ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

学びの「ねこ庭」からの提案 - 19 ( いつもの提案です )

2024-02-10 17:08:25 | 徒然の記

 〈 アメリカから独立するための「ねこ庭」からの提案」 〉

 「お父さんは自分に反対する人のことを、偏った意見を言うと批判してるけど、相手から見ると、偏った意見を言ってるのはお父さんになるよね。」

 家内が笑いますが、その通りだと思っています。私が批判してやまない「トロイの木馬 B」の人間たちにとって、「ねこ庭」は「偏見の庭」に見えていることでしょう。

 「偏見」と言う言葉の反対語は、何と言うのか。便利なものでネットの中に「対義語辞典」があり、次のように説明しています。

  ・偏見とは、偏った公正を欠く意見

 と述べ、反対語をずらっと並べています。

  ・正見 ( しょうけん ) ・・・仏教の八正道の一。誤りのない正しい見解

  ・中立 ( ちゅうりつ ) ・・・偏らないこと

  ・客観的 ( きゃっかんてき ) ・・・主観または主体を離れて独立に存在する様子

  ・検証 ( けんしょう ) ・・・実際に調べて証拠だてること

 しかしこの説明は、「ねこ庭」では役に立ちません。私は偏らない正しい見解をいろいろ調べた上で述べているつもりであり、一方「トロイの木馬 B」たちは学者がメインですから、頑固者の彼らは自分が正しいと譲りません。結局国の基本に関する意見には、辞書の説明が用をなさないと言うことではないでしょうか。

 正しいと決めるのは、おそらく「大多数の国民の意思」つまり「民意」ではないかと考えています。民意は時の権力で押さえ込まれたり、捻じ曲げられたりしますが、時の経過が修正します。かってのソ連や現在の中国共産党政府、あるいは北朝鮮の金王朝のように、国民を弾圧する政府でなければ、国民の意思は自由に示されます。

 民主主義を標榜している国は、国が乱れているように見えても、民意が正しく示されている国だと、「ねこ庭」では考えています。

 「国民は一時期情報操作に騙されても、時が経過すれば正しい判断に落ち着く」

 何もしないでそうなるのでなく、正論と偏見が戦っていれば、民意は落ち着くべきところに必ず落ち着く・・というのが「ねこ庭」の時間軸と認識です。一時期というのが40年、70年だとしても、見直しの機運がうまれ、その一つの例が林房雄氏の「東亜百年戦争論」ではないかと思っています。

 また本論を外れ、脇道に入り込んでいると注意されそうですが、本論そのものは簡単なので、脇道に入らないと語れないのです。「ねこ庭」からの提案は個別にあげると沢山ありますが、肝心なものに集約すると2つしかありません。

  1.  「皇室護持」・・女性宮家創設と女系天皇を認めると、皇室が崩壊する

  2.  「憲法改正」・・自分の国を自分で守る軍の再建

 何だそんなことかと笑う人がいるかもしれませんが、この二つが、失った日本の独立を取り戻す道です。どうすれば国民がこの道を歩けるようになるのか、それには一つの方法しかありません。

  ・日本の指導者である政治家が、アメリカへの忖度と自己保身を止め、武士道精神を取り戻し、国民に隠されている事実を語る勇気を持つこと。

  ・「トロイの木馬 A」「トロイの木馬 B」「新しい反日勢力 ( 経団連と財務省 )」について、国民に語る勇気を持つこと

 外国の侵略に危機感を抱き、命をかけて戦った幕府と志士たちを思えば分かるように、最初に国難を感知して動き出すのは庶民でなく、国の指導者です。勤王と佐幕に別れて戦っていましたが、当時のご先祖様はどちらも愛国者でした。国論が二分していても、幕末と現在が違っている点はここなのです。

 今の日本では国論が二分して、形は幕末に似ていますが、愛国者が保守層側にだけいて、もう一方の日本人は「敵のために協力する」人間です。文明国と呼ばれ、近代国家と呼ばれる国の中で、愛国者と裏切り者が戦って国論を二分しているのは、世界広しと言っても日本だけです。

 ・「トロイの木馬 A」「トロイの木馬 B」「新しい反日勢力 ( 経団連と財務省 )」について、国民に語る勇気を持つこと

 反日亡国の勢力について、国民に語る勇気のない政治家が増えているから、国民が危機に気がつきません。「主権者である国民を代表して、私たちが国会にいる。」と胸を張る自由民主党の議員諸氏にいいます。それなら貴方方は、「トロイの木馬 A」「トロイの木馬 B」「新しい反日勢力 ( 経団連と財務省 )」について、国民に語る勇気を持たなくてなりません。これを語ることは、敗戦後GHQの支配下に置かれて以来、現在も日本がアメリカに支配されている事実を知らせることになります。「ねこ庭」でこれを政治家に訴えている理由が、ここにあります。日本の再出発がここから始まります。

 いっぱい喋っているが、どれが「ねこ庭」の提案なのか、2つと言いながら4つも5つもあるでないかと、そんなことを言う人は「国を愛する国民」とは言えません。たとえ幾つに見えようとも、「ねこ庭」の提案は「皇室護持」と「憲法改正」の2つです。

 ずいぶん偉そうなことを言うが、そんなお前は何をしているのかと、批判する外野席の人間は、家内の言葉を読み直してもらいたいと思います。

 「お父さんは自分に反対する人のことを、偏った意見を言うと批判してるけど、相手から見ると、偏った意見を言ってるのはお父さんになるよね。」

 そんな自分を承知の上で、「令和のドンキホーテ」と笑われても、「ねこ庭からの発信を100才まで続けていく」・・・これが私の国民としての務めです。

  予定通り、シリーズを今回で終わります。

コメント (4)
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