今日のAGCテクノグラス強化試合第1試合は、組み合わせが変更されて、AGCとG-MAX(横浜)。
球審NAGAI、1塁MASU田、3塁温故の3人制で行った。
それにしても桜も散り春本番の時期だが、曇り空で風が冷たくジャンバーを着ての審判となった。
AGCの対戦相手G-MAXは、私の記録では平成20年に一度来ていて、その時のAGCとの対戦は、0対0の引き分けだった。
球審温故、1塁OOISHI芳、3塁OOHASHIとなっている。
今日試合前の情報では、G-MAXという会社の企業チームのようだが、社員以外に補強選手もいるようだ。
また、先発は元ロッテで投げていたということで、やはりブルペンにいるときから、鋭い投球でオ~ラを感じさせていた。
ところが、初回のAGCの攻撃でキャッチャーとショートのエラーがらみで2点を献上。
その後もタイムリーで1点失点し、一方打線はAGCエースに完封されてしまったので、結果3対0でAGCテクノグラスの勝利。
今日の試合は、G-MAXの失策とはいえ、AGCのタイムリー、守備のファインプレーなど、攻撃、守備のバランスが良かったことが一番の勝因だったと感じる。
ところで、しがない印刷屋が心配していた審判事情の話が、AGCの本部席でも話題になり、とにかく中学の練習試合に審判をつけられない状況。
特に、明日の20日日曜日の相良中学、また牧之原中学の練習試合は父兄任せ。
実は、明日は静波海岸の清掃ボランティアで、半分仕事柄と考え、そちらを優先していた。
しかし、あの熱血MORI克氏のご子女がいる相良中学に審判を派遣することができないとなると、後々MORI克氏に大目玉を食らいそうなので、海岸ボランティアは失礼させてもらって、相良中学へ。
でも、考えてみれば、野球審判員も、自分が好きでやっている趣味とはいえ、半日を、あるいは終日を寒い日、暑い日、雨が降る中、炎天下の中にかかわらずジャッジする。しかも後継者不足で数試合掛け持ち。
報酬をもらっているとはいえ、審判料は1試合2500円。
案外野球審判もボランティアと考えれば、明日海岸清掃にいくのも相良中学野球審判にいくのも同じことか・・・。
とにかく、大変厳しい榛南支部審判部の審判事情である。
しがない印刷屋審判員からコメント。
「人のあら探しをしている状況ではない。
完全に需要と供給が壊れている。
そう審判員の数が明らかに少ない!
今日の割り振りも中学にはふることが出来ずに父兄で対応となった。
中々若い人もこの世界には入って来ないのが現状。
となると、仕組みを変えていくことも考えなくてはならない。
温故氏と二者会談を居酒屋で開くか!」
だいぶ怒りにも近い心境の吐露。
そういえば、今日19日の試合は、榛原、相良高校定期戦12ベース、信用金庫大会2ベース、AGC強化試合9ベース、吉田中学3ベースと、計26ベース。
これに対し、都合つく審判は、14人。
一人最低2試合は必要。
しかも私のように午後は都合つかないものもいるとなると、空きが出てくる。
そのしわ寄せが、吉田中学となってしまったのか・・・。
審判員の確保の問題は、奥が深い。
ただ、以前から言っているように、せっかく子どもが学童の時に親が取得した審判ライセンスだが、子どもが中学になると続けてやる親がいなくなり、ライセンスが無効となる。
この辺りの継続の仕組み、あるいは継続の楽しさがポイントとなるように思うのだが・・・。
二者会談、いいでしょう。
ゴールデンウィークの期間中で集合に。