温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2023 トルコエルドアン大統領とプーチン氏・・・

2023-07-24 06:38:45 | 気になるニュース
5月に行われたトルコ大統領選挙は、現職のエルドアン大統領が決選投票でかろうじて勝利した。

このエルドアン大統領はプーチン氏との親交があり、ウクライナ侵攻後、何かと欧米とプーチン氏との仲介役を買って出ていた。
特に大きな功績は、ウクライナ穀物を黒海経由で輸送することを国連とともに取りまとめたことだが・・・。

その穀物輸出の合意履行をロシアが一方的に停止した。
今までなら、エルドアン大統領が再度表に出てきて仲介に一肌脱ぐ状況だが、どうもエルドアン大統領とプーチン氏との間柄が少し変化しているようだ。
エルドアン大統領が、いままでのプーチン氏寄りから欧米寄りになってきているという。

トルコは、ロシア、ウクライナなどの黒海に港を持つ国が、地中海を通じて大西洋に船を出すために必ず通航しなくてはならないボスポラス海峡をもつ。
その優位な地学的立場から、プーチン氏とは対等に話すことができていた数少ない国家元首だ。

そのエルドアン大統領が、世界を敵にするプーチン氏にうんざりして袂を分かち合うことは容易に想像できることだが、それでも、急な態度の変化は、策略家のプーチン氏を敵に回すこととなり、あまり賢い選択ではない・・・。

しかし、プーチン氏からNATO寄りに傾き始めたエルドアン大統領の態度について考えるに、これは私の独断と偏見の想像だが、先のトルコ大統領選挙で、勝利には不利な状況下のエルドアン大統領に対し、NOTO、とりわけアメリカがエルドアン大統領の肩を持つ選挙工作をして勝たせてやったのではないか・・・!?

その見返りとして(!?)プーチン氏から離れNATO寄りになびくエルドアン大統領・・・。

小説じみた妄想だが・・・。
エルドアン大統領が、再度穀物輸出の合意に向けた仲介役に積極的にかかわるという姿勢を見せているにもかかわらず、プーチン氏が意に介せずといった現在の状況・・・。

このことを見るにつけ、エルドアン大統領とプーチン氏との距離が、次第に離れていっていると感じる・・・。

そして、その裏には、何かがあると思ってしまうのだが・・・。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする