラリーG8

会員作品:ggg(銀座グラフィック・ギャラリー)

 

 

当ブログがこれだと選んだグラフィック・映像作品で1点集中でご紹介しました。

きっとアナタのこれだ!!! をみつけることができる機会となるのでは?!



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2年ぶりに復活、 ADC賞 の 展示会がggg(銀座グラフィック・ギャラリー) であったので早速。

 

1階フロアに 受賞作、地下に候補作がズラッと。

 

 

 

 

その中でも当ブログが優れたと感じたのが「Shadows as Athletes」影のアスリート

 

映像作品で、強烈な印象を残した!(写真)

 

 

映像はスポーツ・アスリートが躍動する姿を切り取っているが、何かが変(笑)

 

よくよくみると、全てのショットはアスリートの「影」を中心に据えて撮影されているのだ!

なので「天地逆転」の構図(汗)

 

そして、それぞれの「影」が鑑賞者に語りかけてくる。

(その効果を高めるためか?選手たちの姿は微妙に加工されており、誰が誰だがわからない)

これまで全く観たことない、斬新なスポーツ映像に仕上がっているのだ!

こんなスポーツの切り方があったとは驚き…

 

 

これは実に ADC賞 受賞 に値する。

(後で調べるに、文化庁メディア芸術際、D&AD賞(ロンドン発) でGraphite Pencil 受賞 etc… すごい!)

 

 

 

でクレジットを見る。

筆頭にあったのは、佐藤 雅彦!

(佐藤 雅彦/佐藤 匡/石川 将也/貝塚 智子)

 

数々の名作CMそしてNHKテレビでの活躍(ピタゴラスイッチ)の彼のディレクションとは!

(彼は今回のADC賞のポスターも手がけている)

 

 

 

 

 

全長版は 日本オリンピックミュージアム で観れるそうだから、今度行ってみることにしたい。

ADC賞展 自体は今月末まで)



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英語漬けの ADVERTISING WEEK 2021 NY (~ただし、オンラインで~)が木曜に終了。

気分転換にいいものはないかということで「ゴリゴリ日本押し」なこちらへ!

 

 

大手広告代理店を飛び出し独立した第一世代の代表的存在と言っていいだろう、岡 康道。

彼はコロナ禍の真っ最中の昨年の夏、多臓器不全のため 急逝…

 

その彼の軌跡をたどる展示が今週 日曜まで の限定で。

展示は今週末までのため、週末の JR山手線 100年に一度の大改修を避け訪問。

 

 

 

 

場所は 青山スパイラルガーデン。

 

入り口は3階 =「worksフロア」(スパイラルホール)

ここでは彼のCM作品中心の展示。

 

続き1階スパイラルガーデン に降り、今度は彼個人によった展示が = 「words フロア」

岡 康道 が放ったコトバたちを中心に、彼とかかわったスタッフたちのコトバも並ぶコトバ空間!

 

 

 

当ブログはそんな大御所とは残念ながら仕事したことはない。

が、良い噂・ではない噂・独立前に相談したメンターの話 は聞いたことがある。

 

当ブログ的にいうと、実は展示に期待していたことがひとつ、あった。

(よくよく考えれば、その期待は叶うわけもなかったのだが…)

それが叶うことはやはりなかった、が 一同に集められた渾身の作品群の圧力に屈服!

 

 

会期は明日まで(入場無料)

行く場合は渋谷方向からではなく、東方向からのエントリーが望ましいと予想される(汗)



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日本のマスコミのコロナ状況及びその報道につき、やや否定的な論調の当ブログ。

 

その違和感は、N Yステイ時のハリケーン IDA来襲後のテレビ報道でピークに達した(汗)

 

視聴していて強く感じたのは、こんな指示が出てるのか自主的にやっているのか、

「ハリケーンの傷跡が一発でわかる画を撮れ」

「インフラが元々弱いエリアに行って、その被害を撮って来い」

「視聴ニーズに応えろ=視聴率」

 

 

確かにハリケーンで弱った人々にフォーカスし報道で補足する、は大事ではある。

 

しかし、その論調がダイレクトに「世界」や「日本」にもそのまま伝わってしまう。

このため、まるで全NY がハリケーンでメタメタになっているような印象になるのだ!

