温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

出張「鹿児島・熊本」へ行ってきましたNo3

2008-02-11 10:08:58 | 日記・エッセイ・コラム

今回の出張先での移動は、レンタカーを使った。

公共交通機関などを使えば、安上がりだが時間がかかり、今回の日程は到底こなせない。

今回の移動はざっと次のようなものであった。

1日目

鹿児島空港着⇒(30分)⇒鹿児島市内宿泊先⇒(1時間30分)⇒人吉市⇒(1時間)⇒鹿児島空港⇒(30分)⇒鹿児島市内    

2日目

鹿児島市内⇒(1時間30分)⇒人吉市⇒(2時間)⇒南九州市⇒(50分)⇒鹿児島市内

3日目

鹿児島市内⇒(1時間30分)⇒南九州市(頴娃)⇒(1時間45分)⇒鹿児島空港

3日間の走行距離は700キロを超えた。

元々ドライブは好きなので、運転は苦にならず楽しんだが、一方、相手との待ち合わせ時間があったので、その点は気を使った。

それにしても、おそらくこれらの行程と距離を地元東名高速道路で考えれば、所要時間はもっとかかっていただろう。

今回利用した九州縦貫自動車道と指宿スカイラインは、通勤時間帯は結構込み合っていたが、それ以外はスキスキ。

走行中前後の自動車がまったくないときも結構あった。

したがって、マイスピードで運転でき、ある程度要する時間も計算できたので余裕を持って運転できた。

そんな車の移動で人吉市、南九州市の市長さんを初めとする幹部職員と会って、静岡空港開港後を見据えた様々な交流を提案してきた。

もちろん今回の最も重要な雇用の人材交流はもとより、それぞれの市で行う産業まつりへの地産品交流。南九州地域は農業体験のグリーンツーリズムが盛ん、一方牧之原市は、年間を通しマリンスポーツが楽しめると、互いの体験交流。企業研修なども考えられる。

P1010036 (写真:人吉市では、商工会議所、温泉組合、JAなどの幹部とともに、市のすべての部長クラスの職員までも、交流に加わってくれた。)

また、高校訪問では、あちらの高校生の純朴さ、まじめさを紹介され、一方気骨ある九州男児の面もアピールされた。

中でも、最後に訪問した頴娃高校では、校長先生との話が弾み、予定時間をオーバーしてしまった。

つづく・・・。

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出張「鹿児島・熊本」へ行ってきましたNo2

2008-02-09 08:08:42 | 日記・エッセイ・コラム

めずらしくPTAじいじからまともな(!?)コメント

「鹿児島出張お疲れ様!南九州市は、全国1位の牧之原市を抜いて荒茶生産量1位になったとか?その辺の茶業情勢はどんな感じかな?今後牧之原市に対する影響は?又抜かれてしまった牧之原市の今後の対応は?、、、、。非常に気になる所です!      投稿 PTAじいじ」

11月30日まで荒茶生産量日本一であった牧之原市でしたが、12月1日、南九州市が合併誕生し、あっさりと日本一の座を譲る形となりました。

南九州市は、知覧町、川辺町、頴娃町の3つが合併。それぞれの生産量も高かったのですが、それがひとつになれば、ダントツの1位。

今回の牧之原市茶業交流団は、そんな生産量日本一を渡したことを逆に縁として、敵対するのではなく、今後日本1位、2位が手を取り合って、様々な茶業振興を進めていこうというのが目的です。

じいじのように、今度は必ず1位を取り返すゾ!ビールを回せ!などと鼻っ柱の強いことはいいません。

なんせ、南九州市は、茶園規模が牧之原市の約1.5倍、生産量は約2倍、乗用摘採機約3倍、と逆立ちしても追い付かない状況。

ここは、全国1、2位のプライドを、別の面に生かそうという崇高な考えで交流を深めようとするのです。

現地での交流会の内容は、私はその場にいなく、どのような話し合いがされたか不明です。おそらく、市の広報やHPなどで紹介されるでしょう。

私は、この交流会の間、別の目的で南九州市内の高校を回っていました。

前回記載しましたが、南九州地域の高校生は、地元に就職したいのだが、約6、7割がやむなく関西へ、中部へ、関東へと就職していかなければならない。

一方、この静岡県は、有効求人倍率、約1.2倍と、人手が不足している状況。

特に牧之原市は、スズキがフルライン生産工場を今年の秋から順次稼動することとなっていて、雇用の発生が2000人にもなるということで、現在スズキでは、毎日のように説明会などを開き求人募集を行っている。

また、景気の回復か、あるいはスズキへの転職などもあり、市内の中小企業までも、人手不足。

ということで、南九州地域の若者の力をこの牧之原市内で生かしていただくよう、情報の提供に行った。

しかも、現在牧之原市内に建設中の富士山静岡空港の開港を来年3月に控え、鹿児島からのアクセスもたった1時間で行き来できるということは、鹿児島からの就職も可能性がないものではなく、むしろ鹿児島側から見れば、就職の選択肢が広がったということ。

富士山静岡空港と鹿児島空港とのアクセスはまだ確約されていないが、実現性は高い。

そんなことで人吉市、南九州市の幹部職員と、また、球磨工業高校、薩南工業高校、頴娃高校の校長、進路指導の先生などと意見を交換してきた。

つづく・・・。

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出張「鹿児島・熊本」へ行ってきましたNo1

2008-02-08 07:26:06 | 日記・エッセイ・コラム

鹿児島、熊本への出張から帰ってきました。

詳細はまたの機会に報告しますが、行って驚いたことは、あちら(南九州)の高校生の就職状況。

希望は地元に就職したいのだが、就職先が少なく、やむなく関西へ、中部へ、関東へと就職していくとのこと。

しかも、その割合が、1、2割ではなく6、7割!!!

