「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

受験生の不安(“おかさん”の不安解消策)

2009-10-23 10:20:28 | Weblog
ここのところ毎日、中学3年生たちが自習のため学舎に通って来ています。

そんな受験生達と話していると、「かなり頑張ったのに、前回の実力テストで偏差値が下がった。」とか、「国語の読解がどうしたらよいかわからない!一生懸命にやっているのに。」とか、「数学も最近わからなくなってきた。」・・・・。と、先々を不安視する言葉が連続で出てきます。

一人の子が発した先々に対する「不安」が、友達同士の会話の中で増幅されて、その増幅した「不安」に、みんなで押しつぶされそうになっています。よくある現象です。

実は、“おかさん”もいろいろな不安を抱えています。会社を辞めて一人で学習塾を経営していますが、最初の頃の不手際で、退職金は既に底をついています。今、もし私が病気になってしまったら、明日からは、何の生活の保障もありません。老後の蓄えもないので、60歳を過ぎても今の仕事をしばらくは続けていかなくてはなりません。などなどです。


でもそんな、将来予測される「最悪のシナリオ」をある程度想定しつつも、その不安に押しつぶされていたら、全く先に進めません。できることは、明るい自分自身の将来を夢見て、その実現に汗を流すことしかありません。


生徒達には、“おかさん”自身の高校受験時の経験、ならびに、塾を始めて何人も見てきた先輩受験生達の経緯と結果などを交えて、勇気付けています。


とにかく不安を解消するためには、

①今行っている努力の量をさらに増やす。→→後ちょっとの努力が足りないために、成果が上がらないことって、結構あります。なので、“おかさん”の一番のお勧め策はこれです。

②今よりも難易度の高い努力を行う。易しい問題ばかりをたくさん解いていても、少しひねくれた問題に遭遇すると立ち往生してしまうことが、多々あります。とにかく良問をより多くこなすこと、これが実力アップにつながります。

③今行っている努力を重ねながら、他にモット良い努力の仕方がないかを考える。受験本番までに、もう余り時間もないので、今行っている努力を継続しながら、走りながら、次のよりよい方法を考えていくことも必要です。


のようなことを行っていくしかありません。“おかさん”は「不安」を口にする生徒達に言い聞かせるのではなく、自分自身に対してもこのようなアドバイスをして、自分自身を奮い立たせています。

最後に、中学3年生の「英語」の教科書に、とてもよい言葉が載っていましたので、紹介します。それは、「If we don't believe in ourseleves today , we won't achieve our goal tomorrow.(今日の自分自身信じなければ、明日の目標を達成することはないでしょう。)」という、シドニーオリンピックで活躍したキャシーフリーマンという人のせりふです。3年の教科書の一番最後の単元で出てくるところが味噌です。受験生頑張れ!!





コメント (2)
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