温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2010静岡県高校野球選手権大会審判活動No18

2010-07-19 19:45:27 | 野球審判活動

ところで、この試合の球審を務めたM・Bridge氏であるが、どうも途中から様子がおかしく感じられた。

右太ももの裏側を何度となく手でもむようなしぐさが見え始めた。

そのうち、瞬間的な動きに反応できず、走るのも右足を引きずるようになった。

審判委員室の中にいた審判部長とはじめとする十数人の審判委員からも、様子がおかしいとの声が出はじめた。

試合の終了後にM・Bridge氏から聞く話によると、太もも裏の筋肉のケイレンとのこと。

それにしても、審判委員は常に硬球の鋭いワンプレーに対して反応しなければならないが、どこか故障があると、機敏な反応ができない。

また、この暑さの中いわゆる熱中症は、選手ならずとも審判委員にも当然起こりうる。

したがって、まず一番心配したのは、大会本部の先生たちであり、また裏方のメディカルトレーナー達であった。

審判委員室の中では、同じ経験したことがある審判委員がひしめく中で、どちらかと言うと、このまま最後まで我慢するだろうとの冷たい判断(!?)。

実際、審判を務めている中で、審判委員が治療のため試合を止めて中断することは、試合中の球児に悪く、ほぼ絶対そのままいけるよと強がりを言う。

しかし、体のメンテナンスのプロであるメディカルトレーナーにとっては、そんな精神論ではなく、単に体の変調に速やかに対応すべきとの考えがあり、実は、7回の攻防の途中から、トレーナーはすぐに対処できるよう、スタンバイしているとの連絡が審判委員室に入る。

ここで、M・Bridge氏に確認し、足の状態を球場主任から聞いてみたが、M・Bridge氏は治療を拒否。

そのまま何とか9回裏までやりとげるとの力強い言葉。

M・Bridge氏が何とかこの貧打戦に、それでも力を振り絞って、最後までジャッジしていただいた。

もしかして、わたしとひらひら審判員がプレッシャーになっていたのかと心配するが・・・。

ところで、清水庵原球場に行ったのは、M・Bridge氏が担当する静岡市立商業Vs吉田の試合を見るためではない。

私自身がその後の第3試合浜松南高校対清水東高校の2塁を担当するためだ。

こちらの方は、今年の選手権大会ですでに2度目、1週間ぶりの球場であり、またクルーが我が支部審判長のY木指導員をはじめ、同じ地区で固められていたため、安心してリラックスるしてジャッジできた。

その典型が1回表の浜松南高校の攻撃の時。

ランナー1塁で次の打者が、守備側からすればダブルプレーにはちょうどよいショート前のゴロ。

これをショートが難なくさばき、2塁のピポットマンに送球、1塁走者はフォースアウト、そしてピポットマンがそのまま1塁へ転送かと思ったらここで問題が発生。

1塁ランナーはなんと2塁ベースではなくピポットマンに向かって走塁してきた、しかも少し足を高く上げスライディングしてきた。

したがって、2塁手はこれをよけようとして、バランスを失い、転がってしまって1塁へ送球するどころではなかった。

わたしは、即タイムをかけ、1塁走者に向かってインターフェアのコール、そして1塁に振り向きながら走ってきた打者走者に対してアウトを宣告した。

あまりないケースだが、この日はジャッジに余裕があった分、即座に対処できた。

やはり日ごろ組むクルーとはどこかジャッジに余裕ができ、その分正確になるようだ。

試合は3点差で清水東が優勢のまま終盤にきたが、8回表浜松南も2点を挙げあと1点差による。

そしてなんと9回表に浜松南が1点を加え同点となった。

試合の流れとしては面白い展開だが、このまま延長となると、こちらも体力に自信がない。

前の試合のM・Bridge氏ほどではないが、やはり足の筋肉にハリが出てきて、この頃長引く太ももの筋肉が心なしか痛み出していた。

しかし、この熱戦の中にいれば、足の痛みなど忘れるほどの集中力の高まり。

9回の裏もランナーがいながらもあと1打でない清水東。ツーアウトとなりこのまま延長かと思われたが、最後の打者は第1球目を迷わず振りぬき、レフトセンター間の鋭い打球となり2塁走者がそのままホームインしてゲームセットとなった。

