温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

出張「鹿児島・熊本」へ行ってきましたNo2

2008-02-09 08:08:42 | 日記・エッセイ・コラム

めずらしくPTAじいじからまともな(!?)コメント

「鹿児島出張お疲れ様!南九州市は、全国1位の牧之原市を抜いて荒茶生産量1位になったとか?その辺の茶業情勢はどんな感じかな?今後牧之原市に対する影響は?又抜かれてしまった牧之原市の今後の対応は?、、、、。非常に気になる所です!      投稿 PTAじいじ」

11月30日まで荒茶生産量日本一であった牧之原市でしたが、12月1日、南九州市が合併誕生し、あっさりと日本一の座を譲る形となりました。

南九州市は、知覧町、川辺町、頴娃町の3つが合併。それぞれの生産量も高かったのですが、それがひとつになれば、ダントツの1位。

今回の牧之原市茶業交流団は、そんな生産量日本一を渡したことを逆に縁として、敵対するのではなく、今後日本1位、2位が手を取り合って、様々な茶業振興を進めていこうというのが目的です。

じいじのように、今度は必ず1位を取り返すゾ!ビールを回せ!などと鼻っ柱の強いことはいいません。

なんせ、南九州市は、茶園規模が牧之原市の約1.5倍、生産量は約2倍、乗用摘採機約3倍、と逆立ちしても追い付かない状況。

ここは、全国1、2位のプライドを、別の面に生かそうという崇高な考えで交流を深めようとするのです。

現地での交流会の内容は、私はその場にいなく、どのような話し合いがされたか不明です。おそらく、市の広報やHPなどで紹介されるでしょう。

私は、この交流会の間、別の目的で南九州市内の高校を回っていました。

前回記載しましたが、南九州地域の高校生は、地元に就職したいのだが、約6、7割がやむなく関西へ、中部へ、関東へと就職していかなければならない。

一方、この静岡県は、有効求人倍率、約1.2倍と、人手が不足している状況。

特に牧之原市は、スズキがフルライン生産工場を今年の秋から順次稼動することとなっていて、雇用の発生が2000人にもなるということで、現在スズキでは、毎日のように説明会などを開き求人募集を行っている。

また、景気の回復か、あるいはスズキへの転職などもあり、市内の中小企業までも、人手不足。

ということで、南九州地域の若者の力をこの牧之原市内で生かしていただくよう、情報の提供に行った。

しかも、現在牧之原市内に建設中の富士山静岡空港の開港を来年3月に控え、鹿児島からのアクセスもたった1時間で行き来できるということは、鹿児島からの就職も可能性がないものではなく、むしろ鹿児島側から見れば、就職の選択肢が広がったということ。

富士山静岡空港と鹿児島空港とのアクセスはまだ確約されていないが、実現性は高い。

そんなことで人吉市、南九州市の幹部職員と、また、球磨工業高校、薩南工業高校、頴娃高校の校長、進路指導の先生などと意見を交換してきた。

つづく・・・。

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