バッターの時、ファウルチップを打つたびに大谷選手は、今のスイングを確認しているのか、あるいはこうしたかったスイングを確認しているのかわからないが、かならず腕でスイングの確認をする。
大谷選手ほどになると、今の投手の投球に対する一つひとつの分析があるだろう。
だから、次の球にはどう対応するのかという腕によるスイングを無意識にし始めるのかもしれない。
ただ、その結果がこのところ実績に上がってこない・・・。
昨日のエンジェルスダブルヘッダーのダイジェスト版を見たが、大谷選手は全くいい活躍をしていない。
全然球に当たらず、目を覆いたくなるようなバッティングが目だつ。
大谷選手は1球1球悩んでいるのか・・・!?
くしくも今夏の全国高校野球選手権大会が始まった。
おそらく出場選手は、無我夢中で白球を打ち、白球を追い、チームの勝利を信じ、最後まで戦い続ける。
そこでの球児たちは、相手投手の1球1球を分析しながら打撃を考えるというよりは、来た球を無心に打ち返すことに集中している。
もちろん、打者とバッテリーとの駆け引きはあるかもしれないが、とどのつまり、3ボール2ストライク後の投球を打者は打つか見送るしかない。
そんな切羽詰まった究極の場面で、高校生は冷静にバッテリーのサインを予測しながらというよりは、若干変化球を想定しながら直球でも変化球でも、手を出せるように日ごろの練習を重ねる。
こんな高校球児の努力を見るにつけ、大リーグ大谷選手の1球ごとのこだわりが気になる。
理想は、1球1球の分析よりは、来た球に素直にバットが出るかどうかだ・・・
どうも最近の大谷選手のバットスイングを見る限り、無心のバットスイングというよりは、悩んだ挙句の一振り一振りとしか見えない。
これでは、球も遠くに飛んでいかないだろう。
大谷選手には、悩まず楽しみながら野球をしてほしいのだが・・・。
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