温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2014今週の審判(4月第3週)No5

2014-04-21 07:07:08 | 野球審判活動

昨日は、相良中学の練習試合。
岡部中学と三ケ日中学が来ての3試合の第1試合。
それにしても、前の日よりさらに寒く、グラウンドコートを着て球審をしたいほど。
しかし、選手は普段通りのユニフォームなので、こちらも見栄を張り(!?)普段のユニフォームで。
相良中学対岡部中学の試合は、両チーム得点圏まではランナーを進めるが、決定的なヒットがなく、0対0で引き分け。
特に惜しかったのは、最終回裏相良中学の攻撃でMORI克ご子女がフォアボールを選び、次もフォアでノーアウトランナー1、2塁。
絶好の得点チャンスであったが、2塁ランナーのご子女が痛恨の牽制アウト。
再三牽制をもらって、ピッチャーは刺したがっていた。
今後の反省になるだろう。
ところで、一昨日も話したが、学童、中学、高校、社会人の試合数に比べ、審判員の数が少ない。また、審判員確保の課題を述べたら、おそらく審判員の方からコメントが寄せられた。
「若手が審判に興味を持たない現実...と思っていませんか?
興味を持つ若手がいることはあります。
きっかけはプロ野球の審判、いざ、審判してみると型にはまって自由にやらせてもらえないことでなかなか若手がアマチュア審判ないのでは?
実際,基本のメカニックができて、プレーに適したメカニックがカッコよくできます、その基本【正しい目の使い方、プレーを見る位置、アジャスト】を的確に伝えられる審判がどれだけいるか?ではないでしょうか?
実際、「プロの審判みたいにやりたいです!」と何人か後輩から問い合わせがきますが、ギャップがありすぎて見学の段階でやめてしまう人が多いです。
アマチュアの審判をみて「かっこいい!!」なんて思う人は稀です。
抗議の対応ができなくてタジタジの審判や、判定に文句言われても知らん顔している審判を見て、「おれも審判やりたい!」とは思わないですよね...
敷田さんの卍や、牧田さんの見逃し三振のメカニック、横出しのストライク...これに憧れる学生は意外と多いです。最初は自由にやってもらって、失敗して、なんで失敗したか?を理解してもらい、基本を教えてできたらまた自由に戻してあげた方がいいんじゃないかなーなんて思っています。
どう考えても現状のままでは若手を増やすことは難しいです。
とある中学生に講習会で「ここで審判やりたいと思う?」と聞いたら「えっ,絶対嫌です!ここでまで怒られて文句言われて僕には無理です!」
この壁は審判サイドからできているのではないでしょうか?」

なかなか審判事情に明るい方。
プロの審判との比較からのアマ審判に対する魅力がないことで、後進が育たないとの意見のようだ。
審判員の底辺の拡大は、いろいろな角度からの考察が必要。
ご意見も一つの考察として参考にさせていただきます。
ただ、最後の講習会での生の(!?)声は、過去にはあったと思います(特に私としがない印刷屋などは、動きが悪く叱られたほうなので。)が、叱っても審判員は伸びないことは十分指導者も分かっていますので、今はマイクでしかりながらの講習会は(社会人野球審判の講習会ではあったようですが。)ないと思いますが・・・。

コメント
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