田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ロッキー(ROCKY)

2014年11月24日 08時39分15秒 | 日記
 

 

 

 世界ヘビー級チャンピオンの黒人ボクサー、アポロ・クリード(カール・ウェザース)が話題作りのため、無名選手と戦うことを宣言した。指名されたのは、ボクシングだけでは生活できずに、高利貸しの取立バイトで日銭を稼いでいた三流ボクサーのロッキー・バルボア(シルヴェスター・スタローン)。かくして親友の妹にして恋人のエイドリアン(タリア・シャイア)やトレーナーたちに支えられながら、ロッキーの過酷なトレーニングが始まった。勝利するのは、チャンピオンか、それともロッキーか?!(午前10時の映画祭ウェブより)

 

 

言わずと知れた過去の名作。「5」しか見てない私は、「1」はこれが初鑑賞。映画ヲタクのくせに、いままで無視して来てしまってたバカ者です。なんかね、あまりにポピュラーすぎて、テーマソングも知ってるし、内容まで見たような気になってたのでした。

ロッキーは、下町に住むなんてことのない男です。でも、自分の分をわきまえていて、過ぎたことを望むでもなく、それ相応に生きれればいいと思っている男で、女性もゴージャスではない、地味目の女に好感を持っています。情にも厚く、このまま埋もれるにはもったいない男かもしれません。

そんな中、ボクシングジムのコーチがいつもきつく当たるので「どうしていつもそんななんだ」とスタローンが尋ねるシーンがあります。すると年輩のコーチは乱暴に言い放ちます。「才能があるのに、それがわからず浪費しているからだよ!」と。

それでも「今さら」と、一発奮起することもなく暮らしていると、チャンピオンのアポロから「対戦相手に」とお声がかかります。どうやら、負け犬っぽいのと「イタリアの種馬」という愛称が気に入ったようです。チャンピオンはチャリティのつもりだったようです。

最初は驚いたロッキーも、なんだかんだとやる気を出して、やがてがっつり鍛えて向かって行くと、油断していたチャンピオンと互角に戦えてしまった・・・そんなお話です。

みんなが何かの時に、どうして「エイドリア~ン」と叫ぶのか、やっと理解しました(笑)。

しかし「映画は生き物」ですから、やっぱり当時に見るとものすごく感動したんでしょうね。今だと、つい冷静に見てしまいます。例えば、例のテーマソングがかかって、走っていたロッキーが両手を突き上げるところ。今まで”勝ったから喜んでる”とばかり思っていたのですが、試合の前日じゃないですか。「な~んだ。まだ勝ったわけでもないのにその気になってたわけか」などと醒めた考えが頭をかすめてしまいました。失礼ですよね、私。

ともかく、やっぱり「映画は生き物」と再確認した次第です。いや、もちろん、映画は名作だと思いますけれどね。

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