「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

空蝉?(この言葉の意味を誤解していました。)

2013-07-21 11:32:29 | Weblog

今朝の散歩で、今年初めてセミの抜け殻を見つけました。

この抜け殻を見て、「空蝉」という言葉を連想しました。

私は「空蝉」というのは「空っぽで何ともいえずむなしい状況、気持ち」のことを言うのかと頭の中に描いていました。

ちょうど、地域の公共放送で「今日は参議院議員選挙の投票日です。」「今日はあなたが主役です。」と呼びかけていたことも、“おかさん”に、そのような誤解を増幅させたように思われます。(この後重い足かせをつけたまま、投票に行きました。)

 

調べてみると大辞泉では「この世に現に生きている人。転じて、この世。うつしみ。」というのが、第一義として載っていました。

そして、第二義として「セミの抜け殻」というのがありました。

“おかさん”の考えたような意味合いはないことがわかりました。

 

また一つ勉強になりました。

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これが昆虫採集?違うでしょ!(テレビ番組の内容に怒り!)

2013-07-21 00:11:26 | Weblog

土曜日の「情報7days」という番組の中の「カブトムシにクワガタ!この夏おすすめスポットを紹介!」という報道を興味を持って見ました。

そして、がっかりし、なおかつ、怒りまで湧き上がってきてしまいました。

 

番組では、ある昆虫採集家が経営するペンションでの「昆虫採集体験」の内容が紹介されていました。

その内容はこうです。

 

ペンションで食事後、車で昆虫捕りに出かけます。

舗装された山道を登っていくと途中で野生の鹿が登場しました。

野生の鹿が登場するくらい自然豊かなところということなのだと思います。

 

この鹿が登場した所の先の道路上に車を停め、昆虫をおびき寄せるための緑色を発する光トラップを設置します。

 

そして、しばらく待ちます。

するとたくさんの虫たちがその光めがけて集まってきました。

カミキリムシの仲間やクワガタなども含まれます。

そんな昆虫達を昆虫網を使って子ども達が捕まえて愉しんでいる映像が流されました。

 

この光トラップ方式は、効率良く昆虫を採集するには合理的な方法かもしれません。

しかし、私“おかさん”は好きではありません。

ただ「単に昆虫を捕まえさえすればよい。」という姿勢がとても嫌でした。

そして、それを売り物にしているのがとても嫌でした。

 

私は昆虫採集は、蚊に刺されたり、暗い山道を歩いたりして大変だけれども、「昆虫たちが住む世界に、人間たちがお邪魔して、申し訳ないけれどもその仲間の幾匹かを戴いてくる。」というのが理想だと思います。

彼らの生態を全く見もせずに、ただ単に、「捕れればいい。」

というのなら、どこかに行って買えばいいと思う。

 

トラップ(わな)を使って、ずるがしこい人間の世界に彼らをおびき寄せて、楽して彼らを捉える。

そしてそれを、子ども達に昆虫採集だと思わせるような行為はやめて欲しい。

と、大変身勝手ではありますが、そう思いました。

コメント (1)
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