ここの全体のバランスを欠くのは如何なものか?!?

 

 

だいたい最もインパクトがあった映像 = 「サブウェイの駅構内になだれ込む水流」

その駅はブッシュウィックにある、L線の Jefferson Street 駅。

 

当ブログは 事件の数日前 にたまたまその駅で乗り降りしていたので、瞬時に理解できた。

「Jefferson Street 駅 は、駅の直ぐ外にゆるやかな坂道が長く続く構造になっている。

 大雨が降れば、最も坂道の低いところにある Jefferson Street 駅 に水流が流れ込むのはナットク」

 

 

 

別途アップする予定だが、現在読破中の本があって、正にこのことについて触れていた。

その本は、Humankind 希望の歴史 人類が善き未来をつくるための18章(上)(下)

 

そには「ミーン・ワールド・シンドローム」というコトバが紹介されている、

 = マスメディアの暴力的なコンテンツに繰り返しさらされたせいで、世間を実際より危険だと信じ込んでしまうこと

 

 

では、なぜわたしたちはそのことに気づかないのだろう。

 

~答~

ニュースになるのは例外的な出来事ばかりだから。

 

 

批判的なコメントで有名な ナシム・ニコラス・タレブ の一言が引用されているが、これがまた強烈!

 

「ニュースを見るには、我々は理性が足りない」

 

 

Jefferson Street 駅 の件をみるに、理性かどうか別としても、少なくとも情報が足りないのは間違いない!

 

 



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毎週 18時~放送、Inter FM Barakan Beat

 

昨日の放送は母との食事会で生では聴けなかったが、あとでRADICOで。

すると

 

 

 

 

 

あるかもとは思っていたが、番組の冒頭で、当ブログの リクエスト を放送!

 

以下そのリクエスト内容。

 

 

~引用開始~

 

こんにちは、毎週楽しませてもらってます!

 

さてリクエストです。

実は先月色々な用事があってNYに行きました。

行き帰りには、普通の世の中では経験できない貴重なトラブルに遭遇し、それはそれで

面白かったです。

 

で滞在中、先週かかった Brittany Howard のコンサートを体験することができたのです!

Alabama Shakes のコンサートでは見ることができない、アクセル全開でぶっ飛ばすサマ

が素晴らしいコンサートで、一生ものの思い出になりました。

 

そのコンサートの1発めが彼女の趣味丸出し?の真っ黒黒なこの曲です。

(もし取り上げていただけるのなら、曲紹介なしでここで曲突入でお願いします 笑)

 

Funkadelic    Hit And Quit It (リクエスト)

 

彼女は Funkadelic  が大好きなようで、同じアルバムからもう一曲、

Funkadelic    You And Your Folks, Ask Me My Folks も演りました。

コンサート構成でいうとこの曲の他にニーナ・シモンの Revolution も取り上げてました。

あとは全部彼女のソロアルバムからで、Alabama Shakesは1曲も遣らないという潔さでした!

以上ご報告とリクエストまで

 

~引用終わり~

 

 

当ブログの意図通り、紹介なしで曲に突入していただけました。

ありがとうございます!

 

リスナーは恐らく「Brittany Howard が演奏したら 空ミミ」状態だったろうと類推。

当ブログも完全にその状態(笑)

 

 

 

 

 

番組twitterでも幾つかツイートがあり、幾つかをご紹介。

 

・おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!これをブリタニーがぁ唄ったのかぁ!!!

 超うらやましぃ!!!!!!!!

 

・初っ端からファンカ、晩飯前に気が昂る。

 

1971とは思えないサウンド!

 オルガンだけは古くは無いけど時代を感じるう~😅

 

 

概ね好評だったようです。

 

 

 

 

以上「だから何なんだ」レベルではあるものの、まあ「こんなことありました」のご報告!

 

 

RADICOで日曜の夜までは聴取可能。

番組の冒頭だというところがハードル下げてます(笑)

よろしかったら、写真とセットでお楽しみください!



