先日、学舎の庭に「庭師」が入り、木々や下草の刈り取りをしていってくれました。草ぼうぼうで、足の踏み場がないほどだった庭が、すっきりしたのは良いのですが、やはり、それまで展開されていた昆虫や爬虫類達の世界を、私の勝手な都合ですっかり切り取ってしまったことは少し悔やまれます。
ビフォー↑
アフター↑↓
そもそも、この家屋を私がお借りする決め手となった一つの要因が、庭に豊かな自然が展開されていることでした。ただ、立派に手入れされていた木々を見て、これは私には維持管理が難しいだろうということで、年に一回、庭師の方を入れてもらう約束を大家さんとしました。
それでも、6年くらいは、お年寄りのていねいな庭師さん達が入ってくれていたので、良かったのですが、ここ何年かは、ちょっと機械を使いすぎくらいな庭師さんに変わってしまいました。おかげで、昔あった「千両」や「万両」などの植物が姿を消したりしてしまったように思います。(これは、庭師さんのせいではなく、草ぼうぼうで、日当たりが悪くなりすぎたのが原因かもしれませんが・・・。)
私が、草取りなどを適宜行って、それなりにしっかり管理できればよいのですが、おおちゃくな私は、単に荒れ放題の庭に訪れるいろいろな昆虫を眺めて楽しんでいるだけです。
荒れ放題にしすぎているので、庭師さんにもあまり文句言えた義理ではありません。来年はどんな庭が展開するのやら、それはそれで楽しみです。