帰りの東名は、何もなかったように静岡県内全線順調に流れていて、40分で家に着いた。

終わりよければすべてよし。

気ぜわしい一日であったが、無事終了。

ひらひら審判員もこの日は、満面の笑みでご子息の勝利を喜んだことだろう。

つづく・・・。

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2010静岡県高校野球選手権大会審判活動No17

2010-07-18 21:20:19 | 野球審判活動

昨日は終日高校野球選手権大会の審判。

朝の行きの東名の渋滞やから始まり、いよいよの静岡市立商業高校Vs吉田高校、あるいは私の担当審判や第4試合目の控え審判など、一日がめまぐるしく動く。

清水庵原球場での帰りはほぼ午後7時。

家に着くなり昼間の乾ききった体内水分をビールで十分潤したら、もうバタンキュ~。

それにしても、審判で、しかも遠方の球場への派遣の場合、一番気をつけなければならないのは交通事情。

行く途中の道路で渋滞などがあると、時間を気にしながらの焦りが出てくる。

昨日の朝の東名は、私が吉田ICから朝7時40分ごろ入ったころには、もうすでに上り線の清水-富士間で事故渋滞、また県内の数か所で自然渋滞が始まっていた。

清水-富士間は渋滞17Km、所要時間2時間以上となっていたが、私が行こうとしている清水庵原球場は、清水ICで降りるので、そのまま行けばいいと思って走っていったら、なんと清水のもっと手前、静岡安倍川の橋あたりから渋滞が始まった。

これでは清水までこのまま渋滞と付き合っているといつ到着するかわからないと判断し、即静岡ICで東名を降り、一般道へ。

家を早めに出ていたので、時間には余裕があるが、それでも東名の渋滞を避け私と同じように東名を降りてきた車が結構多く、国道1号線や静清バイパスへ向かう道は混んでいた。

ここは裏道を通るしかないと、かつて育った静岡市内の裏道を清水へ向かい走る。

普通なら東名で行けば45分ほどで着く清水庵原球場ではあるが、今回はその倍の1時間半っかかった。

審判によっては、途中から車から電車に乗り換え、球場に向かった方々もいた。

東名の渋滞を避け、とにかく少しでも早く球場入りしたかったのは、もちろん清水庵原球場第2試合の静岡市立商業と吉田高校との試合を見るため。

私が球場に入ったのが、まだ第1試合の後半であったので、十分間に合った。

そして、今回の球審を担当するM・Bridge氏の顔をまずは確認し(!?)、普段の様子で試合前の準備をしているところで挨拶をした。

M・Bridge氏は、リラックスしている様子だが、聞くと少し緊張しているとのこと。

適度な緊張はかえって集中するのでいい。

第1試合目が終わりいよいよ第2試合目。

M・Bridge氏のプレイの合図で試合が始まり、時間もぴったり予定通り。

シートノックのフィールディングを見ると、心なしか静岡市立商業の方が軽く軽快な動きにように見えていたが、試合が始まると吉田も精いっぱいのプレーが出て、互角に戦っている。