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昨晩、TONY賞の発表が2ヶ国語版でやっと放送されたので視聴。

(当日の生放送は同時通訳版で聞いているとアタマが痛くなってくるのでパス)

 

第一部:各賞の発表中心

第二部:業界を代表するアーティストたちのライブ中心

すると…

 

第二部の冒頭を飾るアーティストのライブ =デビッド・バーン

 

放送上で紹介されなかったが、直前の第一部で「特別賞」受賞とな!

 

 

 

元々はライブ公演用のコンサート企画

    ↓

NYブロードウェイ進出!

    ↓

に続いての映画化!   

(監督:スパイク・リー)

 

でヒットしたのだから、「特別賞」受賞も会場全員が大歓迎ムード!

 

 

 

冒頭は、毎度のDavidの絶妙トークから。

受賞を「受賞式の関係者がダンスの許可をくれた」表現でギャグ化 → 通路ネタへ。

 

演った曲は、名曲 Burning Down the House(写真:公演時!)

 

 

で演奏が終了し観客の万雷の拍手が!に続き、この日ならではのサプライズが!!!

何とCome Again 、つまり曲が復活したのだ!

このサウンドにのりながらCMブレイクへ... 何てカッコいいんだ(ゴクリ)

 

 

 

実は当ブログ、NYでブロードウェイ公演を生体験済。

David Byrne American Utopia on Broadway 2019 ライブを体験!(詳細版) ファン必見のブロードウェイ公演!!!  

 

で映画感想は、

映画:アメリカン・ユートピア American Utopia  ブロードウェイ公演「真空パック」+ スパイク・リー風味で、名作「ストップ・メイキング・センス」すら超え、「成熟」を感じさせる一作!  

 

さらにおまけで

David Byrne American Utopia on Broadway 2019 ライブを体験! マニア?向け写真集(1)~(5)

 

どうぞお楽しみください!



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イサム・ノグチ の回顧展が 東京都美術館 で開催中。

 

展示は3層に分かれていて、

 

(1)「彫刻の宇宙」

入場するとまず「あかり」インスタレーション(約150灯の和式に灯篭群)に圧倒される!(写真:中央の作品は 黒い太陽 1967-69)

 

「あかり」インスタレーション以外は 初期 の作品群 が中心。

オススメはまずこのゾーンの個々の彫刻と向き合う・感じる → テーマを考える → 目録で確認。

彫刻 が自分の「五感」と「理性」に響く瞬間を楽しめる、稀有な時間に。

当ブログはコレにはまった(笑)

 

 

(2)「かろみの世界」彼の中期の作品群。

「かろみ」とは灯篭の照明自体が「軽さ」を表現しているという彼の主張のこと。

その「かろみ」作品群にあわせ、アルミニウム板を組み合わせた時代の作品群。

 

 

(3)「石の庭」晩年の「石」にこだわり抜いた時代

最後のコーナーに上がる前に、「石」の種類・それらの個性を解説するコーナーが!

それらは花崗岩・庵治石・本御影・万成石・スウェーデン産花崗岩・玄武岩。

最初の展示にもあった「石」にこだわり抜いた作品群に出会うだろうことを強く予感させる。

→エレベーターを上がると、圧巻!

 

解説にあったのは、イサム・ノグチ が「石」にこだわり抜いた時代は2つに大別されるそう。

・NYマンハッタンを出て、ブルックリン側に居を構えた時代 → 今は美術館になっている

・さらにその後、日本は 香川県 牟礼町 で制作した作品群 → 今の「イサム・ノグチ庭園美術館」

 ここの石彫が 牟礼町 以外で展示されるのは、同館開館以来、初めてのことだそう!

 

 

という具合で予想以上にインパクトを感じた展示会となった。

もしかして必見では?!

