だらだら日記goo編

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

初心者のための源氏物語

2005-07-27 23:13:40 | アート・文化
今日は多摩美術大学の美術館へ、建築家今井兼次の回顧展。
ここのところ建築の展覧会がやけに多い気がする。
根津美術館やら遠山記念館、そして日本26聖人殉教記念館などを作った人だ。
豊富な資料や写真、ビデオでわかりやすく今井の業績を伝えてくれる展示、わずか三百円だ。
一時間半がアッと過ぎる、母の特養ホームの立川までモノレール一本、なんとも交通もいいしいい一日だった。
しかし収穫はブックオフにあった。
Bunkamuraのザ・ミュージーアムで1989に開催された「源氏物語と紫式部」の図録を安く手に入れる。
この図録は源氏の五十四帖を実に判りやすく解説してくれているのだ。
「愛の賛歌」「秘密の恋」「愛の崩壊」「愛の不毛」で源氏の物語が進む様子を絵やらなんやらで解説してくれる。
日本古典に疎い僕にはうってつけだ。
ブックオフは物の価値を知らない。
今日買ったクラシックでもグールドの若き日のモノラルライブ録音という大変貴重な録音が安く売られている。
それでもってオザワの第九とか、もはや価値のないCDに1650円もつけている。
それはそれとしてこの夏はこの源氏の図録を読みつつ、少し古典に戻りたい。
多摩美大にいったのはもうひとつ目的がある。
ここは美術館の招待券を良く置いてあるのだ。
今日は小田急で開催される「百年前の未来画」の展覧会のチケットをもらう。8/10-22.産経の主催だ。
デパートも中元が終わって催し物会場は夏休み美術展になる。
明日からは大丸東京「古代エジプト」展覧会が始まる、楽しみだ。