試合も序盤中盤と点が入る決定的な場面がないまま終盤に入る。

チャンスと言うより、両チームとも貧打戦。

しかし、9回の中には、何度かチャンスがある。

そして静岡市立商業の8回裏の攻撃がその数少ないチャンス。

ようやく連打が続き、待望の1点、そしてその次の9回の表の吉田高校の攻撃を抑え、静岡市立商業高校が勝利。

ひらひら審判員のご子息が次の試合に進むことができた。

一方吉田高校は、残念ではあったが、1点の攻防となるいい試合をした。

つづく・・・。

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久しぶりの東京No2

2010-07-18 07:39:54 | 日記・エッセイ・コラム

Santaさんからコメント

「親孝行でしたね。

娘さん(妹さん)が遠くに嫁がれていて会いにいけたのですね。

私は市内にいながら職場から僅か5分の実家もなかなか行けない。

母は、どうかしたかと私を心配してたま~にTELをかけてくる。

「ちっとも来ないね~もう何ヶ月会ってないかね?」と。。。

父が亡くなって13年経ち寂しさも募るばかりのよう・・・。

逆にこちらが時間が空いた時にTELすると母はいない。

でも、今日やっと会えた。昔から元気で明るく人を楽しませるのが大好きな母は80歳にしてまだ静岡まで車の運転はするもののすごく老いたな~と思う。

つもる話もあったけど、次の用事が控えていて1時間ほどで退散。

まだまだ、心配はかけているけど私の頑張っている姿をみせるのがせめてもの親孝行かな?」

元気なうちにどこでも行ってきなさい、とは言ったが、いざ行くとなるといろいろ支障が出てくる年齢。

言った手前ある程度めんどうをみなければならない。

親孝行できるうちにせいぜい孝行しておきましょう。

追伸

 ブログのデザインを変えました。

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久しぶりの東京

2010-07-17 06:59:46 | 日記・エッセイ・コラム

実は、昨日東京にいってきた。

単に遊びではなくおやじおふくろのちょっとした孝行。

足腰が、また頭もこころもとない老夫婦が、盛岡の娘(私にとっては妹)家族に会いに行くのだが、東京駅の雑踏が一番の難所。

だから東海道新幹線から東北新幹線に乗せ換えるまでの付き添いをした。

実際、静岡から盛岡まで行くまでの往復一人6枚の切符を、整理するだけで私でさえしばらく考えなければならない。

しかも指定席なので、乗る車両から座る座席番号までを見ながら乗り降りしなければならない。

そうなると、もうおやじおふくろではお手上げ。

実のところ静岡から東京まで、私はあまり口だしをしないつもりでいたが、やはり老夫婦だけでは、東北新幹線どころか、上越新幹線にでも乗り佐渡島に行ってしまいそうなほどおぼつかない様。

一日をつぶしただけ、安心を得た感じである。

ところで、いつも東京に行く時は、大学の友人連中に連絡をするのだが、今回は控えた。

もちろん昨日は平日金曜日。

また、私自身が今日高校野球の審判と言うことで、ゆっくりもしていられない。

したがって、今回は声をかけずにそのまま東京を引き返した。

ただし、そうはいっても久しぶりの東京。

いつもながら有楽町から銀座あたりを散策。

地元ではおんなじパターンのクールビズ対応のビジネスシャツを、他にないのかと言うほど毎日来ているありさま。

したがって、少しは都会のセンスを取り入れた目先の変わったビジネスシャツをと、意気込んで探しに行った。

ところが、それこそさまざまな東京ファッション(!?)というようなYシャツがいくつもあったが、私の求めるサイズがなかなか見つからない。

店員も一生懸命探しだし、これはどうかと見せてくれるが、そういうものに限って私に合わない、あるいは好みでない柄などで、なかなか思うようなものがなかった。

そんなに私と同じ体型のビジネスマンが多くいるのか。

あるいは、逆に都会では統計的に私のような首は太く袖丈は短い体型は少ないので、量産されていないのか・・・。

昨日の東京は、梅雨どきを忘れさせる大変暑く、強い太陽の日差しであった。

そんな暑さをデジカメにと撮ったが、イマイチ。

東京の皆さん、今度の時は、声を掛けさせていただきます。

【銀座ワンショット】

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2010風蘭の開花No3

2010-07-15 22:02:17 | ガーデニング

今年の風蘭は、昨年結構花が多く咲いたので裏年、つまり花が少ない年かと思ったが、結構勢いよく花が咲いている。

風蘭は裏も表もないのか・・・???

最近の風蘭の様子。

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2010静岡県高校野球選手権大会審判活動No16

2010-07-14 22:07:16 | 野球審判活動

ひらひら審判委員からコメント

「あぁ、やっぱり、審判控室は見逃していなったのですね(>_<)

試合後の反省会では、もちろん自分から、「やってしまって申し訳ございませんでした」と発言しましたが、この件にみんなが触れなかったのは、審判控室がかなり怒り浸透していたんですね((+_+))

7/17は、自分は焼津ですが、Jrは清水庵原で初戦。

M・bridgeさんの初マスク!温故さんと自分との関係もありますので、どんなになるか楽しみです。

1時間早まった清水庵原で大変ですが、好ゲームを期待します!

自分は、子供に負けないよう焼津で頑張ってきます!」

審判控室が見逃さなかったというより、審判部長の逆鱗に触れた(!?)ということ。

もうこうなると、この後の試合で、スーパージャッジ(!?)を決めて名誉挽回をはかるしかない。ガンバレ!

