元々はライブ公演用のコンサート企画 → NYブロードウェイ進出! → に続いての映画化!
実は当ブログ、NYでブロードウェイ公演を生体験済。
David Byrne American Utopia on Broadway 2019 ライブを体験!(詳細版) ファン必見のブロードウェイ公演!!!
さらにおまけで
David Byrne American Utopia on Broadway 2019 ライブを体験! マニア?向け写真集(1)〜(5)
で 映画。
監督に抜擢された スパイク・リー がどう味付けしたか、興味津々!
冒頭で、その期待は見事に達成される。
オープニング曲、Here での「真上からの俯瞰ショット」
ここだけで映画ならではの画角!
続き、ステージのチェーン「表・裏」を自在にカメラが出入りし、更にその味付けに感心!
その後は手堅くステージ展開をフォローにまわり、ちょうどいい味付け具合。
こうして観て改めて感じたのは現在のバンドで個々の「楽曲」がパワーアップしていること!
顕著な例として、3曲めの Lazy
アルバムではブライアン・イーノとの共作のミニマルな音作り。
その曲がここでは、ダイナミックに躍動しているのだ。
当ブログはここで一気にハイに!
でラストまで突っ走った(笑)
あるいは、ヘッズ時代のラストアルバムに入っていた Blind
元々ノリのいい曲ではあったが、バンドでライブで披露されたことはない曲だっただけに、映える!
それらのパワーアップ楽曲は勿論、元々の名曲群も「バンドならではサウンド」で強化され、至福の時に。
最後のパート。
ここで予想通り某楽曲のメッセージをスパイク・リー がきっちり味付けし、昇天(笑)
結論:ブロードウェイ公演「真空パック」+ スパイク・リー風味で、名作「ストップ・メイキング・センス」すら超え、その柔軟さにおいて「成熟」を感じさせる一作!
通常のバンドスタイルにこだわらないこの柔軟さ、年の功、とも言えよう(笑)
でも映画には映画の面白さが、舞台には舞台の面白さがあるのだろうということが明確に分かる。
そんな魅力を両方で体験されているなんて、羨ましい限りです。
また行ってみたいものです...