 

WEBでの事前予約制を導入しており、本日の朝日新聞題字下にQRコードも!(たまたまだが 笑)

とはいえ当日も枠に空きさえあれば窓口にて購入可能。

8月29日(日)まで。



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コロナ禍で行きどころがなくなっていた NY愛 の持って行き先として視聴した第1シーズン。

モダン・ラブ ~今日もNYの街角で~ Modern Love  第1話 "When the Doorman Is Your Main Man”  

 

 

 

その シーズン2 がオリンピック終了週の金曜に公開!(笑)

 

で、さっそく視聴。

 

 

 

 

 

話自体は興味深い。

 

夫を失い、今は2回目の結婚をし、医師を続ける主人公カラン。

演ずるは「グッド・ウィル・ハンティング」でチャーミングだった彼女、ミニ・ドライヴァー!

 

 

 

主人公は毎日、30年物のクラシックなオープン・カーに乗って家 ⇄ 仕事 を往復。

(クルマはアルファロメオ、スパイダー!)

 

故障しがちなそんなクラシック外車にこだわる理由=若くして病死した元夫が残した

この一品を飛ばしている時だけ、彼と会話し癒される自分がいる…

 

ところが生活費の工面の相談を新しい夫としているうちに、そのクラシック外車を売るハメに!

 

 

でこれまで同様、30分でしっかり泣かせる。

 

 

 

 

ところが!

 

第一話では、NY の NY感がゼロ!!!

 

 

 

 

このシリーズはもともとニューヨーク・タイムズの著名コラムからの抜粋。

冒頭にもふれた通り当ブログ的には、今は果たせない「NY愛」の持って行き先として視聴。

とりあえずは持ってかれたが、今後もこんな調子で大丈夫か?!?

 

 

と、ちょっと心配な第2シーズン 第一話…



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今春、SONPO美術館ではじまった モンドリアン展。

 

日本では久しぶり(23年ぶり?)のモンドリアン個展、だそう。

 

 

展示は彼の初期のハーグ派様式の風景画 → 神智学に傾倒 → キュビズム → スタイル確立、の流れ。

自分のスタイルを確立する前の模索を知ることができる。

 

 

 

当ブログが注目してしまうのは、やはりどうしても スタイル確立期。

モンドリアンと同時代の作家たちによる 新造形主義作品 群(デ・ステイル 時代)の展示直後にある。

このため、その時代の 新造形主義 の動向を理解した上で、彼の スタイル確立期 と向き合えるのだ!

 

で個展ならではの気づきが大きく2つあって衝撃!!!

 

 

 

衝撃(1)

スタイル確立期は「黒いライン」が特徴で、タテヨコに空間を区分けしている。

 

この「黒いライン」が、途中までで「途切れている」作品 がある!(写真)

 

 

衝撃(2)

スタイル確立期の作品群には、全て周囲に「段差」があった!

(絵の外周が、ベースカラーあるいは外側の色の敷かれた段差、で構成)

 

実際に目の前で鑑賞しなければ、絶対わからないレベルの話!

 

 

この「段差」の幅が「黒いライン」とほぼ等しい。

このためこの手法が、何らかの「錯覚」を生じさせる仕掛け、のように感じた、

 

 

 

2つばかり作品の解説を引用。

 

赤、青、黒、黄、灰色のコンポジション 52」

色ね平面が周辺に配置されることで、外向きの拡張を示すと同時に、その拡張を抑制してもいる。

つまり、大きな平面の隣にある青い部分は平面とも線とも見受けられるのだ。

 

線と色々のコンポジション 54 1937」

線を二重にし、1930年半ばまでに線を複数にする事で、平面を「破壊」しようとした。

この作品は、それに続いて生まれた、新たなりずむを表す最も明らかな例のひとつであり、

ジャズ音楽から着想を得たものである。

 

 

 

 

 

その直前にみた、

佐藤 可士和 展:国立新美術館 現代の企業デザイン界の寵児の過去・現在・未来?作品がここに集結。  

も実はその 気づき に影響を与えている!