それにしても、ご子息の試合を見られないと言うことは残念でしょう。

代わりに私が一挙手一投足をつぶさに見ておきます。(何の役にも立たないが・・・。)

ところで、焼津球場はいいですね!

何がいいかって、昼食のメニュー。

なんせOか乃審判部長の店からの直送メニュー。

しかも品数も豊富でまた、高級品ばかり。

うな丼、天丼、かつ丼、握りずしの中から選ぶので、皆さん迷う。しかも漬物とお吸い物付き。

当日はこれを食べに行くだけでも焼津球場に行く価値がある(!?)。

その焼津球場のO塚審判指導委員から今夜久しぶりに電話。

まだ1回戦も終わらないのにもう3回戦の割り振りか、とちょっと疑問を感じたが、案の定清水庵原球場が、当初の3試合からあしたか球場の残り試合が4試合目に入ったので、その控え審判を、という依頼。

もちろん即OKです。

ということで、17日清水庵原球場に朝から晩まで終日となりました。

ひらひら氏も、焼津球場が早めに終われば、清水庵原球場まで足を運んでください。

おそらくまだ審判をしているでしょう。

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2010静岡県高校野球選手権大会審判活動No15(長編)

2010-07-13 20:20:52 | 野球審判活動

ところで、日曜日の一番のプレッシャーは、お天気。

天気予報では昼ごろから雨が降るとのことで、1試合目から試合をスムーズに進めたかった。

しかし、反省会にも出たが、試合時間が2時間30分もかかってしまった。

9点を取る試合なので、攻守の時間が長くなるのは当然だが、その攻防の時間以外の無駄な時間が多くなり、試合時間を延ばすこととなった。

例えば、バッターがスムーズにバッターボックスに入らない、あるいは1球1球打席をはずす。

守備では、守備の初めの投球練習に、なかなか投手が投げなく時間をかける・・・、などなど。

この辺をいかに催促するかが、審判の大きな役目である。

私たちの第1試合にこんなにも時間がかかったが、続く第2試合はさらに時間がかかることとなった。

案の定試合の後半から雨が降り始め、途中中断となる。

そして、この日この清水庵原球場では第3試合も予定されていた。

そして、その第3試合目のクルーの一人に、ひらひら審判委員が名を連ねていた。

ひらひら氏は朝から既に球場入り。

しかし雨を気にしながらの気が気ではないところにきて、第1、第2試合の運びに、もう怒り爆発寸前(!?)。

特に第2試合の沼津商業高校対二俣高校は、乱打戦で点の取り合い、かつ途中のランナーの足の故障から試合のテンポがおかしくなっていった。

単打で1塁に出た打者が足を引きづる。審判クルーは即臨時代走かと措置をしようとしたが、デッドボールでもない単に自己の負傷と言うことなので、本部では試合を止めての治療のための中断にする。(ただし、この負傷のための試合中断は、試合時間に含まれるようだ。)

これがまた今にも雨が降りそうな時に試合を中断することになり、本部に控える審判各者、特にこれから第3試合を行わなければならないひらひら氏のクルーにとっては、気が気ではない。

