今年もシクラメンが花を咲かせた。
巷では、シクラメンはとっくにきれいな花を咲かせ、売られたりしているが、こちらは自然育成。
特に生育のために暖かく保温するでもなく、単に週に１、２回水をくれるだけ。
したがって、今の開花がシクラメン本来の開花時期ではないのか。
このシクラメンは、２００７年の暮れに買ってきたので、もう３年になる。
こんな市販されているものでも、数年育つのだ。
そういえば、３年前に買ってきたシクラメンは２種類。
花の色は違うが、その休眠期の状態が違うことに気がついた。
今あるシクラメンは、春後半から秋口までの休眠期、全ての葉が落ち、またその間全く水をくれない品種。
一方のシクラメンは、休眠期でも若干の葉が残り、したがって、わずかながらの水分補給が時々必要な品種。
しかし、私の経験では、この葉を残す品種は、せいぜい２、３年が寿命ではないかと思う。
実際２年目はなんとか花を咲かせたが、今年３年目は、球根自体に力がなくなり、朽ちてしまった。
育て方にもよると思うが、葉が全くなくなる方の品種は、全く手がかからず元気がいい。
また、種をつけその子供たちが次の開花を目指している。
たまたま葉の色で二つのシクラメンを購入したが、こんな違いがあることも知った。
【写真：今年３年目のシクラメン】
【写真：昨年種をまいて育てた子どもシクラメン】
【写真：今年の子ども】