昔からのこんな状況で、県外に就職はもう当たり前というのである。

親元を離れ、しかも何年先か地元に戻ろうとしても、まだ戻れる状況ではない、という現実は大変厳しいものである。

残された親は、粛々と農業で、あるいは地元での仕事で日々過ごす。

今回は、人吉市、南九州市、球磨工業高校、薩南工業高校、頴娃高校、中小企業大学人吉校などを回ってきた。

高校の校長、進路指導の先生からは、ありがたい話を持ってきてくれたと歓迎の言葉。

確かな手ごたえを感じながら、帰路に着いた。

つづく・・・。

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出張「鹿児島・熊本」へ

2008-02-04 21:05:33 | 日記・エッセイ・コラム

明日から2泊3日で鹿児島県南九州市と熊本県人吉市へ出張。

南九州地域から是非牧之原市の企業へ就職していただくよう、交流を深めてくる。

九州の南端から静岡県へ就職なんて、と思うかもしれない。

しかし、南九州地域は有効求人倍率が、0.7、0.6という事情。つまり、就職を希望する10人に対し、求人は、6人か7人ということ。

就職を考える若者にとって大変厳しい状況である。

一方静岡県は1.2前後であり、求人数のほうが多い。人手不足である。

したがって、この南九州地域からの就職は、無理な話ではないのである。

また、まだ鹿児島空港とのアクセスは確立されていないが、鹿児島空港と富士山静岡空港を利用した就職は、結構現実味がある話である。

実際、この3日間に訪問する工業高校の中には、例年愛知県に20名前後を就職させているところもある。

愛知県はお隣。もう少し足を伸ばせば、また富士山静岡空港を使えば、鹿児島とは近距離。

私たちの牧之原市では現在、スズキ自動車が拡張工事に取り掛かり、今年の秋には一部稼動する。それにともない2000人規模の新規雇用が必要となる。

しかも、牧之原に移動してくるスズキ関連の下請工場数社も、100人単位の人手が必要となる。

こんな、大勢の人手は、実際牧之原市内からすべてを求めることは、到底できない。いや、近隣の市町村を通勤距離の範囲としても、なかなか集まらない。

今回のスケジュールは、鹿児島県と熊本県を往来しながら、地元自治体、商工会などを表敬訪問し、また高校校長との情報交換をこなすということで、結構ハード。

でも、行くからには確実な手ごたえをつかんできたい。

鹿児島の気温は、こちらの気候と同じ。ちょっとしたコートを身に着けるだけでよさそう。

ジュビロも、静岡県の空港交流団も鹿児島入り。鹿児島が、一時静岡色に染まる!

鹿児島は、初めて行くところ。どんな出会いが待っているか楽しみである。

少しブログの更新はできません。では、行ってきます。

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審判活動開始!さぶそ~No2

2008-02-03 13:46:05 | 野球審判活動

昨日は今季初の審判。

寒いと思っていた天気も、風もなく、私としてはちょうどいい審判日和(?)であった。

試合は、地元榛原中学と掛川市桜ヶ丘中学。

試合前のピッチャーの投球を見て、今日は投手戦かと思った。

案の定、試合は淡々と5回裏まできたが、でも、この時期の中学生は、どこかでミスが必ず出る。

5回裏の桜ヶ丘中学の攻撃。2アウト3塁のケースで、榛原中学のピッチャーは打者に初球をワイルドピッチで点を与えた。

そうなると、集中力も薄れ、次の6回裏の桜ヶ丘中学の先頭打者を簡単にボール四つを与え、ノーアウトランナー1塁。

それからは、見方のエラーや、甘く入った玉を打たれ結局終われば6対0で桜ヶ丘中学の勝ちとなった。

シーズン初めから反省点が多かった榛原中学であるが、今後修正して春の県選抜大会には、いい成績を残してくれるだろう。

ところで、先週の高野連の研修会で指導されたこと、つまり、審判は、一旦試合が始まれば生徒を預かる一教育者であることを思い出し、この試合にそのことを意識した。

http://blog.goo.ne.jp/oishi21/d/20080131

そしてそれを、試合前のトスにあたり、両キャプテンに審判からのお願いを分かりやすく、理解できるよう、伝えようとして実践してみた。

寒いが、チーム全員が、ジャンパーなどのポケットに手を入れないこと。

体が十分ほぐれないかもしれないが、ラフプレーとファイトあるプレーをしっかり理解し、怪我のないようにすること。このためには、チーム全員が、試合の開始から終了まで、試合に集中し、大きな声を出すこと。

これを諭すようにお願いした。

両チームのキャプテンは、ベンチに帰り、チームメイト全員にこれを伝えてくれた。

そのおかげで、試合の最初から最後まで、誰一人としてポケットに手を入れる者もなく、また、怪我の心配もないスムーズな試合展開だった。

よく、試合の開始に当たっての両チームのメンバー交換のとき、とかく注意事項、指示事項を命令的に伝えようとする審判員などがいることが、時々気になっていた。

そんなに強い口調で言わなくても、しっかり伝わるものである。むしろその居丈高な態度は、逆に選手に萎縮を与える。あるいは、相手監督などには挑戦的に受け止められる。

注意事項などを徹底したいと思うあまりの口調かもしれないが、そんなに力まなくても伝わるものである。

まずは、今年第1回目の審判は、無事すんだ。

教育者には程遠い、しながい印刷屋審判員も、早く審判をして、教育者の自覚を少しでも身につけたほうがいいと思う。老婆心ながら。

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