そのうち、何とか治療を済ませランナーにもどったその選手が攻防を済ませたチェンジの後、こんどは守備に就いたとたん、また足がつり、試合を止めての治療。

そうこうしているうちに雨足も強くなるが、この治療の中断は仕方ない。

治療が終わり試合再開の時はすでにグラウンドも心なしか水を吸って光り始めた。

でも何とか無理して試合を進め、9回の裏負けている二俣高校の攻撃でランナーもなく1アウトのところで、今度は一気に雨が降り、即中断。

両校をベンチに下がらせ、何をすることもできず、客席の応援団、選手、本部、審判の全てが雨脚を単に見ているのみ。

そのうち完全にグラウンド内野の部分は水浸しといった状態となった。

審判室には、他球場の状況も逐次入ってくるが、何とか他地区は試合を継続できそうとの連絡。

そうなるとこの清水庵原球場だけ試合を残すわけにはいかないので、今の第2試合もさることながら、第3試合もどんなことがあっても試合をするとの本部からの指示。

こうなると、待ちくたびれているひらひら審判委員たちも、いわばまな板のコイ。

どうにでもなれという投げやりな気持ちにならざるを得ないが、そこは熟練のクルー、集中力は欠かさず、事の成り行きをじっと見守っていた。

そのうち雨も何とかおさまり、この次の本降りは、夕方以降との予報なので、急いでグラウンド整備に移った。

この水のかい出し作業は、両校選手も、大会本部役員も、そして審判もみんなで取りかかる。

でも、だいぶ強い雨が降った後のグラウンドは、いくら水はけがいい清水庵原球場とはいえ、そうたやすく水抜きができるわけではない。

むしろ、このところの梅雨の湿気た天気で、土も十分乾いているわけではなく、したがって、足を踏み入れるとぬかるむ泥んこ状態が各守備位置付近にあり、これの泥除去作業が結構手間取った。

そんな総出の作業の甲斐があって、1時間40分ほど中断後、なんとか再開。

9回裏の1アウトのところから再開した。

結局二俣高校は最後の最後まであきらめず、果敢に攻めていったが、点に至らず、ゲームセットとなった。

そしていよいよ待ちに待ったひらひら審判委員達の第3試合目が、何とシートノックもなく、前の試合終了後20分後と言う短い間ののち始まった。

ひらひら審判委員たちもいよいよの選手権大会と言うことで、試合に入れば雨などかまっちゃあいられないという感じで、試合に集中していった。

私もひらひら氏の華麗な審判ジャッジを今後のお手本にするため(!?)、最後まで見ていなければならないものであったが、夜の開票事務を考えるとそこそこに帰らなければならなかった。

それでも、なんとか2回までは見ていたが、実は、第3試合が始まるころ、Oか乃高野連審判部長が審判室に見え、試合の様子をじっくりと見ていた。

また、途中、審判の動きにも鋭く反応して、あの動きはいいのか?どんどん試合を進めなければ、などと細かいご指摘が出てきた。

挙句、センター方向のライナーを2塁と3塁審判委員が同時に追いかけたケースでは、あれは2塁のボール、なんで3塁審判が追うんだ!と周りの審判に向かって怒り散らし始めた・・・。

この辺で、ちょうど潮時と思い、早々に清水庵原球場を去ることにした。

次の朝の新聞で、何とか3試合目を終えたようで、また、その試合時間も1時間40分ほどという驚異的な単時間には、さすが3塁審判委員ひらひら氏の機敏な動きが選手を引っ張っていった結果だと、感心しました・・・。

そんなひらひら氏からコメントが入る。

「選手権、開始式に引き続き、1回戦2日目、お疲れ様でした!

温故さんとは、2日間一緒の球場で、色々と会話させていただき大変ありがたかったです!

温故さんが第1試合で、自分が第3試合と言う割り当てで、とにかく気になったのが、試合進行の時間。第1試合は予想通り(静岡のあの学校は、練習試合の時も非常に長く、3時間と言うゲームもたまにあるので…)長いゲームで、おまけに第2試合は、治療&雨天で中断(;一_一)

14:00開始予定でしたが、温故さんに水取りまでやっていただき、何とか16:05開始。

『ゲーム始まったら帰るから、頑張って!』と温故さんから心温まる(?)励ましの御言葉をいただき、自分は3塁担当でグランドに。

なぜかこの試合、初回からセンターの飛球が多く、2塁へのカバーの為のダッシュ、センターへの飛球のジャッジが多かった。しかし、気を抜いたわけではないが、またセンターへ飛球!1塁塁審と目が合い、マイボールだと思い、アイコンタクトをしてセンターフライのジャッジへ!ダッシュ!!

中々、いい走りが出来て、良いポジション!!完全補給確認!! いざジャッジに。

「That's a catch!」

ん?何かおかしい…。あっ、2塁塁審が外にいた!3分割だった(;一_一)「やっばぁ、やっちまった!!」初歩的なチョンボ(>_<)いたたたたぁ…

その後は動きにも大きなミスはなく、無事試合終了!

