温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

黄葉(???)のたより届く

2006-10-18 21:15:17 | 日記・エッセイ・コラム

紅葉ではなく、黄葉(?)のたより。

山芋の葉は、この時期いち早く黄色に変身。しかも他の草木はまだ緑を保っているので、特に目立つ。

この特に目立つことが、実は厄介。山芋堀が好きな、というか、とろろ汁が好きな愛好家にとっては、自然の山に育つ山芋でなければ、山芋でない、食べたくない、という方が多いと思う。

それだけ、自然と人の手によるものとは、コク、粘りの味覚がぜんぜん違う。

人の手によるものは、おそらく、2、3年で収穫。しかし自然の山芋は、山の貧弱な土で育つため、成長が遅く(それが凝縮した濃い粘りと味を作り出すのだが)、食材にできるものは、おそらく5年以上は育っていなければならないのではないかと思う。

そして肝心の、黄葉。山芋の葉は、何であんなに目立つのだろう。いかにもここにおいしい山芋がありますよと、教えているようなものである。

愛好家にとって、より大きな山芋を掘るため、人には見つからないよう、ある工夫をする。

つまり、めぼしい、立派な蔓(つる)を人よりも先に探し、しかし、なるべく掘る直前まで成長させたいため、蔓を根元から切り、山芋がここに植わっていることを人に知られないようにして、その後しばらくして、あらためて掘るのである。

もちろん、蔓を切れば、今度来るとき、どこに植わっていたか分からなくなるので、切った根元に印をつけておく、あるいは、自分だけが分かるような目印をしたりする。

よく、道なき道の山の斜面を歩いていると、突然ボコッと足が穴に埋まる。人が掘った跡で、一応、雑木林の山でも、誰かの所有であり、本来は、勝手に入ることはできないものであるが、人目もなく、勝って放題である。

P1010038

でも、いくら勝手に掘ったからといって、そのままにするのは非常識。人の山であるので、少しは、土を元に埋め戻すぐらいはしてもよさそうに思うのだが・・・。勝手に入るくらいなので、そんなことはお構いなしか!?


もちろん今回黄葉の情報いただいたのは、山の持ち主であり、我がPTAバンドのメンバーであるので、堂々と芋ほりをするのである。

昨年、バンドメンバー+Y高校PTAでこの山芋堀と芋会を開き大好評。山を提供した持ち主は女性で、労務作業はもっぱら男性陣。きっと本物の味は、忘れがたく、黄葉のたよりは、結局芋会の催促(?)。

ということで、今度の22日(日曜日)。下見に行きます。もちろん、もう掘れそうなものがあれば、掘りましょう。

午前9時ごろ現地集合とします。関係者の皆さんご準備を。詳細は、おって個々にご連絡します。

また、芋会は、皆さんのご都合を調整しながら、11月の中旬以降に計画しますので、そちらも、このブログで、順次ご連絡します。お楽しみに

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中村紘子&庄司薫&仁科明子... | トップ | 黄葉(???)のたより届くNo2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事