温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2020 リニアは静岡県の問題

2020-07-16 07:10:07 | 気になるニュース
2027年開通を目指すリニア建設工事を遅らせているのは静岡県。

それは、一番難関工事の大自然南アルプス山脈の直下に空洞を掘り進めようとするJR側の今までの対応と信頼関係が、この工事の静岡県としての許可を与えていないから。

2027年の開通が遅れる、その後の大阪までの延伸計画が遅れるとなると、建設にかかわり、あるいは開通を前提として沿線の開発を進めようとする取らぬ狸の皮算用をもくろむステークホルダーにとって、大誤算。

でも、冷静に考えてほしい。
リニアの建設を遅らせるかもしれない要因は、こと静岡県だけなのか・・・?
他のルートでは、声を上げてリニア工事を反対している人が皆無なのか・・・。

決して、静岡県、大井川流域市町が、無理難題をJRに求めているのではない。
減少する毎秒2トンの水量を、いかに考えるかだ。

毎秒2トンは想像できない、しかし、毎秒1メートル四方の立体が2個づつ私の目の前に襲ってくるとしたら、もう耐えられないだろう。それが連続して、川のとうとうと流れる水の一部となる。
それほどの大量の水量。

いや、とうとうと流れるというのは大井川ではない。
大井川は、今は多くのダムでせき止められ、流れる水量はわずか。
渇水期で晴天が続けば、節水が発令される。
大井川流域の生活、生産を支えている大井川、その内の毎秒2トンがさらに減れば・・・。

こんな事情が、全国津々浦々まで伝わらない・・・。
静岡県だけのわがままと、認識されてしまうのが残念だ・・・。

さあ今日も頑張っていきましょう!

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