1時間43分というテンポもいい試合で、テンポが良いと自分も走りやすく、良く走れた試合でした。

あぁ、ゲームを左右するミスジャッジでなくて良かったです。

今週末は心入れ替え、気を引き締め、高校球児最後の夏を一緒にグランドで楽しみたいです。

あっ、土曜日は焼津だぁ…」

お疲れ様でした。

もっとひらひら氏のジャッジを見ていたかったのですが、その日の夜は、またひと仕事があり、早めに帰って仮眠をとる。

夜9時からの選挙の開票作業は案の定長く午前2時までかかった次第。

しかもその間ずっと立ちっぱなし。

お陰で、翌日は睡眠不足と腰痛で苦しみました。

これが太ももの肉離れと合わせ土曜日までに治るか・・・。

今度の土曜日も、清水庵原球場です。

そしていよいよM・Bridge氏の球審ジャッジを目の当たりにする楽しみな日。

ご子息の最後の夏となるのか、対する母校の統廃合で揺れる意気消沈のY田高校野球部が、1勝して想い出の夏となるのか・・・!?

ひらひら氏と私の関係がM・Bridge氏の右肩腕(!?)にかかっている!

土曜日がんばりましょう!

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2010静岡県高校野球選手権大会審判活動No14

2010-07-13 07:05:00 | 野球審判活動

しがない印刷屋審判委員からコメント

「温故さんTVに映りましたよ。

非常に際どい1塁でのプレーに間髪入れず両手を真横に広げセーフのジェスチャー!

重心も低いせいか安定したきれいな姿勢であった。

今回は誉めてあげましょう!

それと足のケガですが・・・球場に詰めているあのお兄さまお姉さま達・・・(名前が出てこない)
が、テーピングしてくれますよ。

たとえ審判であっても親切に施してくれます。

次回は自己流でなくプロの技をお借りしては!」

報道は常に絵になるショットを狙っている。

やはり標的にされたか!?

おそらくその時のジャッジは、静岡商業高校の初回の攻撃での場面。

その後もセーフ、オフザバックを立て続けに決めたが・・・。

いやいや、自慢話はこれくらいにして・・・。

ただ、重心が低いの一言は余分。

ところであのお兄さまお姉さまは、メディカルトレーナー。

でもあの人たちは選手だけをサポートしてくれるのではないの・・・?

そんならプロの手でやってもらいたい。

しかし、私の場合太ももなので、どうしてもズボンを脱がなければならないが、それでもお姉さまがテーピングをしてくれるのか!