 

1世紀のうちにテクノロジーの進化で「映像」を気軽に操れるようになった。

もしモンドリアンが現代にいたなら間違いなく、動かしていただろう。

彼の特徴である「黒ライン」を。

 

 

 

1世紀以上が経過し結びつく? この2人(笑)



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佐藤 可士和 展:国立新美術館 に行ってきた。

 

本人が語る、音声ガイド付き(なのでスマホ・ヘッドホン必須)

作品に至ったヒント・込められた意図、背景などがわかって面白い。

 

 

 

コーナーは大きく6つのゾーン。

 

それぞれ、

・THE SPACE WITHIN

・ADVERTISING AND BEYOND

・THE LOGO(写真)

・THE POWER OF GRAPHIC DESIGN

・ICONIC BRANDING PROJECTS

・LINES / FLOW

 

 

当ブログ的に最もインパクトを受けたのは、

・THE LOGO(写真)

・LINES / FLOW

 

 

・THE LOGO は写真の通り、彼が手がけてきた企業ロゴ類を展示。

 展示会にあたり会場と同じサイズの場所を設け「実際にどうみえるか」を検証したそう。

 この工夫で超有名どころのアイコンたちがうまく収まっている。

 

 

・LINES / FLOW

彼のアートワークのシリーズ、「LINES」と「FLOW」の2つを展示。

 

正面奥に、「LINES」のミニマル作品 ×15点にプラスして有田焼?!?

 

左手が「FLOW」=「赤」「青」「白」のステンレススチールで構成される直線

 

右手が「LINES」= ポロックのドリッピング技法をもっと研ぎ澄ませたような戦列な「青」

 

入り口の左右壁側に、「LINES」(右壁側)と「FLOW」(左壁側)の映像。

 

この映像が当ブログ的には展示会を通し最も惹かれた瞬間だった。

(昨日の5800日アップに「LINES」映像の瞬間を切り取った写真あり)

 

 

 

 

 

一方で疑問に感じるところもある。

 

映像という点での目新しさはあるが、

 

「LINES」= 「直線」は人間だけが持つ創造である、という作者の主張は面白い。

       とはいえ、モンドリアンの直線技法、の延長上?

 

「FLOW」= ポロックのドリッピング技法、の延長上?

 

 

つまり彼は企業アイコンなどで時代によりそう表現を得意としてきた。

一方でこの2作品は、時代を明らかに超えた表現、ではないような気も、する。

アートの持つチカラ、はそこにあるように思うので…

 

 

なんてことを考えながら展示会場を出た。

「LINES」の直線技法といえば、その元祖? モンドリアン の展示が近々オープンされる。

(@SONPO美術館 今月23日(火)~)

 

今度は、直線技法の元祖?モンドリアン を鑑賞しながら、さらに想いをはせることとしたい!



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タイトルからして凄い(笑)

 

冒頭、古代船の牽引という退屈なミッションにアサインされたのは セリトス号 ともう一隻マーセッド号(写真)

 

 

2隻が集合したミーティングでローワー・デッキの主人公マリナーは艦長が恥をかくような行為を連発!

間接的に侮辱され、怒り浸透のキャプテンは決心する(親子ならではの愛憎劇?)

 

「目の上のタンコブの娘が、自分で異動希望を出すようにしむけよう!」(汗)

で主人公は、ゴミのような仕事を次々とアサインされる...

 

ところがどっこい、そのゴミ仕事をゲーム化し面白がってしまう!

 

 

 

そこでキャプテンは方向を180度 変更。

 

マリナーを少尉 → 大尉に昇格。

上級士官の会議連発に早速巻き込まれ、退屈の極地...

仲間から引き離された個室は苦痛なばかりで、落ち着かない...

娯楽のはずの、士官のポーカーゲームでさえ苦痛(笑)

 

 

こうしているうちに事件が発生。

2隻を巻き込む中、マリナーは奮起して事件を解決。

 

そして本部で表彰されるが...

 

 

こうして4話目を見終わったわけ。

で驚きべきことに、主人公マリナー少尉(結局、意図的に降格)のヤンチャぶりが輝いて見えてきた!

クリンゴンの血が流れてるわけじゃないのに、妙に「ウォリアー魂」持ってるところが(笑)

 

「仕事」をどう自己定義する、かを問う 問題作 とも言えるところが深い!?

