温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2010静岡県高校野球選手権大会審判活動No21

2010-07-21 20:29:26 | 野球審判活動

つづきから。

19日は、球場が変わって島田球場での2回戦を担当。

17日からの三連休は、高校球児と高校野球関係者の願いが通じたのか、まさに高校野球日和(!?)の猛暑。

しかも日に日に気温が上がり、19日は一番厳しい日差し。

しかし、グラウンド内では、容赦なく照りつける太陽の暑さをいくらか和らげる大井川からのいい風が吹いていて、どうしようもない暑さと言うほどではなかった。

19日の島田球場は2試合。1試合目は清水東と浜北西の控え審判、2試合目は加藤学園と小笠の2塁塁審であった。

控え審判も特にルール上の問題、あるいは試合で動く審判員のフォーメーションの課題となるケースはなく、審判記録簿に特記することなく無難に終了。

むしろ両校のチームマナーに気になる点がいくらかあったぐらいだ。

私の担当した試合の加藤学園と小笠の試合も、点は10対1と大きく差がある試合ではあったが、点はエラーがらみが多く、ヒットにより審判が走るケースはあまりない試合で、難しいフォーメーションはなく、これも無難に終えることができた。

実は19日の一番の収穫は、この前から引きずる足の筋肉の痛みをプロのメディカルトレーナーに診てもらったこと。

この頃私の足は一体どうなっているんだと、少しまどろっこしく感じていた。

ちょっとしたことで筋肉が張る、あるいは痛む。

メディカルトレーナーはまず私を肩幅の足の開きで立たせ、ゆっくりと腰を左右に回しながらどこが痛いか、張るかを聞いた。

右に回せば左足の太もも裏の膝に近い部分の筋が張る。

左に回せば、右ふくらはぎの膝に近い筋が痛い。

こんなチェックを何回かした後でいうには、足の骨格のずれが若干あるという。

私にはよくわからないが、そのうち投げ出した足の膝や足の裏を軽く延ばしたり、

回したりしてもう一度立たせ先ほどと同じチェックをした。

そして、何と先ほどの両足の張りや痛みが和らいでいる。

トレーナーが力を入れて強く矯正しているのではないが、改善がはっきりわかる。

そして、これから審判を行うということで、足首から下をプロの手によるテーピングで処置していただいた。

足の太ももやふくらはぎの筋肉が痛いというのに、そこにはテーピングをするのではなく、足元のずれを直したようだ。

この後審判をしたが、元々の肉離れの痛みはなくなるものではないが、それ以上に痛くならず、また普段通り走ることもできた。

これは不思議である。

そして最後トレーナーがいうには、根本の原因は、足の筋力が低下していること!

だという。

これはうすうす気が付いていた。

その筋力トレーニングの簡易方法まで教わった。

ほんのわずかな骨格のずれ、体幹のゆがみを即座に診断してくれて、その矯正のテーピングを足に施してくれたメディカルトレーナーの存在は、今後の選手権大会で心強い、とはいっても、あと来年で定年。

これで今年の選手権審判は終了。

結局控え審判を含め5試合を担当。

総じて、普段通り気遣いなく動くことができる審判クルーに恵まれ、特に課題を残すことなく、むしろ自分で納得するジャッジが数か所記憶に残った、いい選手権審判であった。

まだまだ大会は続くが、いつもながら、悔いのない試合をすべての球児がしてほしい。

「2010静岡県高校野球選手権大会審判活動」おわり・・・。

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2010静岡県高校野球選手権大会審判活動No20

2010-07-21 07:08:22 | 野球審判活動

選手権大会でご活躍の審判委員からゾクゾクとコメントが入る。

まずは、M・Bridge氏。

「温故さん!こんばんは。
7/18の焼津球場は、太ももが辛かったですが、何とか、控えと1塁を担当しました。
足が痛いなんて言ったら、鬼塚球場主任に怒られるので、太ももはテーピングを巻いて頑張りました。
今現在は、右太ももの筋肉痛も治ってきています。
明日、21日は、また焼津球場で1試合目の3塁を担当します。バンテリン塗って頑張ることにします。
しがない印刷屋さんも頑張ってください。
会社に通報しておきますよ。
今から、鬼塚球場主任のお土産を買いに行ってきます。」

今年のM・Bridge氏は大活躍。

3回戦ジャッジがんばってください。

それと鬼塚球場主任によろしくと、言ってくれなくて結構です。m(_ _)m。

お土産を心配する?

そんなに気をつかわなくても・・・。

まあ、なにかあった場合のフォローは天下一品(!?)の鬼塚主任。

ゴマをすっておいたほうがいいかも・・・。

おいしいお昼をたべて、がばってください。

つぎは、ひらひら氏。こちらは自分の審判どころではない、ご子息のゲームの方が心配。

「M・Bridge様、体を張って、我がJrのゲームをジャッジしていただきありがとうございました。<m(__)m>

何とか、初戦、2回戦と勝ち進む事が出来、ここまでは、何とか来ました。初戦の出来が悪かったらしく、翌日、清水庵原球場に顔出しました所、S沢地区長に「「昨日はここに居なくて良かったよ!ひどいもんだったよ!!」と言われてしまいました((+_+))

そして2回戦、7/19清水庵原球場の第1試合、清商-島商の2塁を務め、これがまたいい試合で2-0島商リードで迎えた最終回の裏、2-1に清商が追いつき、なおも一打サヨナラの場面。

久々に競った試合のジャッジ。わくわく、ドキドキ、特等席で試合が見れてる。

一球一球、こちらもミスジャッジは許されない状況。

結局は、島商逃げ切りでゲームセット。緊迫した締まったゲームに関われた事を球児たちに感謝でした!

マスクはドア塚氏、1塁Y木指導員様、3塁中部地区開幕戦の3塁でした静岡支部M月てるさんと顔見知りばかりで、アイコンタクトはしっかり出来たし、良く走れたし、しっかりジャッジ出来、何と言っても藤枝のドア塚氏のマスクは抜群でした!

ランナー1塁でサードへのショートバウンドキャッチにも前にパーンと両手を広げて出て来て、わかり易いジャッジで5-4-3のDP。2塁も迷わずジャッジ出来て助かりました!

試合終了して、控室に戻ると、「焼津はまだ始まってないぞ!」と言われ、反省会直後、失礼させていただき、焼津へビュ~ン!我がJrの応援に。

2回裏から見る事が出来、二男の選手権を初めてスタンドから応援!みんな頑張ってくれたおかげで、3回戦進出!

さぁ、明日は東京直行!

という事にして、いざ、富士球場へ!

しがない印刷屋様、あすは、お互いに人目に触れたくないですね!って、しがない様はTV中継入るんですか?やばいっすね!

お気をつけてくださいよ!」

臨場感あふれる現場からのリポート。

手に汗握る試合展開が浮かんできます。

しがない印刷屋審判委員と同様、テレビ中継にはくれぐれもご注意を!

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