こんなにもロシアに対し経済制裁を、金融間の決済を、渡航の制裁を与えているにもかかわらず、何一つアッパーカウンターを与えることができず、わずかなボディーブローも、プーチン氏の鍛えられたタフな身体には、まったく影響しない・・・。
プーチン氏のウクライナ侵攻当初の想定した数日のウクライナ陥落は、ものの見事に外れたが、その後のアメリカを含めた世界主要国による、経済、貿易、人流などのロシア閉じ込め作戦もうまく機能しない。
欧米諸国のロシア隔離戦略だが、実際のところその抜け穴、欧米諸国に対抗する中国を筆頭とする勢力の存在を軽視していたのではないかと疑問に思ってしまう。
所詮気持ち的にも肉体的にも(!?)相いれられない中国は、案の定、欧米諸国との協調とは全く反する、ロシア支援・・・。
こんな国がいれば、ロシア制裁は全く効果ない・・・。
ウクライナ侵攻が長引き世界経済マヒが、途上国の食糧難がこれからも続いてしまうのは、ロシアの元凶もさることながら、世界マクロを視野にすることができない中国などの存在が大きい・・・。
一時は中国が停戦調停の仲介役になりうるかも、と希望的観測で見ていたが、とんでもなかった。
所詮世界グローバルに立てない視野の狭い専制主義国家なのだ・・・。