前回の「ノルマ設定、時間管理ソフト導入」の悪夢 の回といい、身につまされるエピソード連発(汗)

 

こうして アニメ で身につまされる、って何よ! (笑)

(凄いじゃん!!!)



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会期終了間際に駆け込んだ 開館記念展「珠玉のコレクションーいのちの輝き・つくる喜び」 以来。

 

 

そしてまた今回も駆け込み!

(理由は言うまでもないですよね…)

 

若手(年齢という意味ではない)作家を支援・表彰する公募コンクール = F A C E 展。

今年で既に9回目を迎える、

 

1年前の コロナ禍突入で作家の創作活動に影響を与えたのは間違いない(汗)

一方で応募点数は増えたそう。

巣篭もりがプラスに影響する面もあったか?

 

 

前回の訪問でこの展示会を知り、今回初めて鑑賞。

多岐にわたる入賞作83点はどれも個性的。

グランプリを獲得した「sweet potato」はビックリするくらい、実にあっけらかんとした作品。

なのだが一方で、細かいところに芸が効いていて面白かった(作品を生でみて初めてわかる!)

 

 

 

面白かったのは「オーディエンス賞」という来場者のみが参加できる賞。

要は、観客が選ぶ賞。

 

大賞が作品を生でみないとその面白さが伝わらないので、写真は当ブログが選んだ「オーディエンス賞」

 

松本 玲子 作「Digging Up」

 

 

モネの睡蓮の画風をもっと大胆に展開した?ような画風(と解釈)

 

 

選んだポイントは2つで、どちらもその大胆さに舌を巻いたから。

 

・絵の上半分に存在するグリーンベルト × 2 のカタチの 大胆さ

 

・絵のセンターを縦に降りていくピンクの「螺旋」の 大胆さ

 

 

 

またも駆け込みだっただけに、会期は今週の日曜 3月 7日まで。

 

 

自分の「オーディエンス賞」を発見してみる、というのはいかがでしょうか!



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2月7日に行われたスーパーボウル。

初の出場チームのホームスタジアムでの実施、また医療関係者を沢山招待したことでも話題に。

 

 

そのスーパーボウルの中継(今年はCBS)では、この日だけの特別なCMすら制作されることで有名。

 

今年は例えば、

 

・映画:シザーハンズ のパロディCM by キャデラック

 ティモシー・シャラメがあの人の息子を演じる!

 

・ブルース・スプリングスティーン が初のCM出演 by Jeep

 

・「ウエインズ・ワールド」の2人+カーディB の共演 BY Uber Eates

 

・マイケル・B・ジョーダンがアレクサ(Amazon)を演じる

 

 

 

 

そして、最もエモーショナルだと当ブログが判断するのが、我らが? TOYOTA!

 

 

 

 

主人公は、競泳パラリンピアン、ジェシカ・ロング。

過去4大会で23個ものメダル(うち13個が金!)を獲得中で、当然東京2020+1も照準に入っている。

 

泳いでいるロングの水面上に、こんな風景が再現される。

 

・彼女の母親に「養子縁組」を繋ごうとするエージェントの電話に答える母親

 障害のため手術で両足を切断しなければいけない子供であることを伝える。

 養子として引き取ったあとの苦労が容易に想像できる…

 

〜 病棟 〜 ロッカールーム 〜 スタートで飛び込む彼女 〜 が次々と水面に現れる

 

ゴールにタッチした彼女が振り返ると、受話器を手にしたまま沈黙しているロング夫人。

 そして彼女は答える。

 

「It will not be easy, but it's amasing. I can't wait to meet her 」

 

今の彼女を創ったのは、母親のその愛情だったのだ!

そのシーンを見て彼女が ニッコリ(写真)

 

 

スイマーならおそらく誰でも泳ぎながら現在過去未来が頭の中でループする。

それをイメージ化し、強力にエモーショナルなCMとなった。

 

キメは、TEAM AMERICA と TOYOTAロゴ。

 

 

TOYOTA が IOCスポンサーになったんだなあ~と実感。

IOCスポンサー になると、東京2020ロゴはもちろん、各国の NOC のロゴも使用可能。

TEAM AMERICA はアメリカの NOCスポンサーだけが使用できる権利だからだ。

 

日本で今夏、ジェシカ・ロングがまた輝きを放つことに期待したい!