さっそくお願いしてみよう。

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2010静岡県高校野球選手権大会審判活動No13

2010-07-12 20:11:44 | 野球審判活動

昨日はいよいよの今年最初の選手権大会審判。

対戦は静岡商業高校対韮山高校。

伝統校同士の一戦、どんな試合展開かと楽しみであった。

結果は、静岡商業高校が序盤から着実に点を重ね、最終回に一挙4点を入れ韮山高校を突き放した。

韮山高校も時折長打が出るものの単発に終わり、点を取ることができなかった。

今日のジャッジは1塁。

特に緊張もなく、気負いもなく、無事に終えることができた。

まあ、組んだ他のメンバーが過去何度となく一緒に審判をしているので、この辺りもやり易かったのかもしれない。

ただ、やはり太ももの裏と表の両筋肉は、相変わらず微妙な張りがあり、特にダッシュの時は痛みを伴っていた。

そうはいってもこんなところでは、足を引きずるわけにはいかない。

自前でテーピングをして、なんとか9回をこなすことができた。

試合後の反省会の時に、特に足の痛みを気づかれることなく、グラウンド内で、よく走っていたと清水のY崎指導委員から評価を得た。

ただ、クルーの中の他の審判委員の動きのはつらつさがないとの比較で出されたので、ごくごく普段通りの動きだったのだろう。

つづく・・・。

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高校野球と選挙

2010-07-12 07:11:41 | 野球審判活動

昨日はいよいよ始まった高校野球審判が昼間、しかも、審判は第1試合だけだったが、清水庵原球場は昼ごろから雨が次第に降り始め、第2試合の途中から本降りに。

途中1時間半ほど中断し、その間水のかい出しや砂を入れてのグラウンド整備を選手とともに泥まみれでやった。

結構審判以上にその作業が体に響いていたところに、夜は選挙の開票作業。

覚悟はしていたが、案の定終了が今朝の2時ということで、今寝不足+体調不良。

昨日の審判の状況はまたおって報告します。

とりあえずは、出勤してきます。

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2010静岡県高校野球選手権大会審判活動No12

2010-07-10 20:42:35 | 野球審判活動

今日は島田球場、高校野球選手権大会の開会式。

今年はいつものメイン球場の静岡草薙球場が改修のため使用できず、静岡県を3地区に分け、東中西部でそれぞれ開会式を行った。

私の地元中部地区は、島田球場で午後1時から開始。

このところ開会式には出ていなかったが、あらためてグラウンドの中に入り整列し、開会式の一員となることに、緊張と身が引き締まる思いを感じた。

また、いつもの通り、選手入場行進が始まると、気分はそわそわ。

また感激で目がウルウルしなければいいがと、ただそれだけを心配していた。

やはり案の定行進が始まり、私の目の前を各校選手が一団となり、イチ、二ーの力強い掛け声に合わせ、普段こんなに手も足も高く上げたことのない歩行で、一生懸命行進する姿をみて、震えだした。

しかし、涙を出すまではなんとか我慢できて、途中からは、選手一人ひとりの一生懸命の顔を見る余裕も出てきた。

ちょうど私の隣は、いつもコメントをいただくひらひら審判委員。

その彼のご子息が、静岡1立商業高校のレギュラーメンバーとして行進していた。

まさに審判冥利に尽きるこの時。

ちょうどその高校が審判団の前を通り始めようとしていた時、同じく近くにいたしがない印刷屋審判委員から息子は、と聞かれ、しばらく時間がかかった後、前から4列目の真ん中との返事。

しばらく時間がかかったのは、ひらひら審判委員は、まともに行進を見ていられなかったのではないかと推測する。

何も関係ない我々でさえ、球児の一生懸命の行進をまともに見ていられない状況で、遠くを見据え、手を足を思いっきり動かしながら行進する息子の一生懸命さを正面切って見ていられるわけがない。

そんなひらひら氏のご子息を見ると、なんと、しっかりした足取りの好青年という感じの長身の若者であった。

その姿を見ただけで、もうすでに親父さんのひらひらさんを超えている(!?)との周りの言葉。

親父のひらひらさんもまんざらでもない様子。

行進の最後、センター方向からのホームへの各校一斉行進は、規模としてはいつもの3分の1ではあったが、いつもながら感動。

先頭プラカード役の静清工業高校生徒の一糸乱れぬ歩調に、それをお手本に各校選手も同じように歩調を合わせ、大変きれいな行進だった。

開会式の後の開幕試合は、コメントをいただくM・Bridge氏が2塁に入っての審判クルーで行われた。

私たちは所用があり試合をみることなく早々に帰ってきてしまったが、M・Bridge氏のジャッジはどうだったのだろう。

島田球場の外野フェンスは見にくい。

特にホームラン性の当たりは、外野客席芝生に直接入ったのかフェンスで跳ね返ったのかで良くトラブルがある。

ましてや今日は外野に観客を入れていて、白い制服姿が目立ち、球の色と同じ。

無事何事もなく澄んだのだろうか・・・。

今度17日清水庵原球場であう時には、ゆっくりと感想を聞かせてくれるだろう。

さあ、いよいよ選手権大会審判活動開始。

明日は清水庵原球場で第1試合。

こちらを6時半ごろ出ていかなければ・・・。

また、その夜は9時から参議院議員選挙の開票事務に関わり、終了時間が日が替わりそう。

今日は早めに寝よう・・・。

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茶レンジ充電中No3

2010-07-09 20:52:36 | おやじバンド

茶レンジ充電中とはいっても、水面下で(!?)いろいろ情報やお誘いなどが次々入る。

まずはSantaさんから。

「apbank(ミスチル桜井さんと小林武史が賛同ミュージシャンを集めつま恋で野外ライブ)18日のチケット1枚あります。」
それと
「「はまのたくろうさん」(はらの虫コンサートでゲスト出演した元拓郎のコンサートスタッフやっていた方)からのお誘いです。同じく18日17:30頃から仲間が集まり18:00~、吉田拓郎好き、ギター好き、音楽好きな人達が集まって、歌ったり、食べたり、飲んだりワイワイやる会で場所は、掛川駅南口を西にむかって行くと広い交差点手前角に、『はまのたくろうさん』の店。ギターなど楽器持ってきてくれたり、一緒に歌って楽しみましょう~との企画。」

