Rickにとって苦手な夏がやってきた。
暑がりであるが、さらに、いつのころからか夏の暑い時期皮膚病になるようになった。
年のせいか!?痒がるがると同時に、赤いイボのような突起物が数ミリほどできる。
しかも一か所ではなく からだ全体に数か所。
医者に行っても軟膏が与えられるだけ。
老犬性(!?)イボではと言うが、はっきりした病名は分からない。
ただ、夏が終わり涼しくなってくると自然と治ってくるから不思議である。
そんな夏がまた来る。何とかできないものかと思案していたが、前々から一度やってみたかったことがあった。
昔毛を短くしたゴールデンレトリーバを見たことがあった。
その犬も、夏の皮膚病対策と言うことで、毛を切ったとのことであった。
しかもカットした姿がカッコよかった。
だから、今年思い切ってRickの毛を短く刈ることにした。
自分の髪の毛を丸刈りにすることは躊躇するが、飼い犬だからこそできる!!
ただ、一応獣医にラブラドールを丸刈りにするがいいかと聞いたが、答えは、夏の日光を皮膚に直射させるとよくないだろう、と言われた。
だから、丸刈りにするとともに、背中を覆うタンクトップシャツを同時に購入。
カットは、ちょうど従兄の娘でペットショップに勤めるMAIKOさんがいる。
彼女の休みの日に我が家へ来ていただいた。
ついでに、今は年金生活で自適悠々暮らしのMAIKOさんの親父の私から見ればいとこも、愛犬プードルを連れて一緒に来た。
MAIKOさんは、使い慣れたバリカンをおもむろに取り出し、試運転(!?)
実はMAIKOさんは、小さな犬の丸刈りはやったことはあるが、大きな犬は初めてとのこと。
実際大型犬の丸刈りはそうもないだろう。
試運転で、こんな短くなってもいいかと聞かれた。
その試し刈りの部分を見たら、バリカンで5センチほど切ったところ。
もうそれは、地肌が見えるほどの人間でいえば一分刈りほど。
でもこれこれ!である。
そんな感じで丸刈りにしてとお願い。
Rickは、少し恐怖のような感じでじっとしている。
Rickは決して暴れたりはしない。
ただ、私が頭を支えておかないと、次第に腰が引けてずるずる後退(!?)していく。
でもそのうちに観念したように動きが停まる。
途中からバリカンが2台あったので、私も恐る恐る刈りはじめる。
しかし、さすがMAIKOさんはプロだけあって、きれいに刈っていくが、私はやはりトラ刈りになる。
熟練の技術って本当に見事なものだ。
私のトラ刈りをしっかり修正してくれて、時間はちょうど1時間。
丸刈り後のRickは、白い地肌が見え、また一回り小さくなったので、昔ちょうど2,3歳の頃の様子に若返った。
Rickもなんとなく身軽に感じたのか、いつものよぼよぼの足取りも少し軽やか(!?)に。
さあこれでRickの夏場対策は万全のスーパークールビズ完了である。
【写真↓:途中から写真撮りを思い出す。もうすでに全体にバリカンが掛けられた後】
【写真↓:毛の散らばり具合から、けっこうRickが後ずさりをして動き回った形跡が・・・。】
【写真↓:MAIKOさんと一緒に来たプードルも、神妙な顔(!?)でじっと見ていた。】
【写真↓:頭部分をそれこそスキンヘッド(!?)にするか悩んだが、頭は手づかずに。】
【写真↓:尻尾を巻いて、やはり少し緊張気味。】
【写真↓:首の下は肉が垂れているところで、MAIKOさんが苦労したところ。】
【写真↓:いとこも心配そうに(!?)見守ってくれていた。】
【写真↓:やはり年をとっている証拠。背中にしみが点々とあった。これは小さい頃はなかったもの。】
【写真↓:なんだか色と言い、毛並みと言い、Rickには失礼だが、豚のようである。】
【写真↓:ほぼ終了。】
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