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先月デビューした、Amazonプライムのシリーズ ×10話。

Next generationsの時代設定で、宇宙艦USSセリトス CETRRITOS の珍活躍?!を画くアニメシリーズ。

 

アニメ なので、コロナ禍でなければパスしていただろう...

が ディスカバリー・ロス の身には試してみないわけにはいかない(笑)

 

 

 

オープニング・タイトルでは何度目にもかかわらず、相変わらずまず爆笑!で早速 掴まれる。

 

 

さてストーリー。

何週間も用意してきたミッションが急遽、変更されてしまい、激怒するキャプテン。

 

一方、サボるローワーデッキ仲間。

キリキリしてたキャプテンはそのサボりを察知(汗)

ノルマを設定、さらに時間管理ソフトを導入、どのミッションにも「時間設定」

「遊び時間」を全滅させる。

 

 

一週間後...

クルーはキャプテンも含めほぼ全員、締切時間に終われ、パニックしまくり疲弊しきっている...

 

 

そこで事件発生。

疲弊しきっているクルーはこれに対応できない...

そして...

 

 

 

 

前回は、アニメでしか許されない表現に驚いた。

例えば、

・ある意味、グロい表現を連発(汗)

・放送禁止ワード を使うキャラが存在(笑)

 

今回は、

ノルマを設定、さらに時間管理ソフトを導入、どの任務にも「時間設定」がなされ、「遊び時間」を全滅させる。

 その結果、クルーは常に時間に終われ、パニックしまくって疲弊し、危機に対応できない...

 

 現実にありそうな、身につまされるエピソード(汗)

   本家では絶対にありえない展開…

 流だからこそできること、もあるんだね〜と感心。

 

 

結論:亜流だからこそできること、に驚きの、身につまされるエピソード。

   本家のどのシリーズでも絶対にありえない展開をやってのけつつ、現実にありそう、を示す展開は全く予想外!

   写真のタイトル、RARELY GOING WHERE NO ONE HAS GONE BEFORE、は伊達じゃない(笑)

   

 

〜第1回はコチラ〜



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前にご紹介した、

石岡 瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか SURVIVE - EIKO ISHIOKA  PARCO の鮮烈なイメージを創造 → 世界に飛躍、の足跡。

 

この展示会の【後期】が展示開始されたので、早速。

@ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)

 

 

【前期】は広告中心で、PARCO の鮮烈なイメージが強く印象に残った。

 

さて【後期】

 

今回は、彼女がグラフィックを製作した 映画・演劇・展示会ポスターが中心。

 

 

 

当ブログは映画ブログでもあるので、そのコーナーを写真でざっと。

 

・ルキノ・ヴィスコンティ「イノセント」(写真:左端 部分)

 

・地獄の黙示録 × 2点

 

・コヤニスカッティ

 

・ドラキュラ × 4点

 

 

解説にも詳しいが、地獄の黙示録でフランシス・フォード・コッポラ との関係を構築。

これらの映画関係のみならず、演劇ポスター・展示会ポスター も多数展示してあった。

 

 

 

 

だが今日強調したいのは、手前のデスクにある作品群。

驚きは、石岡 瑛子さんが「オプティカル・アート」を深く追求していたこと。

(実はこちらも、当ブログの「大テーマ」のひとつ)

 

世に出た作品、個人的な作品など、目を見張った!

 

 

 

会期は3月19日(金)まで。

映画といい、オプティカル・アートといい、ツボに入ったので何度となく通いそう(笑)

 

 

 

最後に、彼女が呪文のように唱えていたコトバを改めて。

(後期も前期同様、BGM?は彼女の強力な「独白」)

 

「REVOLUTIONARY」

 

「TIMELESS」

 

「ORIGINALITY」(私の底から湧き上がる何かを)



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