それぞれ、のどから手が出るほど(!?)のお誘い!

mmm・・・、18日の次の日は、19日。

その日は高校野球選手権大会の審判割り当てが入っている。

前日にはしゃいでも、一晩眠れば次の日は朝から快調!と言っていたのは、遠い過去の話。

今は至って審判の前日は大事に、つつがなく生活に努めるだけ。

どなたかご希望の方は、Santaさんへご連絡を。

次は、同じようにお誘い、K村先生(ショウセイ)から。

「緊急連絡!
前任のA島副校長より『しらすの会』開催のお知らせがありました。
●とき:7月24日(土曜日) 18時30分~
●ところ:住吉水産 特別会場
●おあし:時下(2阡円程度)
※持ち込み大歓迎!
…ってことで 10日(土)までに参加の有無を返信下さい
楽しくやりましょう。
★from ショウセイ★」
しらすパティーといえば、
2年前、吉田高校PTAOBにもかかわらず、お誘いをいただき、のこのこ参加させていただいた記憶がある。
ところで7月24日は、K村先生がこのところそれしか考えていない、「静岡県高等学校書道パフォーマンス in 富士山静岡空港」の当日。
その夜の「シラスの会」で、K村先生も、昼間の大盛会の喜びをそのまま打ち上げにしたいところ。
これも、関係者皆さん、お誘いあわせの上、ご参加ください。
ご参加の場合は、早めにK村先生に連絡してください。
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2010静岡県高校野球選手権大会審判活動No11

2010-07-09 06:36:48 | 野球審判活動

いよいよ明日から高校野球選手権大会。

今朝の新聞に折り込まれていた特集号に載っている各校の紹介を見ると、今まで積み重ねてきた練習の成果を、ここで一気に出し切るぞ、という意気込みが十分感じられる。

そんな彼らのプレーを正確にジャッジしてゲームを進め、互いに十分力を出し切るよう支えていきたい。

勝負は二の次(!?)。

シード校はあるが、今年の大会は本命なし(!?)。

どこが勝ってもおかしくない。ノーシード校が予想に反して勝ち進む、そんなことが十分考えられる。

明日からの天気がはっきりしないが、いよいよ開幕。

こちらの体の準備は・・・。このところ痛めている太ももの筋肉が、まだ張っている感じだ。

仕方がない、もう見切り発車!?

がんばれ高校球児、がんばれ太もも。

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2010風蘭の開花No2

2010-07-07 19:56:24 | ガーデニング

今朝の風蘭の様子。

一鉢はもうすでに開花。

それ以外は、準備中。

【↓この鉢はすでに満開】

P1010022

【↓もう少しで開花】

P1010024

【↓風蘭の花は一般的に白だが、この花は、ムラサキがかる】

P1010025

P1010026

P1010027

P1010028

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茶レンジ充電中No2

2010-07-06 21:33:27 | おやじバンド

N藤氏からコメント

「練習行ってきましたよ。

コバちゃんにピックホール?を取付けてもらいギブ子のデビューを果たしてきました。

スタジオはコバちゃんのホームグランド。

真昼間からママに開けてもらった店舗。

…そういえば先週はここでカラオケを熱唱したナ、などと回想しながら音を合わせる。

生もいいがローランドのアンプからの響きが格別。

あとはテクニックだ!頑張るゾ。場所からして音響は抜群。

ただ、ギブ子の扱いに緊張し硬かったか…今度は井上陽水にも挑戦したい。

とにもかくにも、コバちゃんや、かわいいママさんにお世話になりました!楽しくガンガンいきましょう!」

マイギブソンのデビューにふさわしい、酒が漂う裏酒場(?)

場所も資機材も文句なし。

そのうち追いつくテクニックで、とにかくギターの可能性をチェック。

うらやましい限りで。

ところで、先週もここでカラオケ!?

どいういこと??

井上陽水が出てくるということは、ギター1本で、人生が二度あればを歌うということか!?

よっぽどギブソンの生ギターで熱く語りたいようだ。

気になるかわいいママさん(!?)

私もスナックに連れてって! m_ _m

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