今日は榛南支部審判部の大御所藤TA氏から携帯。
審判割り当てで、心配のあまりの連絡だったのだろう。私の割り当てを聞いてきてくれた。
藤TA氏は昨年まで夏の大会に出ていて、夏の大会と言えば、藤TAと言われるほどその一生懸命の動き、迫力でなくてはならない存在であった。
しかし、定年制のある審判、今年は現役引退となった。
そうはいっても、私から言わせれば、よっぽど私より今も動ける体力、また技術力。
少しさみしい気持ちはあるが、これも後進のためということか。
しかし、今年の我々地区の選手権新人はいなかった。
これでは、年々審判委員が減るということ。
私も今年を含め後2年。
後継者を育てたいが、なかなかこれといって今はいない。
審判の今の課題であるが、いかに後輩を育てるかである。
話は戻り藤TA氏は、私の清水庵原球場開幕試合ジャッジを喜んでくれた。
藤TA氏もまだまだ現役で活躍したかったのだろう。いやまだまだいける。
今は公務員も、定年の延長、いわゆる再任用という制度がある。
やはり能力のある人材は、定年後も今しばらく現役を勤めるとともに、後輩の育成に当たる使命があり、人によって再任用が有効に利く。
審判部も、そんな柔軟な対応も必要ではないかと考える。
少なくとも、若手がなかなか審判を目指さなく、単に審判委員が年々高齢化することを考えると、柔軟な体制も今後は考えなければならないのではないか。
今年の選手権に藤TA氏がいないという、なんとなくさみしい気持ちとともに、そんな今後の審判事情を憂うものである。