温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2021 3週間も早い梅雨入り

2021-05-16 19:52:27 | 盆栽教室
盆栽にとっては、水分は命。
特に、夏場の熱い時期は、朝と晩の水やりが大事。

1回でも怠ると、特に小鉢の素材は鉢が熱くなり、中の土の水分がなくなるので、根の先端が痛む。
こうなると、枯れ始める。

これが、中品盆栽以上の大きさの盆栽ででも、鉢を置く場所の風通し、日照の具合によっては、一発で枯れてくる。

こんな水やりには気を遣うが、一方、梅雨の時期は、水分が多めにあることでの逆の心配が多くなる。
まずは、湿気と鉢の中の豊富な水の関係で、かえって植物の病原菌が発生し易く、うどん粉病とか、根腐れ病とかが発生しやすい。

とはいっても、育てなければならない。
そして、昨日、東海地方に梅雨入りの宣言。

例年と比べ3週間ほども早いようだ。
そうなると、水不足の心配よりは、水分加供給による病気まん延を気を付けなければならない。
また、今盆栽は、1年で最も成長する時期を迎えている。

そんな成長盛んな素材に、梅雨の降雨を余分に与えれば、いわゆる、盆栽では忌みの「徒長枝」が増えてくる。
徒長枝とは、枝が全体の枝の成長よりもすーっと長く伸び樹形を悪くする、剪定のまずは切り除く枝。

盆栽を手掛けるだれもが、この徒長枝の剪定をまず基本とする。

早めに梅雨に入り、これから体調の管理と盆栽の管理が、また一つの目標となる。
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2021 今週の審判(5月第3週)No2

2021-05-16 07:15:07 | 野球審判活動
今日は、相良・牧之原中学合同チームの練習試合。
相手は和田と東益津の合同チーム。

合同チーム同士の対戦を見るにつけ、なんで中学野球がこんなにもメンバーがいなく、衰退しているのかと驚きを隠せない。
私の中学時代のころと比べることは時代錯誤かもしれないが、あまりにも中学生の野球人口の激減に、時代の変化を感じる。

私の中学は、静岡市の大里中学。
私が在校の時1学年14クラス、当時日本一のマンモス中学とも紹介された。
だから、各部活の人数も、もちろんレギュラーの定員の数倍もの部員をかかえていた。

中でも、その当時は野球が盛んで、野球部員など、ピンからキリまで、もちろん新入生から3年までだが、とにかく大勢50人以上を下らないほどの人数だったと記憶する。
その時、昔の静岡県中学選抜SBS杯の第1回目の優勝校となった。

そんな過去の野球盛隆の時と今を比較することはできないが、それにしても、グラウンドにあふれんばかりのおびただしい野球部員を見ている私としては、今の中学野球事情は、なんともさみしい思いだ・・・。

とはいっても、野球にとどまらず、今も中学生は好きな部活に入り、楽しい中学生活を送る。
そんな環境を継続することは、少子化を迎えた今時のスポーツ界の悩む課題でもある。

楽しむ子どもたちに、人数が足りなく試合ができないとか、相手チームがいないなどとの事情で悲しい思いをさせたくない。
そんな事情から、野球も合同チームが出来上がる。

こんな試練の実情に対して、審判員として何ができるかわからない。
小学生の学童チームへの勧誘など、底辺の拡大が必要だが、もうそこは、サッカーに先を越される。

このブログでたびたび述べているが、サッカーは、幼児の時からボールけりができる。
一方、野球は、ボールを投げることは幼児でもできるが、その球を受ける、その球を打つという身体的技能は、まだまだ先、おそらく小学校に進んだ以降にようやく可能となる。

特に、静岡県はサッカーが盛ん、そこの最初の体験の年齢差で子どもの野球人口が減っている。

野球審判員として、こんな状況下で何ができるか・・・、何もできない。
できることは、しっかりとしたジャッジ。

審判のジャッジミスで子どもたちに不信な、不快な思いをさせてはならない。
野球をつまらなくさせるような審判なら、審判員としての資格はない。

プレーヤーが野球を楽しむしっかりとしたジャッジをすることで、学童、中学、高校、社会人、そしてとどのつまり、還暦になってまでも野球を楽しんでくれる環境づくりにつながればいいのだが、さすがにそれは、高望みか・・・。

今雨がぽつりぽつりと降っているが、この様子だと、少しの雨でも練習試合をやりそうだ。
さあぼちぼち準備しなければ・・・。



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